レモンの香りが爽やかなウィークエンド・シトロン。
ジェノワーズ法で作るのでふんわり柔らかな食感です。
焦がしバターを入れる事で香りも良くなり、時間が経っても美味しく頂けます。
レモンは表皮を削って使用するので国産レモンを使用します。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・パウンド型にバター(分量外)を塗り、強力粉(分量外)をはたいて冷蔵庫で冷やしておく。
・薄力粉はふるっておく。
無塩バターを鍋に入れて火にかけ、ゴムベラで混ぜながら焦がしバターを作る。
焦がし具合は浅めで仕上げる。
ぶわーっと泡が立ち、良い香りがしてきてほんのり色付いたら火から下ろし、鍋底を氷水に当てて温度の上昇を抑える。
茶漉しで漉してボウルに移し冷ましておく。
別のボウルに全卵とグラニュー糖を入れる。
湯せんにかけてホイッパーで混ぜながら人肌より少し温かい程度まで温める(40℃程度)。
ハンドミキサーの高速で泡立て、白くもったりとするまで泡立てたら低速にしてキメを整える。
レモン果汁とレモンの表皮を削って入れ混ぜる。
ふるった薄力粉を3~4回に分けて加え、ゴムベラで混ぜる。
焦がしバターを3~4回に分けて加え、ゴムベラで混ぜる。
焦がしバターはボウルの底に沈んだ焦げの部分は入れないで下さい。
※ケーキの断面が黒くなります。
パウンド型に流し入れ、180℃に予熱したオーブンを170℃に下げて約45分焼成する。
真ん中の亀裂にほんのり焼き色が付くくらいが目安。竹串で刺して確認しても◎
型から外し、ひっくり返して冷ます。
※少し不安定ですが底が表面になるように仕上げるので、網の跡が付かないように…。
ケーキが冷めたら表面の部分が平らになるようにナイフでカットする。
☆一番美味しい部分でもあるので味見用にどうぞ。
ひっくり返して底面を上にする。
4辺をやや斜めになるように切り落とす。
アプリコットジャム(大きな果肉があればブレンダーなどでピューレ状にしてから)を鍋に入れて煮詰める。
水の中に落としたとき、広がらずにポテっと落ちて、手で触っても持ち上げられる位の固さになるまでが目安。
ジャムが温かい内にケーキの全体に刷毛かパレットナイフで塗り広げる。
そのまま常温に置いておき少し乾かす。
※この作業をアブリコテと言いますが、乾燥を防ぐためとグラスを綺麗にコーティングする&生地に染みすぎないようにするのが主な目的です。
グラスオシトロンの材料をボウルに入れ混ぜ合わせる。
レモン汁は大さじ1をまず加え、固くて塗りづらそうだったら微量ずつ加えて調整する。
ケーキの表面に塗り広げ、お好みで真ん中に刻んだピスタチオとレモンの表皮を散らす。
200℃に予熱したオーブンで2分程度乾かすようにして焼く。
※加熱しすぎると泡立って結晶化してくるのでオーブンの前で見守ってて下さい。
出来上がり。
冷蔵庫で冷やしても美味しく頂けます♪
cottaコラム「ウィークエンド・シトロンのレシピ、由来や意味も!」もぜひご覧ください。
名前の由来や製法についてもお話ししています。
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「ウィークエンド・シトロン」nyonta
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