ハロウィンの季節なので、ちょっとハロウィンのおもてなしに、すぐに出せるデザートケーキを作ってみました。デコは、もちろんハロウィン風で。パンプキンのお化けのイメージなので、ケーキピックと入れる容器もお化けに。
このスパイスかぼちゃ入りのショコラ・フォンダンは、外見もおばけのようにちゃんと胴の部分がくびれてます。それは中身がスプーンですくったときにダラリと流れ出すように焼くので、水分が残っている部分が膨れてちょっと焼けた部分がくびれます。
作り方は簡単だけれど、とってもキュートに演出できるので、ぜひハロウィンに作ってみてくださいね。それに味は、ばっちり美味しいです!!!万が一、焼き過ぎて、ダラリと生地が流れ出なくても、モイストなケーキはそれでも美味しいので大丈夫ですよ。
かぼちゃは坊ちゃんかぼちゃのようにほっくりとしたかぼちゃを選ぶのがコツです。またモンブラン型で絞り出したクリームは、かぼちゃ風味によく合うアプリコットピュレを入れて泡立ててますが、なかったら、代わりにラム酒を入れて泡立てても。缶詰のアプリコットをジューサーでピュレ状にしたものを混ぜてもOKです。
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・直径5cm程度(高さは4~5cm)のセルクルとベーキングペーパー
・湯せんの準備
まずはショコラ・フォンダンの生地を作る。
別のボウルに切ったチョコレートとバターを入れて、湯せんにかけて完全に溶かす。50℃以上にならないように気を付ける。溶けたら、湯せんから取り外し少し冷ましておく。湯せんはとっておく。
ボウルに卵を入れて泡だて器でほぐしてから、グラニュー糖を加えてよく混ぜ合わせる。このまま湯せんにかけて、卵がひと肌ぐらいに温まるまで泡だて器で混ぜる。湯せんから外して、ハンドミキサーでふんわりと筋が残るぐらいまで、混ぜる。
溶けたチョコレートとバターを少しずつ、泡立てた卵に入れて軽やかにゴムべらで混ぜていく。
ふるった粉類を少しずつ混ぜる。ゴムべらで切るように混ぜ入れるとよい。ダマになりやすいので、その時はゴムべらを側面にこすり付けるようにしてダマを混ぜるとよい。
出来上がった生地を別のボウルか容器に入れて、カバーをして冷蔵庫で最低1時間は寝かせる。
その間にかぼちゃのフィリングを作る。切ったかぼちゃを耐熱皿に乗せてラップをして柔らかくなるまで、電子レンジで加熱する。
これを粗くつぶして、熱いうちにバターと砂糖、スパイス類を入れてよく混ぜ合わせる。使うまで冷蔵庫で冷やしておく。
ベーキングペーパーをセルクルに合わせて、底の部分と側面に巻く大きさに切って、天板の上に写真のように乗せて、入れておく。
200℃でオーブンに予熱を入れておく。
寝かせておいた生地を10番の丸金口を付けた絞り袋に入れる。先端の金口にこうやって先の袋の部分を入れておくと、生地が出てこない。
袋を元に戻して、生地をセルクルの中に半分ぐらい絞る。
これにかぼちゃのフィリングを入れる。
上にセルクルの8分目ぐらいにさらに生地を絞る。
温めておいたオーブンで、10分程度焼く。上から触ってみて、まだ柔らか過ぎたら、あと少し焼く。オーブンによっても、焼き具合が違うので注意してください。
フォンダンとは、とろけ出すという意味なので、中は生焼けなのが正解です。
焼けたら、網に取って少し冷ます。熱いうちに気を付けながらセルクルを取って、ペーパーも取り除く。まだ温かいうちに供するのが普通で、こんなふうに粉砂糖を振って出す。
今回は、ハロウィンのデコをするので、完全に冷ます。
冷やしたボウルに生クリームを入れてハンドミキサーで少し泡立てる。ここにアプリコットピュレと砂糖を入れて8分立ちになるまで泡立てる。
このクリームをモンブラン用の金口を付けた絞り袋に入れて、ハロウィン用のケースにグルグルと絞り入れる。
ここにショコラ・フォンダンを入れて、上にも小さくクリームを絞り出す。
ケーキの上や周りに残ったかぼちゃのフィリングを飾る。ケーキピックを付けてパンプキンクリップをケースにつけて、出来上がり。
フォンダンの中は、こんなふうに半熟で、美味しさいっぱい。
数量:6人分
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「半熟お化けパンプキン・ショコラ・フォンダン」panipopo
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