初夏ももうすぐ。だんだんと温かくなると、さっぱりとして口当たりもよく、そしてヘルシーなものが体にもいいような気がして、砂糖不使用のはちみつで甘味をつけるパンナコッタを作ってみました。これは体を温める作用があるしょうがのすっきりとした風味です。それにトッピングとして甘さ控えめの少し緩めのチェリーのコンフィチュールも同時に作成。こんなふうにデザートばかりではなく、プレーンヨーグルトやバニラアイスクリームのトッピングも最適。もちろんトーストやスコーンなどにもぴったり。
コンフィチュールの方は、バニラビーンズとこれまたジンジャーで、風味付けをしています。それと隠し味にロゼワインを。なかったら、赤ワインでもいいですよ。ちょっとシャレた味わいにしてみました。チェリーは日本の甘酸っぱいものでもよいし、アメリカンチェリーでも。私はなんと冷凍物を使いました。甘味が付いていないナチュラルなチェリーだったら、何でもOKです。
プレゼントには別々に容器に入れて、2種類一緒にプレゼントすれば、トッピングとして残ったコンフィチュールは他にも使っていただけると思います。
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しょうがは皮をむき、軽く包丁の柄の部分で叩きつぶし何枚かにスライスして、牛乳と一緒に鍋に入れて、火にかける。
沸騰したら火を止めてふたをして、10分ほどそのまま香りを付ける。
これに生クリームとはちみつを加え混ぜながら、再び火にかけて、60℃位に温める。
火から下ろしてふやかしておいたゼラチンを混ぜ溶かす。
濾しながら、器に流し入れる。冷蔵庫で冷やしかためること。
瓶詰めジャム用のガラスの器とふた。大きな鍋と湯せんの準備。
大きな鍋にお湯を入れて、ガラス瓶とふたを入れて煮沸消毒する。3分程度。
これを火傷しないように注意しながら引きあげて、清潔なキッチンペーパーや布巾の上などにビンを逆さに置いて乾燥させておく。ふたも同様に。
大さじ2のグラニュー糖とペクチンを合わせて混ぜておく。
種を取り除いたチェリーと果汁にレモン汁を絞って酸化を防ぐ。
これにスライスしたしょうが、バニラビーンズとさやを入れてふたをして5分間煮る。
時々、木のスプーンでかき混ぜながら、ロゼワインを入れてさらに沸騰させる。今度はペクチンとグラニュー糖を混ぜたものを入れて、さらによく混ぜながら3分ほど煮る。
残りの砂糖をすべて加えて、強火にしてさらに3分、よく混ぜながら沸騰させる。
アクを取り除き、火から下ろす。しょうがは取り除くが、バニラのさやはそのままで。
自然乾燥したビンの中に3等分にこのジャムを入れてふたをする。バニラのさやも一緒に詰めるとおしゃれです。
これを再び湯せんのお湯に入れて、沸騰させる。沸騰したら火を弱めてグラグラと5~7分ぐらいそのまま沸かして、ビンの中を真空状態にする。終了時には、熱さにより、ふたが膨張しているのがよい。
ビンを逆さに置いて冷めるまでそのままにする。戻した時に、ふたの中央部分がへこんだように見えたら、瓶詰め完了。真空状態になっているので、常温の直射日光のあたらない場所に保管しておけば、普通の瓶詰で売っているジャムと同じように保存できますが、なるべく早く食べてくださいね。開封後は冷蔵庫で保管のこと。
コンフィチュールはこんなふうにきれいな赤い色に仕上がります。
そして、パンナコッタの方は、クリーミィーに。
パンナコッタに、あったらミントの葉を乗せてふたをする。
シールでしっかりと固定するとよい。
ジャムの方は、チュールを4つ折りにしてさらにブルードットのドイリーを乗せる。
これにリボンでしっかりと縛り、蝶結びにする。
バスケットに紙パッキンを入れて、さらにエッフェル塔のハンドタオルを敷く。
この上にパンナコッタとコンフィチュールのビンを入れて、季節の花とジュエリーチャームをハンドルの部分につける。
数量:器4個分
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「チェリー&バニラ・コンフィチュールとジンジャー・パンナコッタ」panipopo
© 2006 cotta Co., Ltd.
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