焼きいもペーストとキャラメリゼしたリンゴをたっぷり巻いた、小さくて可愛いミニ食パン。
おいも効果でパンはしっとり感を保ち、翌日もふんわり。
まったり焼いもペーストと甘酸っぱいりんごがよく合いますよ。
いもペーストが濃厚で甘いので、カラメルはしっかりめに焦がす方がおいしいです。フィリングは、好みで、いもペーストだけ、いもペーストとりんご、いもりんごにシナモンぱらり、りんごを煮る時バニラも少し、ラムレーズンも入れちゃう、など、アレンジ自在。あなただけのオリジナルおいもりんごパン、作ってください。カラメルりんごは、りんごの大きさによっては使い残るので、ヨーグルトに入れたり、そのまま食べても。
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パン生地を作る。HBにAの材料(バター以外)を入れて、生地づくりコースでスタート。バターは5分後に入れる。手ごねでもOK。約2倍に膨らむまで、1次発酵させる。
1次発酵の間にカラメルりんごを作る。皮を剥いて4等分のくし形に切る。芯を取って、それをさらに3等分のくし形に切って、8ミリ厚のいちょう切りにする。
Cの砂糖を鍋に入れて強めの中火にかける。ゴムべら等は使わず、溶けて、ふちがうっすら茶色くなるまで待つ。ゴムべらを入れると、飴化した砂糖がヘラにつくので、混ぜたいけど我慢。
ふちが色づいてきたら、鍋をゆすって溶けてるところと溶け残ってるところを混ぜ、均一にする。小さな泡が立って色が濃くなっていく。泡がぶくぶくと大きくなって、好みの焦がし具合になったらりんごを一気に入れる。はねるので注意。
ゴムべらはまだ使わない。鍋をゆすってカラメルとりんごを混ぜる。ゴムべらで混ぜたいけど、まだ我慢。
しばらく待って、りんごから水分が出てきたら、ここでゴムべらで混ぜ始める。弱火で長く煮ると崩れるので、強めの中火のまま、水分がほぼなくなるまで煮詰める。容器に出して冷ます。
Bのいもペーストの材料を混ぜ合わせておく。いもダイスは、飾り用に皮付きのものを少し分けておく。型に、スプレーオイルをふっておく。
1次発酵が終わったら、4分割し、ゆるく丸めなおしてタッパなどをかぶせ、ベンチタイムを15分取る。型にオイルスプレーを吹くか、油脂を塗っておく。
麺棒で9×22センチに伸ばし、いもペーストを25g塗り、カラメルりんご30gと、いもダイス25gを散らす。手前からカードなどで持ち上げてくるくる巻く。巻き終わりまで転がすと、いもペーストがはみ出るので、最後は巻き終わりの生地を持ちあげるとよい。
とじ目を閉じて、左右の両端もつまんで閉じる。ここで両端を閉じないと、食パン型の底にいもペーストがべっとりついてしまう。
長さを2等分に切る。糸をくるりと巻いて、絞るように一気に切る。包丁で切るより、具が動かないのできれいに切れる。
切り口を上に向け、とじ目を真ん中で合わせるように型に入れ、水で濡らした指で軽く押さえて整える。乾かないように2次発酵させる。タイミングを見て、オーブンを190℃に予熱する。
これくらいまで発酵したら、分けておいたいもダイスを、皮が見えるように押し込み、刷毛で牛乳(分量外)を薄く塗って、芋やりんごが隠れない程度に、アーモンドスライスをのせる。
190℃に温めたオーブンで、13~15分ほど焼く。焼き上がったら、型ごと軽く台に打ち付け、中の蒸気を飛ばす。すぐに型から出して、網の上で冷ます。
いもペーストを手作りする場合は、オーブン200℃で30分強加熱して焼いもを作り(ワタシは食パンと同伴焼きします)、皮を剥いて、芋100gに対し、砂糖10g、スキムミルク2gを合わせてフードプロセッサーで撹拌、塗れる固さまで牛乳を足してゆるめる。甘さは味を見ながら調整する。
数量:ミニ食パン型4個分
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「さつまいもとカラメルりんごのミニ食パン」takacoco
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