春の定番、人気のミ◯ドと辻◯のコラボドーナツを家でいつでも楽しめるようイメージして作ってみました。とろぷるのわらび餅や粒あんと和風クリームの組み合わせが美味しくて見た目も楽しいドーナツです。
抹茶、きな粉、ほうじ茶味の和の風味が出やすく、冷やしても固くなりにくいようバターは使っていません。
ポンデリングのような柔らかもちもち生地でなく、焼きドーナツにデコレーションしてるので、ナイフとフォークで食べるケーキのように楽しんで下さい。
3種のドーナツ生地を、似たデザインをめざして3種の型で18個作っていますが、作りたい量に調整して作って下さい。
生地と作業手順を少し改良しました。
【所要時間目安:40分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
甘味は倍量にしたグラニュー糖だけでも良いですが、生地をしっとりさせるため水あめ又はハチミツを入れたいので、固めのテクスチャーなら牛乳又は生クリームの一部と共にレンジ等で少し温めて溶かしてから、熱くなりすぎないよう残りの牛乳又は生クリームとあわせてから他の材料と混ぜて下さい。
卵をときほぐしグラニュー糖(置き換えるなら一部ラカント)と水あめ又はハチミツを混ぜる。牛乳又は生クリームと太白胡麻油もよく混ぜる。
粉類を入れるまでは3種類分をまとめて卵4個分程で作っています。1種類分1/3量ずつに分けて次の工程へ。
★低糖にするため砂糖の替わりにラカントやエリスリトールを使うなら、溶けにくい為できればミル等で粉末状にして使い、全量おきかえない。きちんと溶けていないと焼いてから結晶化して出てきてジャリジャリする原因に。ラカントの方が結晶化しにくいが、特にエリスリトールのみなら砂糖の3~4割以内に。
きな粉生地
粉類(きな粉も)をふるい入れて混ぜる。
抹茶生地
粉類(抹茶パウダーも)をふるい入れて混ぜる。
ほうじ茶生地
粉類(ほうじ茶パウダーも)をふるい入れ混ぜる。
まず、シリコンのドーナツ型に3種類の生地を2個分ずつ型の八分目程まで入れる。
型にバターや油脂をぬると外しやすいですが、シリコン型は何もぬらなくてもするっと外れます。
ポンデリング型には、抹茶生地を4個分、きな粉生地を2個分入れる。
ミニクグロフ型には、ほうじ茶生地を4個分、きな粉生地を2個分入れる。フレンチクルーラー風にするため少な目に入れる。
それぞれ180℃で12~18分程焼成。はしに焼き色が少しつくまで様子を見て竹ぐしチェックして生地がついてこなければ焼けています。
焼き上がって粗熱が取れたら型から外して冷まし、乾燥しないよう密閉容器に保管しておく。
このまま食べても美味しいフレーバードーナツですが、デコレーション用に甘さ控えめなのでお好みのデコレーションで楽しんで下さい。
一度に18個作るのが多すぎなら、半量にして3種の型に半分ずつ入れて作るか、型の種類を減らしてお好みの量に調整して作って下さい。
ドーナツをフレーバーチョコやグレーズコーティングしたり、きな粉がけにするだけでも美味しいですし、1種類サンドするだけでも美味しいですが、コラボドーナツ風にわらび餅又はつぶあんとガナッシュ又はホイップクリームの2種類サンドしても美味しいので、デコレーションしたいアイテムをお好みで作って下さい。
冷やす時間はいりますが日持ちしないわらび餅やホイップクリームはフレッシュな方が良いのでデコレーションする日に作ればよいですが、ガナッシュをサンドするなら数時間から一晩冷やした方が扱いやすいので前もって作っておきます。
★3種のガナッシュ
生クリーム1パック200ml使いきるなら、ガナッシュを3種類作った残りをドーナツ生地に入れると丁度使いきれます。
ホワイトチョコを溶かしておき、湯気が出る程度にレンジで温めた生クリームと水あめに各フレーバーパウダーを混ぜてホワイトチョコに入れて混ぜ乳化させる。それぞれ絞り袋に入れるなどして数時間から一晩冷蔵しておき、使う前にしばらく室温におき絞りやすい固さにしてから使います。
★わらび餅
材料をダマが残らないようヘラでよく混ぜ、中火にかけて混ぜていく。
だんだんと透明になっていくので数分混ぜ続け、全体が透明になったら火をとめ、鍋底を氷水にあてて粗熱をとる。
バットなどに流し入れて冷めたら冷蔵しておく。出来立ての当日中は特にとろぷるです。
★オオバコわらび餅
オオバコのわらび餅はとろぷるというより特に冷やすともっとしっかりめのブルンとした感じなので食感を楽しむには本わらび餅粉のわらび餅がオススメですが、ヘルシーに楽しみたいならこちらオオバコで低糖質★ギルトフリー和風パフェのレシピを参考に作って下さい。
★3種のホイップクリーム
ボウルに各フレーバーパウダーとラカント又はグラニュー糖1/3量をよく混ぜ、生クリーム1/3量を少しずつ入れて溶きのばし、
