海外のクリエイターさんの作品でよく見かけるバタークリームで作ったブーケを、日本人好みのホイップクリームで作ってみました。
普通の生クリームだと絞りにくいロシアンノズルでの絞りにも、オリジナルブレンドの絞研クリームで対応できるように工夫しました。
【所要時間目安:120分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
・材料は全て計量しておく。
・マフィン型とココット皿にグラシン紙をセットしておく。
・絞り袋の準備をしておく。
・オーブンは170℃で余熱しておく。
全卵を撹拌しながら35℃前後まで湯煎で温める。
卵を湯煎から外したら、かわりにバターを湯煎にかける。
砂糖と乾燥卵白を投入し、電動ミキサーでもったりするまで泡立てる。
アーモンドパウダーを入れよく混ぜる。
ふるった薄力粉とベーキングパウダーを投入し、ゴムベラで「の」の字を描くように混ぜる。
粉気がなくなったら、湯煎で溶かしたバターを投入し、ゴムベラで底から返すように混ぜ、油分を生地にしっかり馴染ませる。
絞り袋などを使ってグラシンカップに等分に入れる。
カップケーキは7個必要なので、1個はココット皿をタルトストーンなどで底上げしたものを使って焼く。
※仕上がりの口径がマフィン型で焼いたものと揃うことが重要。
170℃で20分焼成し、網の上で冷ます。
※焼成温度や焼成時間は、お手持ちのオーブンに合わせて調整を。
ミルククリーム20gにらくらくホイップ20gを加えてダマが出ないようによく混ぜる。
※上記は明治のミルククリームを使用の場合。富澤商店のものを使用の場合は、10gずつでOK。
※ロシアンノズルを使用する場合はロスが出るので、この量を一気に作る。
※バラ口金を使った絞りの場合は、半量ずつを推奨。クリームの温度が15℃を超えると状態が悪くなるので、少しずつ作ったほうが良い状態のまま最後まで絞り切れる。
らくらくホイップを80g加える。
(半量で作る場合は40g)
絞研クリームのブレンド比は、明治のミルククリームの場合、ミルク:らくらく=1:5。富澤のミルククリームの場合は、ミルク:らくらく=1:10。
保冷剤を当てて冷やしながら、ボウルにこすりつけるようにして気泡を潰す。
色素を加える場合はここで投入。
カップケーキに薄く塗りつける。
口金をつけた絞り袋に入れる。ここからの作業はなるべく手早く。クリームが冷たいうちに絞り切る。
使っていないらくらくホイップは冷蔵庫へ。
カードなどでクリームを寄せる。
土台に押し当てて、クリームを出しながらゆっくり持ち上げ、切りたいところでスッと引いてお花を絞り出す。
白い花のカップケーキは2個作る。
同様にピンクのクリームを作り、カップケーキを2個作る。
カップケーキ1個につき、お花は6〜7輪。
絞り終わったら冷蔵庫へ。
使用したロシアンノズル。
左が白、右がピンク。
バラ口金でバラを絞る。
フラワーネイルを左手で回しながら、その上にバラを絞っていく。
この絞りは、慣れないうちは難しいので、全部ロシアンノズルとか、星口金(wilton 2Dなど)を使ったロゼット絞りなどでもOK。
白いクリームを足しながら、色味や大きさを変え、8輪絞る。
カップケーキ1個につき4輪のバラを乗せる。お花の移動には、フラワーリフターを使用する。
バラのカップケーキも2個作る。
最後の1個は大輪のバラを絞り、カップケーキの中央にドーンと乗せる。
星口金(wilton 2Dなど)を使ったロゼット絞りでも可愛い。
グリーンのクリームを作り、リーフチップを使って葉っぱを絞る。
カップケーキが完成☆
紙コップを7個、真ん中が高くなるように組み合わせ、ホチキスやテープで留めて動かないようにする。
周囲をラッピングペーパーで覆い、リボンなどで留める。
12cm角程度の大きさのクッキングシートでカップケーキの下部を覆い、コップに差し込んでいく。
3種類のカップケーキが互い違いになるように入れていく。
中央を最後に入れる。中央はクッキングシートを2枚重ねて使い、隙間にクッキングシートを差し込んで、隙間がないようにする。
お好みでアラザンなどを散らしても可愛い。
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「フラワーケーキのブーケ」COCCO(コッコ)
© 2006 cotta Co., Ltd.
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