カカオ64%の香り高いチョコレートムースの中にキャラメルクリームを入れた濃厚ムースです。
a=ジェノワーズ
・オーブンは180度に余熱しておく。
・全卵は室温に出しておく。
・材料aのバター、牛乳は同じ容器に入れ温めておく。
・aの薄力粉とココアは一緒にふるっておく。
b=キャラメルクリーム
c=チョコレートムース
d=グラサージュショコラ
e=飾り用チョコレート
グラサージュで綺麗にコーティングするには必ずムースは凍った状態で、グラサージュは30度くらいのぬるいくらいで使います。使いまわしていくうちに冷えて濃度が高くなるので、とろみがつきすぎた場合はレンジで少しだけ加熱して使います。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
【ジェノワーズを作る】
aの全卵をボウルに入れときほぐし、上白糖、水あめを加え湯煎にかけて36度~38度くらいの人肌になるまでハンドミキサーの低速で泡立てる。人肌になったら湯煎から外し、高速で泡立てる。
ハンドミキサーの高速で泡立てて、もったりと白っぽくなりハンドミキサーの羽からゆらゆらと生地が落ちてつまようじがひとり立ちできるくらいになったら低速で同じ場所を10秒くらいずつ泡立て、ボウルを反時計まわりに回しながら1周ほど生地のキメを整える。ここまででおよそ8分〜10分ほどかかる。
一緒にふるっておいたaの薄力粉、ココアを全体に散らすように2に再度ふるいながら入れ、ボウルの底から生地をすくうようにボウルを反時計回りに15度ずつくらい回しながら粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
粉気がなくなり、しっかり混ざったら一緒に温めておいたaのバターと牛乳の容器に3の生地の一部を入れて混ぜあわせ、再び残りの3に戻し入れて生地がつやっぽくなるまでよく混ぜ合わせる。
4の生地を型に流し入れ、底をトントンと軽く叩き余分な空気を抜いて余熱していたオーブンを160度に下げ30分〜33分ほど焼く。※焼き時間、温度はご家庭のオーブンに合わせて調整してください。
焼きあがったら20cmほどの高さから型ごと台に落とし、焼き縮みを防止して、粗熱が取れるまで天地さかさまにしておき、粗熱が取れたら元の状態に戻す。
【キャラメルクリームを作る】
小鍋にbの水と細目グラニュー糖を入れて中火で茶色いカラメルのいい香りがするまで火にかける。後半一気に色つくので焦がさないように注意してくださいね。
温めた生クリームを入れる。噴きこぼれそうになるので2回くらいに分けて注意して加えてくださいね。これを茶こしで濾しておく。冷めたら商品コード051798の丸口金をつけた絞り袋に入れて冷蔵庫に入れておく。
【チョコレートムースを作る】
cの粉ゼラチン用水を小さな容器に入れ、粉ゼラチンを振り入れ10分ほどふやかす。
ボウルにcの細目グラニュー糖と卵黄を入れてよくすり混ぜる。
小鍋にcの牛乳を入れて鍋の周りがフツフツと沸いたら火を止め、10に入れてよく混ぜ合わせる。
11を再び小鍋に濾しながら戻しいれ、火にかけとろみがつき82度になったら火を止める。少し温度が下がったら9のふやかしたゼラチンを入れて溶かし混ぜる。ゼラチンが溶けたらボウルに濾しておく。荒熱が取れる程度に冷やしておきます。
cのチョコレートをボウルに入れて50度くらいの湯煎で溶かし⒓のバニラベースを2回くらいに分けてその都度よく混ぜ合わせる。※この時15のバニラベースが冷えて固まってしまっていたら、10秒単位でレンジで少し溶かし、もとのとろみくらいに戻す。
ボウルにcの生クリームを入れ、ハンドミキサーで6分立てのゆるめに泡立て、13に2回くらいに分けてその都度混ぜ合わせる。口金をつけない絞り袋にいれておく
6で焼いて冷ましておいたジェノワーズを商品コード076388の1cmのルーラーを使ってスライスする。4個分では1枚しか使わないので、残りはデコレーションケーキに使ったり、冷凍もできます。
商品コード088854の三角セルクルに片方にラップをかぶせ、輪ゴムで止める
