ビスキュイ・ド・サヴォワはフランス南東部、サヴォワ地方の伝統的な焼き菓子。卵、砂糖、小麦粉、コーンスターチのみで作る、素朴で軽い口当たりのお菓子です。
クレームアングレーズやコンフィチュールをつけていただくこともありますが、そのままでも十分に美味しいです。
先に卵黄を混ぜ終わってから、メレンゲを泡立てる作り方が主流ですが、洗い物を減らすために先にメレンゲを泡立ててから卵黄を混ぜていきます。(ホイッパーに卵黄の油分がついているとメレンゲが泡立たないため。)卵黄を混ぜている2分ほどの間、メレンゲを放っておいても大丈夫です。その後の混ぜる作業は、出来るだけスピーディーに行いましょう。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・卵は卵黄と卵白に分けておく。
・グラニュー糖は半量に分けておく。(30g×2)
・薄力粉とコーンスターチを合わせてふるっておく。
・オーブンを160℃に余熱しておく。
型に溶かしバターを刷毛で丁寧に塗り、薄力粉(分量外)を茶こしでまんべんなくふりかけ、バットの上で叩き付けて余分な粉を叩き落とし、冷蔵庫で冷やしておく。
メレンゲを作る。油分や水分のついていないボウルに卵白を入れ、グラニュー糖(30g)を3回に分けて加えながら泡立てる。
<グラニュー糖を入れるタイミング>
1回目:泡がふわふわになったら1/3量の砂糖を加える。
2回目:泡がモコモコになったら残りの半量の砂糖を加える。
3回目:ツヤが出てきたら最後の砂糖を加え、混ざったらOK。
別のボウルに卵黄とグラニュー糖(30g)を入れ、白っぽくなるまで2分ほど混ぜる。*メレンゲを立てた泡立て器は洗わず、そのまま使えば良い。
メレンゲの半量を③に加え、軽く混ぜる。
ふるっておいた粉類の半量を加え混ぜ、粉気がなくなったら残りのメレンゲを加え、マーブル状になったら、残りの粉類を加え混ぜる。混ぜすぎないように注意すること。
冷蔵庫で冷やしておいた型に生地を入れる。流動性がないので、ゴムベラで少しずつすくって型に落とし入れていく。160℃のオーブンで45分焼く。
焼けたら、型からそっと外してあら熱をとる。粉糖をふっていただく。
\SNSでシェア/
「ビスキュイ・ド・サヴォワ」T&Marie
© 2006 cotta Co., Ltd.
このレシピを作ったら、ぜひコメントを投稿してね!