小麦の風味にライ麦のほのかな酸味がアクセントになった、素朴な味わいのパン・ド・カンパーニュです。
素材の美味しさを引き出すために、冷蔵庫で時間をかけて発酵。粉の甘みや旨みを感じられます。
焼き上がったカンパーニュで楽しむ♪美味しいおすすめのレシピもご紹介します。
【所要時間目安:30分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
1.発酵カゴにライ麦全粒粉をふる。
2.成形が終わったら、オーブンを250℃で予熱する。天板も一緒に温める。
ボウルに準強力粉、ライ麦全粒粉、モルトパウダーを入れ、水を加えて粉気がなくなるまでゴムベラで混ぜる。
ラップをかけて、室温で30分オートリーズを取る(休ませる)。
オートリーズとは粉に水を吸水させる時間のこと。これにより、伸びのよい生地を作ることができます。
クラムには大小の気泡ができ、ボリュームのある焼き上がりに。
インスタントドライイーストを加えて、見えなくなるまで混ぜる。
続いて、塩も加えて混ぜる。
台に出して、滑らかになるまでこねる。
生地の一部を伸ばして、やや厚みのあるグルテン膜ができていればこね上がり。
こね上げ温度は24~25℃。
室温(25℃前後)で70~80分発酵。
指穴が残れば発酵終了。
パンチをする。手のひらでやさしく押さえてガスを抜き、
左右から1/3ずつ、
向こう側と手前側からも1/3ずつ折りたたむ。
保存容器に入れて、冷蔵庫で15~20時間発酵。
上から見たところ。
横から見たところ。
18時間後。
上から見たところ。
横から見たところ。
約1.5倍に膨らんでいればOK。
保存容器から出した生地を四角形に整える。
中央に生地を寄せ集める。
合わせ目を下にして、生地を手前に引いて丸める。
生地の温度が15~16℃になるまでベンチタイム(約1時間)。
成形をする。
手のひらでやさしく押さえてガスを抜いたら、2と3の要領で丸める。
生地表面にライ麦全粒粉をまぶす。
下準備した発酵カゴにとじ目が上になるように入れる。
28~30℃で50~60分最終発酵。
オーブンシートの上で発酵カゴを逆さにして生地を出し、十字にクープを入れる。
予熱したオーブンの庫内に霧吹きをして、220~230℃で28~30分焼成。
クリームチーズをチーズを使った、混ぜるだけの簡単ディップでタルティーヌ
◆ハムのディップ(右手前)
クリームチーズ30g、生クリーム20g、ロースハム50g(刻む)、ディジョンマスタード5g、塩、こしょう、ナツメグ各少々をブレンダーやフードプロセッサーで混ぜる。お好みで、ピンクペッパーやチャービルを飾る。
◆オレンジのクリームチーズディップ(左奥)
クリームチーズ50g、オレンジマーマレード15g、オレンジピール15g、シナモンパウダー少々を混ぜる。刻んだクーベルチュールチョコレートをトッピングして召し上がれ。
フランス・アルザス地方の郷土料理をアレンジ
◆タルトフランベ風タルティーヌ(右手前)
クリームチーズ25g、プレーンヨーグルト25g、塩、こしょう、ナツメグ少々を混ぜてソースを作る。スライスしたカンパーニュに適量を塗り、オニオンスライスと細切りベーコンをのせてトースターで焼く。好みでナツメグやこしょうを振りかける。
サンドイッチにもピッタリ
◆にんじんとツナのサラダのサンドイッチ(左奥)
<1>ヨーグルト大さじ1、オリーブオイル大さじ1.5、粒マスタード大さじ1、刻んだディル1~2本、塩、こしょうを混ぜてドレッシングを作る。
<2>せん切りにしたにんじん120~130g、汁気を切ったツナ缶1個、粗く刻んだクルミ20gを①に加えて和えたら、レタスと一緒にパンに挟む。
カンパーニュはもちろん、食パンやレーズンブレッドなどにも合いますよ♡
cottaコラム「【本格】カンパーニュのレシピ・作り方」もぜひご覧ください。カンパーニュ作りのポイントや、おすすめの食べ方についてもお話ししています。
数量:1個(直径約18cm丸型)
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「パン・ド・カンパーニュ」miharu
© 2006 cotta Co., Ltd.
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