夏のひんやりスイーツのケースにどうぞ。
ムースやババロアの器として親しまれてる、ビスキュイ・ア・ラ・キュイエールをココナッツ風味に味付けてみました。
何と言ってもメレンゲがモノを言う生地の一つですね。使うボウルや卵白はしっかり冷やし、温度が下がらない内に生地を完成して絞る事が大切だと思います。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
薄力粉とココナッツミルクパウダーは合わせて2回ふるって置く。
目的の形や線を裏に引いたオーブンペーパーを鉄板に敷いておく。
ボウルに卵白を計り入れて周りが凍るくらいまで冷やしておく。
?の卵白にグラニュー糖の1/4の量を加え、高速で泡立てる。
ハンドミクサーの跡が少し残るようになったら残りのグラニュー糖の1/3の量を加え、再び高速で泡立てる。
少しツヤと粘りが出たら残りのグラニュー糖の1/2の量を加え、やはり高速で泡立てる。
更にツヤと粘りが出て、ハンドミクサーに重さを感じるようになったら、残りのグラニュー糖を加え、全体に散るように中速で混ぜる。
ハンドミクサーの速度を低速に切り替え、ゆっくり混ぜる。
大きな気泡を潰して小さな気泡に揃える。
角がピンと立ち、マットな質感があるメレンゲが理想。
冷やしたボウルに冷たい卵黄を加え、ときほぐし、バニラエッセンスを加え、泡立てないようにして混ぜる。
?のボウルに?のメレンゲを少量加え、泡立て器で円を描くようにしながらゆっくり混ぜる。
?を?のメレンゲのボウルに戻す。
片手でボウルを回しながら、ゴムべらで底からうえにすくい上げるようにしてゆっくり混ぜる。
卵黄が混ざり切らない内に?の粉類を少しずつ加えながら、?と同じ要領で混ぜる。
混ぜすぎると生地が垂れてしまうので、混ぜないように注意!
?の準備して置いたペーパーの上に絞る。
生地が垂れない内に絞り切る事が大事です。
粉糖をふり、5分くらい置いて、今度はムラが無いようにまんべんなく粉糖を再びふるい、180dのオーブンに入れ20分焼く。
焼き上がったら鉄板ごと台に数回打ち付けて熱い空気を逃がし、焼き縮みを防ぐ。
紙ごと網にとって冷まし、紙に残った粉糖を落とす。
シャルロットのケースにし、ムースやババロア等の冷菓子を詰めたりするのは定番ですよね。
色々な大きさの渦巻状に絞って焼いた生地は水分の多いムースやゼリーの土台に使うと破れる事なく適当な水分を吸収して生まれるハーモニーや口溶けも、ビスキュイ・ア・ラ・キュイエールならではの美味しさだと思います。
数量:30×40?の鉄板1枚分
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「ココナッツ風味のビスキュイ」kanako
© 2006 cotta Co., Ltd.
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