卵黄が余ったら?そういうときには、迷わずクレーム・ブリュレを作って、おもてなしにどうぞ。クレーム・ブリュレは、フランス語で焦げたクリーム。つまり上の部分をトーチやバーナーなどで砂糖をかけてキャラメリゼさせて焦がすことから名前が付いたデザートです。
別に上をキャラメリゼしなくても、プリンと同じなので、そのままホィップした生クリームを乗せれば、また違った感じのデザートになりますよ。スプーンのように、カフェ味のラング・ド・シャを添えたら、これまたおしゃれな感じになるので、ぜひ作ってみてくださいね。
ラング・ド・シャとは、フランス語で猫の舌の意味。つまり猫の舌のような形をしているところから、そう呼ばれるサブレです。上に、小さなパール・ショコラを付けて焼いてみました。パール・ショコラがなければ、アーモンドダイスなどでも。
2品紹介しますが、どちらも作り方は、とっても簡単。クレーム・ブリュレの方は蒸し焼きしてから冷蔵庫で冷やす必要があるので、前日にでも作っておけばいいかもしれません。そして、お客様が来たときに、上をキャラメリゼさせるか、ホィップした生クリームでデコするかはお好みで。
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・天板に張るお湯(高さ2cmぐらいになるぐらい)
・オーブンは150℃で予熱を入れておく。
卵黄をボウルに入れて、泡だて器でほぐして砂糖をすぐに混ぜ合わせる。
鍋に生クリームと牛乳を入れて、沸騰直前まで温める。
卵黄のボウルにカフェ・エクストラを入れて、混ぜる。それから、温めた乳製品を注いでよく混ぜ合わせる。最後にカルアミルクを混ぜる。
器に注ぎ入れる前にクレーム液を濾すこと。生クリームを使っているので、泡が立っているので、表面の泡の部分をスプーンやキッチンペーパーで丁寧に取り除くとよい。等分に液体を容器に注ぐ。
深い天板かバットに器を入れて、お湯を2cm位張って、約20~25分程度蒸し焼きにする。
ゆすって、中央がほんのり揺れるぐらいが出来上がり。
粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。
このままホィップした生クリームでデコしても、あるいはトーチでキャラメリゼしてもOK。
キャラメリゼする場合は、十分な量のキビ砂糖を上にかける。あんまりかけすぎても、焦げる原因になるので、気を付けること。少ないと、キャラメルの部分が出来ずに黒くなるだけです。
こんなふうに適当な距離を取ってバーナーで焦がす。火を使うので、やけどや火事に気を付けてください。
こんなふうにクリーミィーな出来上がり。
・ベーキングマットを天板に敷いておく。
・オーブンは170℃に予熱を入れておく。
・6番サイズの丸金口を付けた絞り袋を準備しておく。
ボウルに柔らかくしたバターを入れてよく練っておく。
これにふるった粉砂糖を入れてよく混ぜ合わせる。
卵白を少しずつ入れて混ぜる。
ふるった粉類を一緒に入れて、さっくりと混ぜ合わせる。
最後にカフェ・エクストラを入れ混ぜる。
絞り袋に生地を入れて、間隔を広く開けて6~7cmぐらいの長さに絞る。
上にパール・ショコラをかけて温めておいたオーブンで10~13分程度(周りがうっすらと茶色になるぐらい)、焼く。
焼けたら、網にとって冷ます。
こんなふうに飾って、コーヒーのお共に出しても。保管は密閉容器に乾燥剤を入れておけば3週間は持ちます。
断面もさっくり。香ばしい美味しさ。
数量:4~5人分
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「カフェ・クレーム・ブリュレ&カフェ・ラング・ド・シャ」panipopo
© 2006 cotta Co., Ltd.
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