旬の柑橘系フルーツを使って、爽やかでさっぱりとした口当たりの冷菓を作ってみました。小さなカップで作ると見た目もキュートでプレゼントにも最適。だんだんと温かくなって冷たいものが食べたくなるシーズンに最適です。ムースもジュレも基本的に混ぜるだけの簡単なものを選びました。
ここではお菓子に使うフルーツの切り方も掲載します。こうやって切ると便利ですよ。そして残った房の残骸を絞るとたくさんの果汁が取れますので、これも使ってムースなどを作ると無駄になりません。ムースカップの底にも夏ミカンをしのばせてビタミンCたっぷりのデザートです。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
外皮を取り除いて上下のヘタの部分を果肉が見えるところまで切り落とす。白い皮の部分を夏ミカンのカーブに沿って、よく切れるナイフで落としていく。
きれいにむいたら、房の中にナイフを入れて、両脇から実を切り取る。
切った果肉を半分に切って、カップの底に置く。残った残骸の房をギュっと絞って果汁を取っておく。
小鍋に夏ミカン果汁と水、グラニュー糖を入れて沸騰直前まで混ぜながら温める。
ボウルに開け替えて60℃ぐらいに冷めたら、ふやかした粉ゼラチンを入れて混ぜ溶かす。
さらに温かいうちにサワークリームを入れて、泡だて器でよく混ぜ合わせる。冷蔵庫で少しとろみがつくまで、冷やしておく。
生クリームにコアントローを入れて、6分立てぐらいのゆるいクリームに仕立てたものを2回に分けて、ムースに混ぜる。1回目は泡だて器でもったりと混ぜ合わせる。
2回目はゴムべらでさっくりと混ぜ合わせる。
ジュース2種と水、はちみつを小鍋に入れて火にかけるか耐熱容器に入れて電子レンジで加熱して、80℃ぐらいに温めて、はちみつを溶かす。
少し冷めたら、ふやかしたゼラチンを入れてよく混ぜ溶かす。
コアントローを入れて混ぜる。冷蔵庫か氷水にボウルを当ててジュレを冷ます。
これを固まったムースの上に少量流して、冷蔵庫で冷やし固める。
残ったジュレを冷やし固めたものをフォークなどで潰したものを固めたジュレの上に少し乗せて、夏ミカンの果肉を添える。セルフィーユで飾っても。
中はこんなふうに層になります。
カップのふたをして、トレーにブルーのポルカドットのペーパーを切ったものを敷き込んだ上にカップを入れる。さらにタグを入れる。
センテンスフィルムを適当な大きさに切って、トレーを真ん中に置く。上でセンテンスフィルムを合わせて軽く折り込む。両端をラフィットとラティスリボンで結ぶ。
出来上がり。
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「夏ミカンクレムー・ムース&ジュレ」panipopo
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