全卵使用の無駄なしカスタードを作り、半分はカスタード、もう半分はチョコを入れたチョコクリームの両方を楽しめるコロネです。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・カスタードで使う薄力粉は、ふるっておく。
・バターは室温に戻しておく。
・コロネ型にオイルスプレーを薄く塗っておく。
・オーブンは200℃に予熱しておく。
ボウルに全卵・グラニュー糖を入れてすり混ぜ、続いてふるっておいた薄力粉を振り入れて、ホイッパーで混ぜ合わせる。
鍋に牛乳を入れ、50℃程度に温めて1のボウルに注ぎ、ホイッパーで混ぜ合わせる。
2を茶こしで濾し、元の鍋に入れる。
3にバターも加えて中火程度にかけ、シリコンのホイッパーで混ぜながら、粘度のあるとろみが粘度の軽いとろみになったら、火を止める。
※最初は重たい感じがしますが、90℃くらいになるとコシが切れて、軽くなるのが目安です。
カスタードを245gとり、残りのクリームがだいたい190gあるので、温かいうちにチョコレート60gを入れて予熱で溶かし、チョコクリームを作る。
それぞれを絞り袋に入れておく。
温かいうちはゆるく感じますが、冷めると程よいかたさになります。
使うまで、冷蔵庫に入れておきます。
無塩バター以外の材料をホームベーカリーにセットし、生地作りコースをスタートする。
10分後、バターを投入してさらに10分ほどこね、なめらかになるまで生地をこね上げる。
こね上がったら、スイッチは切らずに一度取り出し、羽根を取ってパンケースにオイルスプレーをして生地をきれいに丸め直してパンケースに戻し、一次発酵させる。
きれいに丸め直してから一次発酵させると、その後の分割もきれいにできます。
ホームベーカリーの生地作りコースの一次発酵が40分程度しかない場合は、プラス10分程度発酵させてください。
一次発酵終了目安。
2の生地を8等分にし、軽く丸める。
(きっちり丸める必要はありません)
楕円形に丸める手順
1.一番最初に丸めた生地を手で軽く押さえ、広げる。
2.下から真ん中へ折る。
3.上から真ん中へ折る。
4.さらに半分に折り、俵状にする。
俵状に丸めた生地を10分程度休ませる。
1.十分ゆるんだ生地をおよそ6cm×16cm程度にめん棒で伸ばす。
2.左から真ん中へ空気が入らないように折り、手の付け根でトントンと押さえる。
3.右から真ん中へ空気が入らないように折り、手の付け根でトントンと押さえる。
4.さらに半分に折って、細長い棒状になるように転がす。
1~8番目まで順番に手でコロコロと転がし、画像のように少しずつ最終的に50cmほどの紐状になるように伸ばす。
気持ちどちらかが太く、どちらかが細くなるようにする。
太い方の生地をコロネ型の太い方に置き、細い方に向かって引っぱらないように巻きつけていく。
巻き始めの生地に少し重ねて巻く。
巻き終わりを巻いた最後の部分に押し込む。
この向きで二次発酵させるのですが、巻き始めと巻き終わりがほどけてしまう心配がある方は、この向きを下側に向けてもOKです。
この向きの意味は、クリームが見えやすく美味しそうに見えるためです。
35℃に設定したオーブンや発酵器で、ひと回り大きくなるまで二次発酵させます。
予熱時間になったら、一旦オーブンからパンを取り出し、続きの発酵をあたたかいところでします。
※発酵にともなって、少し転がります。
発酵とともに転がったとき、くっつきそうな場合は手でそっと動かす。
水と全卵を1:1で割った卵液を刷毛で塗る。
190℃のオーブンで10~12分間程度焼成する。
焼けたら型からすぐ外し、粗熱を取る。
コロネ型をクルっと回すようにはずすと、簡単に外れます。
焼きムラを防ぐために、残り3~4分前に天板の前後を入れ替える。
冷めたら、食べる分だけクリームを詰める。
翌日食べる場合は、食べる前に軽くトーストしてクリームを詰めると、焼きたてのときのようです。
クリームだけでなく、ウィンナーを挟んでホットドックにしたりもできるので、お好みの食べ方をしてみてくださいね。
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「カスタードとチョコのクリームコロネ」あいりおー
© 2006 cotta Co., Ltd.
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