NHK連続テレビ小説「まれ」に登場するスイーツをおうちレシピに再現したものです。
チョコレートムースの中に塩キャラメルムース、ベースには甘納豆を敷きこんだジョコンド生地。トップはグラサージュショコラを半分かけます。
材料説明
a キャラメルムース(a-1=キャラメルクリーム、a-2=アングレーズソース)
b ベースのジョコンド生地
c チョコレートムース
d 上掛けグラサージュ
一日で作ると大変なのでパーツごとに作って2日~3日に分けて仕上げるのがおすすめです。
1日目
a キャラメルムース(冷凍庫保存で固める)
b ベースのジョコンド生地(冷蔵保存)
2日目
c チョコレートムースを型に流す(冷凍庫保存で固める)
d 上掛けグラサージュ
or
3日目にd 上掛けグラサージュ
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
【キャラメルムース作り】
a-2の水を小さな容器に入れa-2の粉ゼラチンを振り入れ、10分ほどふやかしておく。
小鍋にa-1の水と細目グラニュー糖を入れて中火で茶色いカラメルのいい香りがするまで火にかける。
温めたa-1の生クリーム、牛乳を入れる。噴きこぼれそうになるので注意してくださいね。混ざったら塩も入れて溶かす。これを茶こしで濾しておく。
ボウルにa-2の卵黄、細目グラニュー糖を入れてよくすり混ぜる。そこへ温めた牛乳を少しずつ混ぜながら注ぐ。
小鍋に4を入れて火にかけ、とろみがつくまで耐熱のヘラやホイッパーで混ぜ続ける。
とろみがついたら1のふやかしておいたゼラチンを入れて余熱で溶かす。ゼラチンが溶けたら茶こしでボウルに濾しておく。
6のボウルに3の濾したキャラメルソースを入れてよく混ぜ合わせる。混ぜ合わせたら氷水を張ったボウルに底を当ててとろみをつける。
7のとろみがついたところへa-3の6分立ての生クリームを最初は1/3入れて混ぜ、混ざったら残りの生クリームを入れて混ぜ合わせる。
9cm×2.5cmのセルクルにラップで底を覆い輪ゴムで止める。このサイズがない場合は近いセルクルに2等分できるように使います。※使うのは1つなので残りの1つは冷凍して保存しておくと、次回1つ工程が減って楽にできますよ。
9の準備したセルクルに8のキャラメルムースを2等分して冷凍庫で凍らせます。
【ビスキュイジョコンドの底生地を作る】
ボウルにbの薄力粉、アーモンドプードル、粉糖を一緒にふるっていれ、そこへbの溶いた全卵を入れる。
11をハンドミキサーで白っぽくなるまで良く混ぜ合わせる。
bの卵白をボウルに入れ、bの細目グラニュー糖を3回に分けて入れ、角が折れ曲がるくらいの固さに泡立てる。
12のボウルに13のメレンゲの1/3を入れホイッパーで白っぽいところがなくなるまで混ぜ合わせる。
残りのメレンゲを14に入れて混ぜ合わせる。
bの溶かしバターをヘラで受けながら15に入れて底からヘラを返しながらよく混ぜ合わせる
15cmのデコ型に薄くバターを塗って敷き紙を敷いた中へ16を入れ、お好みで大納言を散らし、大納言が隠れるようにヘラで隠し210度のオーブンで12~13分程度焼き色がつくまで焼く。※まれでは能登の大納言を使っていましたが、お好みで入れても入れなくても大丈夫です。
焼きあがって荒熱が取れた17を1cmのルーラーを使って1cmの厚みにカットする。さらに15cmセルクルよりも5mmほど内側になるように回りも少しカットします。※大納言は下に沈んでるので上をカットします。
15cmのセルクルに9のセルクルと同じように底をラップで覆い、輪ゴムで止めて、そこへ18の生地を入れて準備しておく。
cのチョコレートを湯煎にかけて溶かす。
4~6の方法と同じ作り方でcの卵黄と細目グラニュー糖をボウルに入れ、すり混ぜたら、温めた牛乳を入れて、小鍋に入れてとろみがついたら、ふやかしたゼラチンを入れて溶かし、茶こしで濾しておく。
20のチョコレートのボウルに濾した21を入れてよく混ぜ合わせる。氷水に底をつけて荒熱を取る。※冷やしすぎないように。とろみがある程度でOK
荒熱の取れた22にcの6分立ての生クリームを1/3入れてよく混ぜ、さらに残りの生クリームを入れてよく混ぜ合わせる。この時生クリームは氷水にあてずに泡立てる、冷えすぎた生クリームを入れるとチョコが固まる場合があるので。
23のチョコレートムースを口金をつけていない絞り袋に入れ、先を細くカットしてジョコンド生地と型の隙間に空気が入らないようにきっちり埋めていく。
溝が埋まったら、絞り袋の口を少し大きくカットして型の側面にヘラでこすり付けるように写真のような感じで入れる。そのまま入れると型の間に空気が入って型から出した時空気の溝ができる場合があるので。
25の型に10で作ったキャラメルムースを型からはずして入れる。
26の上に残りのチョコレートムースを入れて、L字パレットやヘラで表面を滑らかにして冷凍庫で半日以上冷やし固める。
【グラサージュショコラ(上掛け)】を作る。
dのゼラチンと水を1と同じように10分ふやかす。ふやけたら小鍋にdの生クリーム、水、細目グラニュー糖、ココアを入れてホイッパーで良く混ぜる
28を中火にかけホイッパーで混ぜながらよくとかし、沸いてきたらとろみがつくまで煮詰める。
煮詰め具合はお皿に落としたときに、べちゃーっと広がらず、丸く形を保てるくらいです。煮詰めすぎてもかけるときに流れないのでとろっとしてて、サラサラではない状態。
29を火からおろし、水あめを加え、28でふやかしておいたゼラチンを余熱で溶かし、茶こしで濾して荒熱を取る。ここで冷やしすぎると固まるので常温でぬるいくらいで大丈夫です。
27のチョコレートムースが冷凍庫で凍ったら外す準備をする。15cm型よりも一回りり小さなケーキトレー商品コード064017の取っ手をカットして、高さのある器に写真のようにセットする。この下敷きがあると移動も便利ですよ。
32の上に27の凍ったチョコムースをラップを外して乗せる。レンジ600wで40秒くらい温めた濡れた布を型に巻き付け10秒~15秒たったら型を少し下に下げて動いたらそのまま下へ下げるて外す。
外すときに使った一回り小さなトレーをつけたまま網の上に移動する。
31を半分だけ一気にかける。
出来ればヘラを使わずそのままグラサージュが流れるままのが綺麗です。
まれのクリスマスバージョンはクッキーを飾る。
普段使いのバージョン①
普段バージョン②
カットするとこんな感じです。
卵白が余るレシピなので41~45で卵白を使うお菓子を紹介します。
卵白救済レシピ
レシピID: 00003680
ザクザクcocoロック
卵白救済レシピ2
レシピID: 00008211
マカロン
卵白救済レシピ3
レシピID: 00008430
シャポー・アン・コトン
卵白救済レシピ4
レシピID: 00008325
香ばしフィナンシェ
卵白救済レシピ5
レシピID: 00008331
桜香るフィナンシェ
数量:15cmホール1台
\SNSでシェア/
「朝ドラまれの「クリスマスケーキ」」あいりおー
© 2006 cotta Co., Ltd.
このレシピを作ったら、ぜひコメントを投稿してね!