桜の花の塩漬けを使って、きれいな色のムース仕立てにしてみました。コラボさせたのは、ホワイトチョコレート。桜のほんのりとした独特の味わいとかすかな塩味がホワイトチョコレートと不思議な味のハーモニーを創り出してます。
このムース、このまま食べてもいいけれど、実は他にも使い道がいくつか。例えば、ジェノワーズなどのスポンジケーキ生地に挟むクリームとしても使えるし、その場合は生クリーム+砂糖+キルシュで風味をつけて泡立てたシャンティイクリームでナッペして、上は苺や桜の花びらでデコしたら、春らしいデコレーションケーキに。私はこのムースを使って、ロールケーキを作ってみたら大好評。中には苺を巻きこむとまさしく春色+春味になりますよ。
今回のホワイトチョコ・ムースは、クレーム・アングレーズ仕立てにしてあります。こちらは作り慣れてなければ、温度計があると確実に失敗なく出来ます。桜の花を入れなければ普通のホワイトチョコ・ムース。なので、好きなように応用してみてくださいね。
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湯せんの準備をしておく。
クレームアングレーズを作る。ボウルに黄身と砂糖を入れてよく混ぜ合わせる。
小鍋に牛乳を入れて、中火で沸騰直前まで火を通す。これを黄身と砂糖のボウルに入れてよくかき混ぜる。混ぜ合わさったら濾して、また小鍋に戻す。
弱火よりもやや強めの火にかけて、木杓子で絶えずかき混ぜながら、クリームが少しもったりとするまで火を通す。くれぐれも沸騰させないこと!クレームアングレーズは82℃以上になると黄身が分離し始めるので、気をつけてね。木杓子にクリームがコーティングされたら出来上がり。よく分からないときには温度計を使うと便利です。82℃で火から下ろせばOK。
熱いうちにふやかしたゼラチンを入れて、よく混ぜ溶かす。
これに刻んだホワイトチョコレートを入れてよく混ぜ溶かす。ホワイトチョコレートが溶けない場合には、湯せんにかけてゆっくりと溶かすこと。
切った桜の花びらを入れてよく混ぜる。
キルシュを入れ混ぜて、冷蔵庫で少しもったりするまで、冷やす。
生クリームを7分立てぐらいに泡立てる。
冷たくもったりした桜とホワイトチョコのクリームに、2回に分けて泡立てた生クリームを入れて、混ぜ合わせる。最初は泡だて器でよく混ぜ合わせて、2回目はゴムベラでさっくりと空気を混ぜるような感じで、混ぜ合わせること。
器に入れて冷蔵庫で冷やし固める。
上に分量外の塩抜きした桜や苺をデコして出来上がり。
中はこんなふうに、ふんわりと軽いムースです。
箱に紙パッキンを適量入れて、ムースの器を置く。
ふたをする。
まずはピンク色のリボンで十文字に結ぶ。
桜のリボンを2重の輪にして、ピンク色のリボンの上に重ねて置く。これを縛って、リボンを結ぶ。
さらにハートの飾りをつけて、シールを貼って出来上がり。
数量:器6個分
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「桜のホワイトチョコ・ムース」panipopo
© 2006 cotta Co., Ltd.
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