パウンド型を使った長崎カステラ

下準備

湯煎用のお湯をわかしておく。
はちみつと牛乳は合わせておく。

作り方

• 1

  パウンド型にオーブンシートを敷き、底にザラメを均等に散らす。
  
  (たくさんザラメがあるとおいしいような気がしますが、ガリガリ固くて食べづらくなるのでレシピ分量より多く入れない方が良いです)

  
• 2

  ボウルに全卵と上白糖を入れ、湯煎にかけて泡立て器で混ぜながら38℃になるまで温める。

  
• 3

  湯煎から外したら、ハンドミキサーの高速で3分ほど泡立てる。

  
• 4

  湯煎にかけておいたはちみつと牛乳をよく混ぜ合わせる。
  
  温まってハチミツが滑らかな状態になっていると生地に馴染んで混ぜやすいです。

  
• 5

  はちみつと牛乳を生地に一気に入れる。

  
• 6

  高速のハンドミキサーでさらに5分ほど泡立てる。生地をすくい上げて落としたときに、リボン状に筋が残るくらい。
  (ハンドミキサーのパワーによって時間は調節してください)
  
  さらに1分低速でキメを整える。

  
• 7

  ふるった強力粉と薄力粉を入れ、泡立て器をすくいあげるようにして粉気がなくなるまで混ぜる。

  
• 8

  粉気がなくなってからさらに70〜80回程度混ぜ合わせる。
  
  泡立て器を底からすくいあげるようにしつつ、ボウルは半時計まわりに回しながら混ぜていく。

  
• 9

  生地がなめらかになり、すくうとサラサラと流れ落ちるくらいになります。

  
• 10

  目安としては比重が大体50gくらい。
  
  (ジェノワーズは43gくらいなので、ジェノワーズより重めになるような感覚です)
  
  比重が軽いようでしたら、もう少し混ぜ合わせてください。

  
• 11

  パウンド型に生地を流し入れ、竹串で縦に5往復、横に5往復くらいして空気を抜く。

  
• 12

  パウンド型は火の通りが良いので周りをアルミホイルで包む。

  
• 13

  180℃に予熱したオーブンで10分、160℃に温度を下げてさらに25分焼く。
  
  上面に綺麗に焼き色がつき、竹串をさして生地がついてこなければOK。

  
• 14

  オーブンから取り出し、型ごと高さ10cmくらいのところから２回ほど落とす。
  
  オーブンシートの上にひっくり返して型を外す。このまま粗熱をとる。

  
• 15

  粗熱が取れたら乾燥しないようにラップで包む。上面を下にしたままにしておくと、重みで平らになります。
  
  このまま1日(できれば2日)常温で置いておく。
  
  焼き立てよりも2日目くらいの方がしっとりしておいしくなります。最低でも1日は必ずおいてください。

  
• 16

  ラップとオーブンシートを外し、側面をカットする。刃渡りの長い包丁を使い、1回ごとに濡れた布巾で拭く。
  
  カットしにくいようでしたら、包丁をさっと水で濡らすと切りやすいです。

  
• 17

  カットする。

  
• 18

  cottaコラム「パウンド型で作るカステラのレシピ、ざらめたっぷりの長崎銘菓」もぜひご覧ください。
  レシピのポイントについてもお話ししています。