春が待ち遠しい季節。温室育ちの苺たちが出回って春の使者のようですよね。苺は可愛い色や姿で楽しませてくれるけれど、それを利用して可愛いシューを作ってみました。中のクリームも本物の苺で作った苺クリームです。これは作り方が簡単。すぐに出来て、春いっぱいの風味なのが、うれしいクリームになりました。
シューは、私の作り方は、フランス式。しっかりとしたシューを焼きあげるので、クリームを詰めて翌日でも、実においしいシュークリームを味わえます。反対に出来た日よりも翌日の方が、クリームとなじんでおいしい!中力粉を使いますが、ない場合は強力粉と薄力粉を半分ずつにして作ってください。そして、シューは冷凍室で保管することが出来ます。その時は2ヶ月を目安に使いきることがお勧め。方法は、全部焼き上げて、冷めてからきちんとラップなどで包んで冷凍用の保存バッグや密閉容器に入れて保存してください。使う時には、使う分だけ取り出して、自然解凍してすぐに使えることができます。
上にはフォンダンの代わりにおうちで出来る簡単アイシングを代用してみました。これもフォンダンと遜色がないばかりか、扱い方が初心者でも簡単。ツヤツヤと仕上がります。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
厚手の鍋に水、牛乳、塩、砂糖、そして切ったバターを入れて、中火にかける。木ベラでかき混ぜながら、沸騰する前にバターが完全に溶けるようにする。
これが沸騰したら、火からおろし、ふるっておいた中力粉をすべて一気に入れてかき混ぜる。
きれいに混ざったら、再び火にかけて、木べらで力強く混ぜ合わせながら、水分を飛ばす。60秒ちょっとぐらい。生地がひとまとめになって来て、鍋底に薄い小麦粉の膜が張って来たらOK。
出来上がった生地は透明感が出て来ているはずです。
これをボウルに開け替えて、卵を1個ずつ加えてよく混ぜ合わせる。
最初は混ぜるのが難しいが、だんだんとまとまって来る。2回目の卵を入れて、よく混ぜてから、3個目の卵は予めよく溶いてから、加えて行く。
出来上がりの生地はツヤがあって、こんなふうに粘りがあって伸びる。卵が3個では足りないときは、また溶き卵を作って少しずつ加えてちょうどよい生地を作る。
*** オーブンは220℃に予熱を入れておく。天板にシリコンシートか、ベーキングペーパーを敷く。
卵に水を少々加えてよく混ぜ合わせて卵液を作る。それとは別に水も用意しておく。丸金口をつけた(ここでは8番)絞り袋にシュー生地を詰める。
間隔をあけて天板の上に絞っていく。
絞った生地の上にハケで脇や下に卵液が垂れないように塗る。フォークを水につけて、ばってんに印をつける。生地の側面に垂れないように気を付ける。
軽く水を霧吹きで吹きかけて、温めておいたオーブンを200℃に下げて、そのまま10分ほど焼く。それから、180℃に下げてさらに20~30分ほど焼く。
シューは完全に中まで焼いて、水分を飛ばすことが必要です。焼きあがってないと、しぼむ原因になりますよ。
焼けたら網にとって冷ます。
色素以外の材料をボウルに入れてよく混ぜ合わせる。これに色素を少量ずつ入れて、好みのピンク色にする。このアイシングは固めがいいです。固くない場合は、ふるった粉砂糖を適宜、加える。
洗った苺のへたを取って小さく切り、バーミキサーかフープロでピュレ状にしておく。
これにクリームと砂糖を合わせて、ミキサーでツノが立つまで泡立てる。
冷めたシューの上の部分を切る。
その上のふたの部分にアイシングを乗せてスプーンの背で伸ばす。あんまりつけ過ぎると垂れて来るので注意。余分なアイシングはぬぐっておく。乾燥させる。
好みの金口をつけた絞り袋に苺クリームを入れて、下のシューに絞る。切った苺(分量外)を数個乗せて、さらにクリームを絞る。切った苺を乗せてアイシングのかかったふたをする。
水気をふいた切ったいちごをアイシングの上に乗せて出来上がり。
こんなふうにシューを重ねても、キュートに見えますよ。このトレ―には4個乗せてます。
切ってみると、苺クリームと苺で春の味。
ボックスに2個トレ―を入れる。
カバーをして付属の赤いバンドをつけて、SUハートパレードのリボンを十字にかけて蝶結びにする。
カーリングリボンをつけて蝶結びにして両方の先をハサミの刃でしごいてカールさせる。
これにケーキピックをつけてもかわいいです。
数量:《プチシュー約30個分(直径3cm程度)
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「苺クリームのプチ・シュー」panipopo
© 2006 cotta Co., Ltd.
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