ロールケーキ天板で生地を2枚焼いて、スクエアケーキに小さなホールケーキを乗せたエンゲージケーキです。お誕生日や記念日にも。
下準備
1.ロール天板に敷き紙(更紙など)を敷いておく
2.卵は室温にもどしておく
3.牛乳とバターは同じ容器に入れて温めておく
4.薄力粉はふるっておく
5.オーブンは200度に余熱しておく
3の卵の泡立てをしっかりと泡立て、最後の低速泡立てでキメを整えることと、粉を加えてからバターと牛乳を加えたあとしっかり混ぜ合わせることがキメ細かな生地を作るポイントです。大きなケーキなので冷蔵庫1段分の余裕スペースを開けてから作ってくださいね。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
画像のように四隅に切込みを入れて天板よりも高さをつけて、ロール天板に敷き紙(更紙など)をきっちりつめて敷いておく。
※ロールケーキ天板外寸28cm×38cm
【ロールケーキ生地を作る】室温に戻しておいた全卵をボウルに入れときほぐし、上白糖と水あめを加え湯煎にかけて夏場は36度くらい、冬場は38度〜40度くらいになるまでハンドミキサーの低速で泡立てる。人肌になったら湯煎から外し、高速で泡立てる。
ハンドミキサーの高速で泡立てて、もったりと白っぽくなりハンドミキサーの羽からゆらゆらと生地が落ちてつまようじがひとり立ちできるくらいになったら低速で同じ場所を10秒くらいずつ泡立て、ボウルを反時計まわりに回しながら1周ほど生地のキメを整える。ここまででおよそ8分〜10分ほどかかる。
ふるっておいた薄力粉を全体に散らすように再度ふるいながら入れ、ボウルの底から生地をすくうようにボウルを反時計回りに15度ずつくらい回しながら粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
粉気がなくなり、しっかり混ざったら一緒に温めておいたバターと牛乳の容器に4の生地の一部を入れて混ぜあわせ、再び残りの4に戻し入れて生地がつやっぽくなるまでよく混ぜ合わせる。
1で準備した天板に5の生地を流し、カードなどを使って表面を平にならし、天板をもって、底を軽くトントンとたたき大きな気泡を消し、200度に余熱したオーブンを190度に下げ、14分ほど焼く。
焼きあがったかの目安は指で軽く押してみて、弾力を感じたら焼けています。オーブンから出したら型からすぐに出し、型紙をはずして荒熱を取る。
2枚のロールケーキ生地を半分(23×16程度)にカットし、4枚カットされたものができる。そのうち1枚を使って商品コード072015のパテ抜きの一番大きなサイズ9.8を使って丸型2枚くりぬきく。画像のようなパーツを作る。
生クリームをはじめは300gと練乳60gをボウルに入れ、氷水をはったボウルに底をあてて冷やしながら画像のように7分立てに泡立てる。
初めに上に乗せる小さなホールケーキのデコレーションをする。回転台に丸の生地を置き、9の生クリームを適量伸ばし、イチゴの半分にカットしたものを乗せる。
10にさらにクリームを置いて伸ばす。
11に残りの丸型の生地を乗せて上からクリームをたっぷりと置き、上のクリームをパレットナイフで伸ばし、さらに側面にもクリームをパレットナイフでつけてならしていく。全体にナッペが終わったらケーキの底にパレットナイフを差し込み底にたまった余分なクリームを取り去る。
最後に上面にはみだした部分をパレットナイフでケーキの中心に向かってクリームを数回にわけてならす。その際パレットナイフでならす度にクリームをキッチンペーパーなどで拭きとり、綺麗なパレットナイフで常にならしていく。ここで一旦冷蔵庫へ入れる。
次にスクエア型ケーキの1段目を置き、9のクリームを適量置き、パレットナイフで全面に塗っていく。※ここではイチゴは挟まない。ここから移動が難しいので盛り付けるお皿の上でナッペをする。私は大きなお皿がなかったので100均の新しい半透明まな板に乗せてナッペしています。
14の上に2段目の生地を置く。
15の上に9のクリームをパレットナイフでならしイチゴの半分カットを置く。
16の上に9のクリームを置きパレットナイフでイチゴが隠れるくらいにならす。
※この辺でクリームが足りなくなったらまた200g~300g程度ずつ泡立てる。100gにつき練乳は20gです。
一度に泡立てるとぼそぼそしてくるため
17の上に3段目の生地を乗せる。
18の上にたっぷりとクリーム置き、トップをパレットナイフでならした後、サイドにもクリームを塗り、パレットナイフでナッペする。この時何度もナッペするとぼそぼそになるので、工程21で上段、下段あたりにデコレーションするのでその部分は多少きれいにできなくても大丈夫です。
サイドがナッペできたら、トップにはみ出た部分をパレットナイフをケーキの外側から内側に向かってならす。ならした都度パレットナイフについたクリームをキッチンペーパーでふき取る。ここまでできたら一旦冷蔵庫でクリームが落ち着くまで30分ほど入れておく。
20の上に13の小さなホールケーキを置き、次に商品コード088684の口金10切#8をつけた絞り袋に8分立てにしたクリームを入れ上下の画像の部分に絞っていく。クリームは足りなくなったらその都度足して泡立てる。※8分立てとはホイッパーですくったクリームの先が少し折れるくらいの角が立つくらいです。
あとはお好みの位置にイチゴやフルーツを配置したり、次から紹介するマジパンなどを飾る。
【飾りのハートのチョコを作る】
コーティングチョコレートのを小さ目のボウルに入れて、50度~60度くらいのお湯を張ったボウルに重ねて溶かす。
天板を裏側にしてOPPシートが滑らないように軽く濡らしたタオルで拭いてOPPシートを置いて、チョコをパレットナイフでならし、一旦冷蔵庫で2分ほど冷やし、少し固まったらハートのクッキー型で跡をつける。また丸型でマジパン人形の土台を作るのに跡をつけ再び冷蔵庫で5分ほど冷やし固まったらハートや丸を抜く。
24に同じく溶かしたコーティングチョコスイートをコルネに入れてお好みの文字を描く。
【マジパン人形を作る】
ボウルに一緒にふるった粉糖、アーモンドプードル、水を入れてヘラでよく混ぜる。粘土くらいの固さが目安です。柔らかい場合は粉糖を足し、固い場合は水を足す。
適量を取り、ウィルトンのカラーを爪楊枝で少量取り、マジパンに色を付ける。
必要なカラーを一度に作って乾燥しないようにラップで包む。
顔を作る。マジパンスティックなどがあれば便利です。目の部分を丸いスティックでくぼませる。
くぼませた部分に色を付けていないマジパンで瞳の白い部分と黒で黒い部分、鼻をつける。
マジパンスティックの細いもので耳あたりに穴をあけ、肌色のしずく型を耳の穴に刺して取れにくくして耳をつける。
茶色のマジパンで髪の毛をつける。
胴体部分は倒れないように2頭身~3頭身くらいのサイズにして首部分は肌色で服で隠れる部分は色つけしていないマジパンを使いマジパンスティックの丸で頭を置く部分を凹ませる。ここまでできたらあとはお好みの洋服をお好みの色のマジパンを組み合わせて貼っていく。
まれのエンゲージケーキで登場した主なマジパンのできあがり。ケーキに乗せる際は24で作った丸いチョコをケーキに置いて、その上にマジパン人形を置きます。
数量:スクエアケーキ1台
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「朝ドラまれの「エンゲージケーキ」のおうちアレンジ」あいりおー
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