３色のひょっこりクリスマスクッキー

下準備

バターや卵を常温にしておき、材料の計量を済ませ、粉類はふるっておく。

クッキー生地

• 1

  粉類を入れる前のベースは全量分まとめて作る。後で分けやすいようボウルの重さを計っておく。
  バターをクリーム状に柔らかくなるまで混ぜ、粉糖と塩をすりまぜる。

  
• 2

  ★低糖にするため粉糖の替わりにラカントやエリスリトールを使うと焼いてから結晶化して出てきたりしてクッキーがまだらになったり美味しくなくなる要因に。それを防ぐため必ずミル等で粉末状にして使い、全量おきかえない。ラカントの方が結晶化しにくいが、特にエリスリトールのみなら砂糖の3~4割以内に。

• 3

  卵を溶いて数回に分けて加え混ぜる。必ず1回ごとに混ざりきったのを確認してから次を加える。

  
• 4

  このベースの重さを総量からボウルの重さを引いて計算し、各生地の割合に分けて各生地を作っていく。室温によりバターが溶けそうなら冷蔵して固くならない程度に冷やしながら使っていく。

  
• 5

  なるべく同じ道具で作るため、フレーバーの入らない淡い色の生地から作っていく。
  強力粉とアーモンドパウダーが入るとサクサク美味しくなるが全て薄力粉でも可。

  
• 6

  ①黄色生地
  30%のベースに、黄色生地用の粉類をふるい入れ切るように混ぜていく。生地がまとまったらラップに包んで30分以上冷蔵しておく。

  
• 7

  ②抹茶生地
  40%のベースに抹茶生地用の粉類をふるい入れ同じように混ぜ、まとまったらラップに包んで30分以上冷蔵しておく。

  
• 8

  ③赤色生地
  30%のベースに赤色生地用の粉類をふるい入れ同じように混ぜ、まとまったらラップに包んで30分以上冷蔵しておく。
  赤の色素は発色しやすいので濃くなりすぎないよう様子を見ながら入れて下さい。焼成では焼き過ぎると特に赤色が色褪せしやすいので様子を見ながら焼き過ぎないよう気をつけて下さい。

  
• 9

  まとまったらラップに包んで30分以上冷蔵しておく。抹茶生地は量が多めなので２つに分けて寝かせます。

  

クッキーの型抜きと焼成

• 1

  クッキー生地を3ミリルーラーを使ってのばして冷やしておく。いつも生地にも打ち粉をするが、ひょっこりクリスマスクッキー型は細かな模様につまる事があるのでクッキー型にだけ強力粉(分量外)を少量ふるって余分を落としておき型抜きしていく。丸形で覆われていて上からクッキーの形が見えにくいので、360度周囲からよく確認しながら生地になるべくムダが出ないように抜いていきます。

• 2

  ひょっこりクリスマスクッキー型は、星形の文字部分が一番細かいので1回抜くごとに生地が詰まったら爪楊枝などで掃除して型に打ち粉をして余分を払って黄色の一番生地で抜いていく。そのまま抜けたら天板か、すぐ焼かないならラップを敷いたバットなどに移し、抜けなければ一度冷やしてからスクレッパー等を使って外していく。

  
• 3

  星形が抜けたら黄色の二番生地でミニサイズのジンジャーマンやくま、雪印等を抜いていく。
  (画像は倍量の天板4枚分で作った時の1枚分です。)

  
• 4

  抹茶生地はまずリース形から。つど打ち粉をふるい余分を払って抜けば詰まる事は少ないですが、リース形は大きめなためかしっかりめに押さないと下側の模様が薄くなってしまう事が多いので、しっかりめに押して下さい。

  
• 5

  ツリー形は打ち粉さえすれば抜きやすいです。リース形とツリー形が抜けたらミニサイズのヒイラギやくま、雪印等を抜いていく。
  (画像は倍量の天板4枚分で作った時の1枚分です。)

  
• 6

  赤色生地は手袋形から。手袋形は打ち粉さえすれば抜きやすいです。

  
• 7

  手袋形形が抜けたらミニサイズのプレゼントやくま、雪印等を抜いていく。
  (画像は倍量の天板4枚分で作った時の1枚分です。)

  
• 8

  生地がダレないよう焼成直前まで冷やしておき、170℃で12~13分位焼く。
  (画像は倍量の天板4枚分で作った時の1枚分です。)

  
• 9

  大人数の方に少しずつプレゼントする場合も3色入っているだけでカラフルで華やかです。
  見せるシンプルクッキーラッピングをして、サンタの帽子シールをひょっこりしている動物の所に貼ると動物が帽子をかぶっているようになり可愛いです。