ビスキュイショコラサンファリーヌという、ココアと卵と砂糖だけでできている、軽いけれどコクのある生地を使った、柿のケーキです。
適度な固さが魅力の柿。
それをそのままふわふわジェノワーズに挟むと、カットで崩れやすく、バランスを保つのが難しいです。
なので、口溶けの良い薄焼き生地を4層に重ね、スッとフォークが刺さる軽さがありながら、柿の重みに負けないようなケーキにしました。
チョコレートなのがわかるように、ネイキッドケーキに。
側面をナッペするよりも生クリームが少なくてすみ、クリームと四層の生地のバランスもちょうどよいです。
隠し味はグランマルニエ。
チョコレートとの爽やかなハーモニーを生み出します。
レシピは12センチですが、絞った生地をセルクルで抜いて作るので、お好みの大きさにアレンジできます。
その場合は一回で焼けないこともあるので、天板のサイズを事前に確認してくださいね。
【所要時間目安:60分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
ココアをふるっておく
オーブンを190度に予熱しておく
ご家庭の天板の大きさを測り、直径12センチの生地が4枚取れるか確認する。取れない場合は天板とベーキングシートを二つずつ用意する。
柿の皮を剥き、乱切りにする。半量はサンド用に5ミリ角くらいの角切りにし、グランマルニエで和えて冷蔵庫に入れておく
絞り袋に1センチの丸口金をセットし、中身が流れ出ないように先端をひねって、口金を塞ぐ
※メレンゲを合わせた後の作業の手早さがポイントです。できることは全て準備しましょう
生地を入れやすいよう、コップなどに立ててセットしておく
※絞り袋に生地を入れるのに慣れている方は省略していただいて大丈夫です
卵黄用のグラニュー糖と卵黄をハンドミキサー で白っぽくなるまで泡立てる
別の清潔なボウルに卵白を入れ、卵白用グラニュー糖のうち、ひとつまみのグラニュー糖を加えて泡立て、六分だてになったら残りの半量のグラニュー糖を入れて馴染むまで混ぜ、残りの全量のグラニュー糖を入れてさらに泡立てる
ツノが立つようになったら混ぜるのをやめ、やらかめのメレンゲを作る
※固すぎるメレンゲは卵黄生地と混ざりにくく、かえって混ぜすぎる原因になります
卵黄生地にメレンゲ を全量入れる
ゴムベラでさっくりと、ざっと混ぜる
※この時点ではメレンゲの筋が残っていても大丈夫です。混ぜすぎ厳禁です
ふるったココアを一度に入れ、ゴムベラで底から大きく混ぜる
粉が見えなくなったらまぜるのをやめる
※だれやすく、搾り袋の中でもさらに混ざっていくので、混ぜすぎないこと
搾り袋でベーキングシートの上に、直径12センチにぐるぐると4枚絞っていき、オーブンの温度を180度に下げて10分程度焼く。
※天板が小さい場合は2回に分けて焼いてください。短時間焼きなので、後に焼く方は絞った状態で待機させます(時間が経つとダレて搾りづらくなるので一気に絞ってください。)。
焼き上がったらベーキングシートを天板から下ろして完全に冷まし、冷めたら12センチのセルクルで抜く
※焼き上がりはふんわり膨らんでいますが、小麦粉が入ってないので、時間が経つと萎んで薄くなります。
生クリームにグラニュー糖を加え、八分立てに泡立て、グランマルニエを加える。
ビスキュイ生地にクリームと角切りの柿をサンドしていき、乱切りの柿と残りのクリームでトップをデコレーションする。
見た目は厚めのミルクレープのような感じですが、ふわふわでとっても軽いです。
数量:12cm1台分
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「柿とチョコレートのネイキッドケーキ〜オイルフリー&グルテンフリー」Michiru
© 2006 cotta Co., Ltd.
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