柚子ピールをたっぷり練り込んだパン生地で、マロンペーストと渋皮煮をサンドし、ねじります。
成形も楽しく、独特のひきも加わって、ふんわりだけど食感も楽しめる、秋の菓子パンです。
柚子を加えると生地がべたつきますが、必ずなじむので頑張ってこねてくさだい。柚子がなければ、風味は変わりますが、オレンジピールでも美味しいです。成形時、生地を持ち上げると重みで伸びて、薄く細くなるので、なるべく天板に置いたまま、ねじります。柚子なしのプレーン生地に、マロンペーストを塗ってチョコ、あるいはドライいちじくを散らしても美味しいです。
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Aの材料をHBに入れて、生地づくりコーススタート。5分後に無塩バターを入れる。こねが止まったら、生地をボウルにだし、平らに広げ、柚子ピールを広げてのせる。カードで半分に切って、片方を、もう片方に裏返さずにのせる。生地を平らにならしてカードで半分に切って、また片方を重ねる。何度かくり返し、層にする。
切ってはのせる、を3~4回繰り返したら、柚子がなじむまでやさしくこねる。強くこねると柚子から水分が出て生地がべたつくので、柚子をつぶさないように意識して。キレイに混ざったら、丸めてボウルに入れ(あるいはスイッチが入ったままのパンケースに戻しても)、1次発酵開始。
発酵の間に、Bを混ぜ合わせて、マロンペーストを作る。硬いペーストに、一気に牛乳を入れると混ざらないので、牛乳は少しずつ入れて、その都度、練り合わせる。栗の渋皮煮は1センチ角に切っておく。
1次発酵が済んだ生地を、とじ目を上にして台に出し、手でガスを抜いてから麺棒で22×35センチの四角に伸ばす。手前半分に、Bのやわらかく練ったマロンペーストを塗る。手前だけ1センチ塗り残すが、両端は端っこまで塗ってよい。栗の渋皮煮を散らす。
向こうから手前に半分にたたみ、上から押さえて密着させる。両端はまっすぐにそろえたいので切り落とす。カードで縦5本に切る。半端の生地を出したくない場合は、角が丸く仕上がるが、両端を切り落とさず、6本に切ってもよい。
上下2センチほどを切り離さないように、真ん中に切り込みを1本入れる。
オーブンシートを敷いた天板の上に移し、天板の上で成形する。上端を、上から切り込みの中にくるりとくぐらせてねじる。下端も、くぐらせてねじる。
切り落とした端っこは、ひもを撚るようにねじって渦巻きにする。型があれば利用しても。温かいところで、2次発酵を取る。オーブンを200℃に予熱開始。
ひと回り大きくなって、指のあとが残るくらいになったら、200℃に温めたオーブンで11~13分ほど焼く。各オーブンによって調整する。
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「栗と柚子のツイストパン」takacoco
© 2006 cotta Co., Ltd.
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