手ごねで生地作り、発酵も炊飯器、焼成も炊飯器にお任せのパンです。
オーブンがなくても手軽に作ることが出来るフォカッチャです。
リスドォルを使って手ごねの場合は、水を5g程度差し引いて様子を見ながら足してください。
HBで作る方は、このままで大丈夫です。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・バターは常温に戻し、やわらかくしておく。
バター・水以外の生地の材料をボウルに入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。
粉類が混ざったら水を加え、ゴムベラで混ぜ合わせる。
このとき、水は5g差し引いて様子を見ながら足す。
このくらい粉っぽさがなくなったら、こね台に移します。
最初は写真のようにベタベタです。
左右の手を前後に動かして、生地をこねていきます。
この時点ではかなりベタベタしますが、大丈夫。
ドレッジを使って、時々生地を集めながらこねていきます。
生地が台から少しはがれるようになったら、台にこすりつけるように前後にこねます。
生地がつながってきたら、生地を持って台に打ちつけます。
生地を引っぱりながら半分に折りたたむ→90度向きを変えて台に打ち付けて折りたたむ、という作業を繰り返し、生地がある程度薄く伸ばせるようになるまでこねる。
およそ生地に膜ができるようになったら、バターを入れる目安です。
ある程度薄く伸ばせるようになるまでこねたら生地を広げ、やわらかくなったバターをのせて包み込む。
バターと生地をちぎるようにして、バターを生地全体になじませていく。
バターが全体に散ったら、また工程4のように手を前後に動かして生地をこねていく。
4のときよりも、早く台から生地がはがれるようなります。
生地が台から少しはがれるようになったら、台にこすりつけるように前後にこねます。
台からはがれてまとまってきたら、生地を持って台に打ちつける。
生地をひっぱりながら半分に折りたたむ→90度向きを変えて台に打ち付け折りたたむ、という作業を繰り返して生地をこね、生地の端を伸ばすと薄く膜が張るくらいまで繰り返す。
リスドォルは少しべたつきやすい傾向があるので、ドレッジではがして向きを変えると、楽にこねることが出来ます。
このくらい伸ばすと薄く膜が張るようになればOK。
最低でも20分はこねてください。
生地表面を張らせて炊飯釜に入れ、2~2.5倍の大きさになるまで一次発酵させます。
夏場なら保温は不要ですが、冬場なら保温スイッチを5分ほど入れてスイッチを切り、続きの発酵をします。
炊飯釜にオイルスプレーを軽くしてから発酵させると、生地を取り出しやすくなります。
7月(室温28度くらい)で50分程度で、このくらい発酵しました。
一次発酵が終了した生地を6等分にして、きれいに丸め直す。
このとき、分割で細かく切り刻んだなどなければ、あえてベンチタイムはとらずに次の工程へ。
上手く分割できなかったら、ベンチタイムを10分ほどとります。
丸めた生地の綴じ目に岩塩とローズマリーをトッピングする。
トッピングをした側を釜の底に向けて、画像のように生地を入れる。
生地を炊飯器に入れて、ひと回り大きくなるまで二次発酵させる。
このときも、夏場は保温は不要ですが、冬場は気温に合わせて保温スイッチを5分~10分程度入れ、その後スイッチを切ってから二次発酵させてください。
夏場は20分ほどでおよそひと回り大きくなりました。
オーブンと違って、炊飯スイッチを入れてすぐ高温になるわけではないので、少し早めに発酵を切り上げて炊飯スイッチを入れます。
イメージとしては、最初の10分は続きの発酵をしながら、残りの時間でゆっくり焼成するイメージです。
発酵が終了したらオリーブオイルをたっぷり(10g程度)回しかけます。
オリーブオイルをたっぷり入れると、底が揚げ焼きのようなこんがりになって、とても美味しいです。
炊飯スイッチはいろいろあると思いますが、普通の炊飯モードで42分間。
炊飯が終わったらこんな感じでしわしわですが、オーブンと違って上部が焼成で乾かないのでこの程度でも大丈夫です。
炊飯釜からケーキクーラーの上に取り出し、粗熱をとります。
底になっていた部分がカリカリ、中はふわふわもちもちです。
ぜひ焼きたてをお召し上がりください。
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「炊飯器フォカッチャ」あいりおー
© 2006 cotta Co., Ltd.
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