氷水にあてて絞りやすい固さまで泡立てて、きな粉、抹茶、ほうじ茶クリームを作る。
動物性クリームだと分離、離水しやすいので、簡単に泡立て済みの植物性ホイップクリームを1/3ずつにわけ、氷水にあてながら各フレーバーを混ぜても。
★ほうじ茶グレーズ
粉糖に水あめと好みの固さまで水を加えてよく混ぜる。乾燥しないよう使う直前に作る。すぐ使えなければラップしておく。
ドーナツにコーティングした残りを他にかける場合はコルネに入れておく。
お好みのデコレーションを楽しんで頂けば良いですが、コラボドーナツ風にデザインも味もなるべくバリエーションを楽しむために以下のようにデコレーションしました。サンドはわらび餅又はつぶあんとガナッシュ又はホイップクリームの2種類。
◼️きな粉味(K)
ドーナツの形:ドーナツ(d)、ポンデリング(p)、フレンチクルーラー風(f)
Kd(2個)とKp(2)サンドしてきな粉がけ
Kf(2)ホワイトチョコがけ
◼️抹茶味(M)
Md(2)ホワイトチョコがけ抹茶ふるう
Mp(4)抹茶チョコがけしてサンド
◼️ほうじ茶味(H)
Hd(2)グレーズがけしてクリーム絞る
Hf(4)ホワイトチョコがけグレーズやパウダーかけてサンド
〈作業手順〉
・Hdにほうじ茶グレーズをかけ乾かす。
・コーティング用ホワイトチョコを溶かしKf、Md、Hfにかけ冷やし固める。
・抹茶を混ぜたコーティング用抹茶チョコをMpにかけ冷やし固める。
・Kd、Kp、Kf、Md、Mp、Hfの内サンドするものは半分にスライスして、わらび餅又はつぶあんとガナッシュ又はホイップクリームのいずれか2種類をサンド。
・Hdにほうじ茶ガナッシュ又はホイップクリームを絞って仕上げ。
・Kd、Kpにはきな粉をふりかけて仕上げ。
・Hfにはほうじ茶パウダーをふりかけるかグレーズをたらして仕上げ。
★チョココーティング
ホワイトチョコを溶かしてチョコの6~10%程のバターか植物油を加え混ぜたものか溶かしたコーティングチョコを準備してコーティングするドーナツの上側をコーティング。
Kf、Hfなどクグロフ型で作ったフレンチクルーラー風は形がキレイなのでホワイトチョコでコーティング。Mpは抹茶チョコでコーティング。
Mdはホワイトチョココーティングの上から抹茶をふるいかける。コーティングチョコが固まる前にかけた方がパウダーが付くかとかけたら少しダマに。
コーティングチョコが完全に固まってからふるいかけたら取れやすくはあるもののサラサラにかけられました。
ほうじ茶パウダーは抹茶よりにじみやすかったので、ふるいかけるよりグレーズをたらすことに。
ホワイトチョコが固まったらコルネに入れたグレーズをたらしてみました。
★ほうじ茶グレーズがけ
ほうじ茶パウダーは種類によって生地やクリーム、グレーズの発色がベージュぽい茶色や黒っぽい焦げ茶色になるものも。
こちらはグレーズがけにガナッシュを絞ったもの。
こちらはグレーズ無しでほうじ茶ホイップクリームを絞ったもの。
★わらび餅とクリームサンド
半分にスライスしたドーナツにわらび餅をのせる。
わらび餅は小さくカットしてのせるとこぼれてしまうので縦長にカットしてのせる。
その上にクリームを絞る。
こちらは室温にしばらくおいて絞りやすい固さに戻したガナッシュを絞っています。
チョココーティングしたドーナツをのせてサンド。
オオバコわらび餅(ほうじ茶味)で作る場合も、私は少し太めにカットしてしまってますが、サンドしやすいよう細長くカットしてのせる。わらび餅が下の方が安定します。
こちらはほうじ茶ホイップクリームを絞っています。
★つぶあんとクリームサンド
半分にスライスしたドーナツにつぶあんをスプーンなどでのせるか絞る。栗あんなどでも美味しいです。
その上にクリームを絞る。
こちらは室温にしばらくおいて絞りやすい固さに戻したガナッシュを絞っています。
コーティング無しのきな粉味ドーナツをのせてサンドしたものにはきな粉をふるいかける。
きな粉味は黒蜜をかけて食べても美味しいです。
いろんな味とデザインのドーナツが一度に作れて楽しいです。
とろぷるのわらび餅の食感や粒あんと和風クリームの組み合わせが美味しくて、見た目も楽しいドーナツです。
ポンデリングのような柔らかもちもち生地でなく、焼きドーナツにデコレーションしてるので、ナイフとフォークで食べるケーキのように楽しんで下さい。
数量:ドーナツ18個分
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「人気コラボ風☆3種の和風焼きドーナツ」beans
© 2006 cotta Co., Ltd.
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