プレーン生地を手ごねで作り、こね上がってから抹茶ペーストを混ぜて、2種の生地を作ります。
2種の生地とホワイトチョコチップをねじって焼き上げた、マーブル模様のパンです。
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・無塩バターは、室温に戻しておく。
・オーブンは170℃に予熱しておく。
・aの粉類は、ボウルに合わせておく。
・bの水・牛乳は、合わせておく。
(寒い季節は、人肌に温めておく)
・dの抹茶・水は、合わせてペースト状にしておく。
aの粉類が入ったボウルにbの水と牛乳を入れ、ゴムベラで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
粉っぽさがなくなったら、ペストリーボードに取り出し、利き手の付け根で向こう側へ押し出すようにして、台にこすりつける。
反対の手はあけておき、時々ドレッジを使って生地を集めながら、こねていく。
手にこびりついた生地も、たまにドレッジで落とす。
だんだんこすりつけていると、ベタベタで大きく広がった生地が少しなめらかになってまとまりだし、台からはがれ始めるようになる。
さらにこねていくと、広がっていた生地がひとまとまりになってくる。
ひとまとまりになってきたら、台に打ち付ける。
打ち付けた生地を向こう側へ折る→90度向きを変えて台に打ち付けて向こう側へ折る、という作業を繰り返し、生地がある程度薄くのばせるようになるまでこねる。
このくらい生地が切れずにのばせたら、バターを入れるサイン。
生地を引きちぎるように、バターをなじませていく。
工程3~7のようにこねていくと、生地がつながってひとまとまりになってきます。
バターを入れる前の生地よりも早くまとまってきます。
バターを入れ、引きちぎるようにしてバターを生地に入れ込む→こすりつけるようにこねる→つながってきたらたたきごねをしていくと、表面がつるっとしてきます。
生地の一部分をゆっくりのばすと、指が透けて破れないくらいになったら、こね上がり。
こね上がった生地を2等分する。
ひとつは丸めてボウルに入れ、ラップをかけておく。
もうひとつの生地に抹茶ペーストを混ぜ込んでいく。
均一に混ざったら抹茶生地も丸め直してボウルに入れ、ラップをかけてオーブンの発酵機能を使って、30℃で一次発酵させる。
このように2~2.5倍程度に膨らんでいたら、一次発酵終了。
ホームベーカリーやこね機を使用する場合は、aの粉類を入れたパンケースにbの水・牛乳を加え、10分間ほどこねて生地がつながってきたら無塩バターを入れ、さらに10分間ほどこねて、14と同様に一次発酵させる。
一次発酵が終わった生地をそれぞれ6等分して、楕円気味に丸め直し、15分間程度生地を休ませる。
生地が乾燥しないように、私は大きなビニール袋をかけています。
1の生地を直径14cm程度にそれぞれのばし、どちらかにホワイトチョコチップを6gのせる。
チョコチップをのせた生地にもうひとつの生地を重ねて、手で密着させる。
6個すべてここまで作業したら、一旦10分間ほど生地を休ませる。
このときも乾燥しないように、ビニールシートをふんわりかぶせておく。
最初に成形した生地から順番にめん棒で長さ28~30cmにのばし、両端を切らないようにピザカッターで3本切り込みを入れていく。
端からクルクルとねじっていく。
ひとつ結びをするイメージで、画像のように輪を作る。
AをBの穴から少し出す気持ちで、入れ込む。
こうすることで発酵の際、かたちが崩れないようにします。
パン生地を35℃に設定したオーブンや発酵器でひと回り大きくなるまで二次発酵させる。
二次発酵が終わった生地に分量外の強力粉を振って、150~160℃のオーブンで12分間程度、焼成する。
※ご家庭のオーブンに合わせて、温度・時間は調整してくださいね。
カットするとこんな感じで、抹茶生地とプレーン生地のコントラストがきれいなパンです。
うっすら焦げたホワイトチョコもアクセントになって美味しい、春のパンです。
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「抹茶とホワイトチョコのマーブルブレット」あいりおー
© 2006 cotta Co., Ltd.
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