中種を使う本格的なシュトーレン。といっても、手順はさほど難しくありません!中種を使うことで劣化が遅くなるので長期保存に向きます。数日寝かして、表面にバターの黄色い染みがたくさん浮かんできたら食べ頃です。
*好みの漬け込みフルーツを使用する場合は、たくさんの洋酒で漬け込むと生地がべとついて扱いづらいです。フルーツ200~250gに対して洋酒大さじ3~4程度が良いと思います。
*手順や分量を見直しました。(2014/11/26)
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【中種を作る】牛乳をひと肌程度に温め、イーストに少しずつ加えながら溶きのばしていく。ボウルに準強力粉を入れ、イースト液を入れてヘラでひとまとめにする。台の上に出し、生地がつながるまで2~3分叩き捏ねする。温かい場所で2倍程度にふくらむまで発酵させる。(目安:30℃/30分)
【本捏ね】・アーモンドをローストし、粗く刻んでおく。・洋酒漬けドライフルーツの水分をキッチンペーパー等で吸い取っておく。・練り込み用バターを室温に戻しておく。・〇印の牛乳を人肌程度に温め、○印の耐糖性イーストを入れてよく溶かしてイースト液を作っておく。
ボウルに準強力粉、きび砂糖、塩、シナモンを入れて軽く混ぜる。続いて卵黄、イースト液、細かくちぎった中種を加えて、カードで切り込むようにして生地と中種を混ぜていく。
練り込み用バターも加えてさらに切り混ぜていく。全体がなじんだらひとまとめにし、台の上に取り出す。5分ほど捏ねて、まだ生地がぼそぼそしている状態で捏ねあがり。
生地を広げてドライフルーツとアーモンドを乗せ、折りたたむようにして包む。カードで半分に切って重ねてまた広げてを繰り返し、まんべんなくなじんだらボウルに戻す。
温かい場所でひと回り大きくなるまで発酵させる。(目安:30℃/45分) 三等分して、軽く丸めてベンチタイムを20分とる。
手で直径15cmくらいに丸く押し広げる。折り返す部分を麺棒で軽く押さえて筋をつけ、下の部分が少しはみ出るように折りたたむ。軽く押してなじませる。※焦げやすいので、ドライフルーツがあまり表面に出ないように成形してください。
温かいところで少しふっくらするまで発酵させる。(目安:30℃/45分)
180度に予熱しておいたオーブンで25~30分、しっかり色づくまで焼成。※焼成温度、時間は調整してください。 焼いている間に上塗り用バターを溶かしておく。焼き上がったらすぐに溶かしたバターを刷毛でたっぷり塗っていく。このとき底にたまった白い沈殿物はさけ、上澄みのみを塗る。
仕上げ用のきび砂糖とシナモンをビニール袋入れて、粗熱が取れたシュトーレンにまぶす。※折れやすいので注意しながらまぶしてください。
完全に冷めたらフィルムの上に乗せ、粉糖を茶こしでたっぷりふりかける。
フィルムで包んでリボンで結べば完成!
3,4日寝かせてしっかりなじんでから食べるのがおススメです。冷蔵庫の野菜室等に入れておけば、長期保存が可能です。
数量:小さめ3本分
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「シュトーレン」kaiko
© 2006 cotta Co., Ltd.
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