ヨーグルトが入ったさっぱり系のミルクプリンに桃のコンポートを作って、ジュレにしてみました。コンポートのきれいなサーモンピンク色は、桃の自然な色合いが出て来たものです。このコンポートは、白ワイン(シャンパンでもOK)と水、グラニュー糖、レモン汁と一緒に煮ました。桃がきちんと煮汁に浸っていれば、冷蔵庫内でふた付き容器に入れて保存しておけば1週間弱ぐらいは持ちます。
特に安い桃を買って、それも硬すぎたり、まだ熟していないような未熟な桃を買ってしまったときなどに、コンポートにしてしまえば美味しくいただけますよ。硬い桃は皮がむけないので、流水でよく産毛が取れるまで手でこすり洗いしておくのがポイントです。
色合いのコントラストのきれいな冷たいデザートは見た目も涼しげ。硬い桃も、こんなふうに変身させてしまえば、無駄がないというわけです。(硬い桃を値段に負けて買ってしまったので、変身させることにしたのがこのレシピの始まりです。笑)
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耐熱容器に牛乳を入れて、1分近く沸騰直前まで加熱する。これにグラニュー糖を入れ混ぜて、溶かす。ボウルにあける。
60~80℃ぐらいで、ふやかした粉ゼラチンを入れて混ぜ溶かす。
最後にヨーグルトと生クリームを予め混ぜておいたもの(泡だて器で合わせておく)を、牛乳の方に入れ混ぜる。
氷水にボウルの底をあてて、混ぜ冷やす。完全に冷めたら等分に容器に流して冷凍庫か冷蔵庫で冷やし固める。
桃は予め流水で洗い、手で優しく産毛を取り除く。
白ワイン、水、グラニュー糖を鍋に入れて一緒に混ぜ合わせながら、さっと沸騰させる。
ここに桃とレモン汁を入れて、再び沸騰するまで火を通す。この時にアクをすくっておくとよい。
落し蓋を作る。ベーキングペーパーを鍋の大きさに切って、放射線状に折ってから、上と下(先)の部分を鍋の大きさに合わせて切る。
これをお鍋に入れて、中火よりもやや弱めの火で煮る。
硬い桃ほど調理時間は長くなります。柔らかい桃で7分程度、鍋の中で桃をときどき転がしながら煮る。硬い桃の場合は20分ほど煮る。
コンポートの煮汁を耐熱容器に入れて、80℃ぐらいになるまで温める。用意しておいたゼラチンを加えて、泡だて器で完全に混ぜ溶かす。
ボウルごと、氷水にあててジュレ液を冷ましておく。
その間に桃のコンポートを1個、12等分程度に切っておく。
完全に冷めたピーチを固まったプリンの上に乗せる。
ここに静かにジュレ液を等分に注いで冷蔵庫で冷やし固める。
こんなふうに仕上がります。
ふたをする。
マスキングテープやレースリボンシールでふたを止める。上にシールを貼る。
包装紙を適度な大きさに切って、パニボアの中に敷く。デコした容器を入れて、リボンをラフな感じにテープで留める。
手前のリボン(垂れた部分)は、リボンテープのシールで留めて出来上がり。
数量:4個分
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「ミルクヨーグルト&ペッシュジュレ」panipopo
© 2006 cotta Co., Ltd.
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