15のスライスしたジェノワーズ1枚を画像のように大=6.5cm×3.5cm、小=3.5cm×2.5cmの大きさにカットする。小の方には6で作ったキャラメルクリームを画像のようにジェノワーズ全面に絞り出し、冷凍庫で冷やし固める。
16で準備した型にまずは14でできたチョコレートムースを底から1cmほど絞り、次に17でカットした大の方のジェノワーズを画像のように入れる。この時裏面にジェノワーズが見えないように入れる。またチョコレートムースを少し型に入れ、型の側面にスプーンでこすりつけるように側面を埋める。
18に17でキャラメルクリームをつけて冷凍した生地を画像のように真ん中あたりに入れる。
19の隙間にチョコレートムースを入れて表面をカードやパレットナイフでなめらかにする。この三角形の型1個当たり60g程度のチョコレートムース使用量が目安です。
この状態で冷凍庫で3時間ほど完全に凍らせます。
【グラサージュショコラを作る】
dのゼラチンと水を9と同じように10分ふやかす。ふやけたら小鍋にdの生クリーム、水、細目グラニュー糖、ココアを入れてホイッパーで良く混ぜる。
21を中火にかけホイッパーで混ぜながらよくとかし、沸いてきたらとろみがつくまで煮詰める。温度目安は103度です。
煮詰め具合はお皿に落としたときに、べちゃーっと広がらず、丸く形を保てるくらいです。煮詰めすぎてもかけるときに流れないのでとろっとしてて、サラサラではない状態。
23を火からおろし、水あめを加え、21でふやかしておいたゼラチンを余熱で溶かし、茶こしで濾して荒熱を取る。ここで冷やしすぎると固まるので30度くらいのぬるいくらいで大丈夫です。
【デコレーション用チョコレートを作る】
コーティングチョコレートをボウルに入れ、50度くらいのお湯を入れたボウルにチョコレートが入ったボウルの底を重ね溶かす。溶けたらステンレス板を濡れたタオルで拭いてOPPシートをくっつけ、溶かしたチョコレートを画像のように伸ばす。ミルクチョコレートも同様にする。
25を冷蔵庫で1分ほど冷やし表面を固めたらスイートチョコレートは底辺8cm、高さ7・5cmの三角形にピザカッターなどで跡をつける。ミルクチョコレートは底辺4cm、高さ3.5cmに同様にピザカッターで跡をつける。再び冷蔵庫で2分ほど冷やし固めたら三角形を取り出す。
大の三角形の上に小の三角形を余ったコーティングチョコを接着剤代わりにくっつける。これを8個作る。余裕があれば、1枚ほど割れた時用に予備を作っておくと安心です。
【仕上げをする】
凍った20を外す準備をする。紙のケーキトレーなどを型の一回り小さくカットし、型よりも直径が小さな高さのあるグラスなどを準備する
型よりも直径の小さなショットグラスなどの上に28で作った土台を置き、20の凍ったムースのラップを外して乗せる。レンジ600wで30秒くらい温めた濡らした布巾を型に巻き付け10秒~たったら型を少し下に下げて動いたらそのまま下へ下げるて外す
ボウルの上に網を置き、その上にジェノワーズが底になるように29の外したムースを乗せ、24のグラサージュをかける。
三角形の部分はチョコレートをくっつけるのであまりかかっていなくてもOKです。写真からわかるように三角形じゃない部分は綺麗にかかるようにします。1個かけるごとにもとのボウルにグラサージュを戻す。コーティングできたら、商品コード069932のようなパレットナイフを2本両側から刺しこんで外す。
全てコーティングできたら27で作ったチョコ細工を両面にくっつけ商品コード003914 のケーキトレーに乗せる。
ジェノワーズとキャラメルクリームは作りやすい分量で作っているので余ります。余ったジェノワーズは冷凍してレシピID7721、7656、7619、7582で使ったりしてくださいね。キャラメルクリームはパンに塗ったりしても美味しいですよ。
カット面はこんな感じです。
数量:三角型4個分
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「朝ドラまれの「フィエルテ」のおうちアレンジ」あいりおー
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