NHK連続テレビ小説「まれ」に登場するスイーツをおうちレシピに再現したものです。黒糖を使ったロールケーキ生地にスイートポテト、かぼちゃ(本当は柿ですがシーズン外なので)、イチジクのジャムをほんのり忍ばせた生クリームをたっぷり巻き込みました。生クリーム1パックで済むようにしています。
下準備
1.ロール天板に敷き紙(更紙など)を敷いておく
2.卵は室温にもどしておく
3.牛乳とバターは同じ容器に入れて温めておく
4.薄力粉はふるっておく
5.オーブンは200度に余熱しておく
※天板は底面24×30cm、上面24.5×30.5cmを使用しています。商品コード54812が一番サイズが近いです。
a=ロールケーキ生地
b=フィリングのスイートポテト
c=中に入れる生クリームとトッピングの生クリーム
d=フィリング(柿が手に入らない季節はかぼちゃをかぼちゃの重さの30%の砂糖とひたひたの水で煮たものでも美味しいです)
7の卵の泡立てをしっかりと泡立て、最後の低速泡立てでキメを整えることと、粉を加えてからバターと牛乳を加えたあとしっかり混ぜ合わせることがキメ細かな生地を作るポイントです。黒糖は024255のタカイの黒糖が粉末で扱いやすく、クセがなくて美味しいです。生クリーム1パックでできるようにしています。スイートポテトはクリームの上で伸ばすと寄れやすいので、できれば片目口金を使って平に絞るだけが簡単です。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
フィリングのスイートポテトを作る。火が通りやすい大きさにカットしたサツマイモを水に30分ほどさらしたあと、水を取り替えてサツマイモがかぶるくらの水を入れて柔らかくなるまで火にかける。
※電子レンジで加熱すると水分が飛びすぎるのでできれば鍋がおすすめです。
柔らかくなったら水を切りボウルに移し、細目グラニュー糖、バター、塩を入れてつぶしながら混ぜ合わせる。
口当たりをなめらかにするために一度裏ごしします。
3が冷めたらbの生クリームを混ぜあわせ片目口金があれば、商品コード051812の片目口金 #3をつけた絞り袋に入れて冷蔵庫で保存しておく。
※この時の出来上がり固さが柔らかい漉し餡くらいがちょうど良いです。固い場合は少し生クリームを増やして固さを調整しておきます。
ロールケーキ生地を作る。画像のように四隅に切込みを入れて天板よりも高さをつけて、ロール天板に敷き紙(更紙など)をきっちりつめて敷いておく。
ロールケーキ生地を作る。室温に戻しておいた全卵をボウルに入れときほぐし、黒糖、はちみつを加え湯煎にかけて夏場は36度くらい、冬場は38度〜40度くらいになるまでハンドミキサーの低速で泡立てる。人肌になったら湯煎から外し、高速で泡立てる。
ハンドミキサーの高速で泡立てて、もったりと白っぽくなりハンドミキサーの羽からゆらゆらと生地が落ちてつまようじがひとり立ちできるくらいになったら低速で同じ場所を10秒くらいずつ泡立て、ボウルを反時計まわりに回しながら1周ほど生地のキメを整える。ここまででおよそ8分〜10分ほどかかる
ふるっておいた薄力粉を数回にわけて全体に散らすように再度ふるいながら入れ、ボウルの底から生地をすくうようにボウルを反時計回りに15度ずつくらい回しながら粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
粉気がなくなり、しっかり混ざったら一緒に温めておいたバターと牛乳の容器に8の生地の一部を入れて混ぜあわせ、再び残りの8に戻し入れて生地がつやっぽくなるまでよく混ぜ合わせる。7でしっかり卵の泡立てができていれば、ここでしっかり混ぜても気泡は消えないので大丈夫です。混ぜがたりないとキメが粗くなります
5で準備した天板に5の生地を流し、カードなどを使って表面を平にならし、天板をもって、底を軽くトントンとたたき大きな気泡を消し、200度に余熱したオーブンを180度に下げ、13~14分ほど焼く。
10の荒熱が取れたら巻き終わりだけ生地をななめにカットし、生地を巻くことによって割れないようにナイフで浅く切込みを入れます。
bの生クリームをボウルに入れ、氷水が入ったボウルに重ね底を冷やしながら泡立てる。ホイッパーですくうと角がのこる程度に泡立て、bのジャムを入れて60g飾り用に取り分け、残りを生地に塗る。
生地を縦長の向きに置き、12の生クリームを全体に塗ったあと、4のスイートポテトを手前から2/3のところまで絞り出し、手前にdの半分にカットした栗、奥に柿を置く。
13の栗の上にさらに4のスイートポテトをかぶせるように絞る。
14の手前から巻き始めは芯を作るようにややきつめに、あとは生地が転がるままに巻いていきます。このまま冷蔵庫で1時間以上休ませます。※ロールケーキを巻くときに、何度でも使えるオーブンシートを使い、下には滑り止めマットを敷いておくと巻きやすいです
休ませてる間に飾りの揚げそうめんを作る。鍋に油を入れて天ぷらを揚げるくらの温度でそうめんをさっと揚げる。すぐに色つくので注意します。
休ませておいた15のロールケーキの両サイドを切り落とし、12のとりわけておいた生クリームが緩くなっていたらを再度ホイップし直し、角がゆっくり折れ曲がる固さになったら商品コード051802 孝義丸口金 #10をつけた絞り袋に入れて画像のようにしずく型に絞る。
17のサイド下から1/3くらいの高さまでdのジャムを薄く塗り、16のそうめんを細かく折って貼り付ける。トップには柿と栗を交互に置いて完成。
まれでは「柿」が使用されていますが、秋以外は手に入らないので、ここではかぼちゃを使っています。かぼちゃの重さの30%の上白糖とひたひたの水を入れた小鍋で130gのかぼちゃと36gの砂糖で煮含めて冷ましたものを使っています。
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「朝ドラまれの「節約ロールケーキ」のおうちアレンジ」あいりおー
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