チョコだけでケーキの飾りが作れたら一番楽なのですが、薄くのばしたチョコが完全に固まる前に温めたクッキー型で抜くというのが上手く出来なかったのでプラチョコを作って抜いてみました。
お砂糖の飾りより糖質も控えめにできるし、味も美味しいのでお気に入りです。
【所要時間目安:20分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
チョコレートを溶かし、水あめがトロっとした柔らかいタイプならそのまま加えて混ぜる。
固めのテクスチャーのタイプなら、耐熱容器に入れて水あめの1/6位の水(水あめ12なら水2)を加え500w20~30秒位レンチンして液状にして30℃位まで冷ましてから溶かしたチョコレートに加えて手早く混ぜて、まとまってきたらラップに包んで冷蔵庫で冷やす。
★チョコと水あめが混ざれば良いので混ぜ過ぎ注意。混ぜ過ぎると脂肪分が分離してしまいます。もし分離してしまった場合はそのまま放置すると落ち着いて固まってくるのでまとまったら冷やします。
★チョコレートの種類、脂質の多さ等により加えるべき水あめの量(チョコレートの23~35%程度)が変わってくるので、お使いのチョコレートや水あめ、どのくらいの固さのプラチョコにしたいかにも合わせて調整してみて下さい。ゆる過ぎたらレンチンで柔らかくして溶かしたチョコを追加して練ったりと後からでも調整できましたが、何度もは難しいかもしれません。
スイートチョコと同量の水あめをホワイトチョコに加えると柔らかくなり過ぎるのでホワイトチョコは水あめの量を減らしています。冷やす時間もホワイトチョコは一晩冷やした方が安定します。
冷やしておいたプラチョコを練ります。固くなりすぎたていたら500w10秒位ずつレンチンして、ゆる過ぎたりベタついたらまた冷やして様子をみながら。
スイートチョコはココアパウダーを、ホワイトチョコはコーンスターチを打ち粉代わりに手につけて練ります。
ホワイトチョコは色づけするならここで食用色素を加えて練ります。
ラップにはさんで1ミリ程に伸ばして型抜きしたり成形して飾りを作ります。
こちらのアナ雪風☆雪の結晶二段ケーキでは白と水色のプラチョコを雪の結晶型で抜いて飾っています。
こちらのプラチョコでキルティング二段ケーキではピンク色のプラチョコにキルティング模様をつけてケーキカバーにして、紫色のプラチョコでお花とリボンを作って飾っています。
こちらのカップケーキではカボチャ形のチョコと一緒に白いプラチョコをオバケ型で抜いて飾っています。
花びらを作ってバラを作る等なら柔らかめでも大丈夫だと思いますが、型抜きしてケーキに飾りたい場合、柔らか過ぎると常温に出してしばらくすると写真のように倒れてきてしまったりします。もうお亡くなりになってるはずのオバケさんが再度倒れてしまいました…。
なのでこういう飾りを作りたい場合は固めや厚めに作った方が良いと思います。固めにし過ぎてポロポロ折れてしまう時はコーンスターチを練り込むとその効果で粘土のようになり割れにくくなりました。
日本でプラチョコと言われるプラスティックチョコレートはチョコ、水あめ、シロップ等で作るのに対して、海外のチョコとコーンシロップで作るのはモデリングチョコレートと呼ばれ、ほぼ同じものです。
水あめよりコーンシロップの方が賞味期限が長いからかモデリングチョコレートは冷蔵最大2ヵ月、冷凍最大3ヵ月程保存できるようです。
プラチョコは製造状態が良く涼しい季節なら常温保存も可能で冷凍保存もでき、もっと保存できるのかもしれませんが、手作りなら冷蔵で一週間程の日持ちと考えて使っています。
作り過ぎてしまった場合は、型抜きできるのでクッキーにサンドしても美味しかったです。
数量:ホールケーキ一台やマフィン6個分位の飾りに作りやすい量
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「手作りプラチョコでデコレーション」beans
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