和製ブッシュ・ド・ノエルのようなロールケーキ。これを利用して2011年版クリスマス用のロールケーキは、ピンクとクリーム色で。簡単バージョンのバニラのムースリン・クリームと苺を丸ごとロールケーキに閉じ込めました。上にはいちごのシャンティイ・フレーズ(いちご味のクレーム・シャンティイ)を塗って、デコすれば可愛い感じのクリスマスケーキに早変わり。
普通の生クリームやチョコレートクリームのロールケーキとは違ったフレッシュ&フルーティー、そしてクリーミィーな味わいのロールケーキに仕上がります。
ムースリンには、通常たくさんのバターを入れますが、ここではバターはちょっと控えめに代わりにクレーム・シャンティイ(ホィップクリーム)を入れて軽やかにしてあります。苺との相性はバッチリ。
デコの仕方は3Dで考えることがコツと言えば、コツでしょうか。必ず全体的なバランスを考えながら前後左右を見ながら非対称的に飾りつけすることが魅力的に見えるデコテクでもありますよ。ここでは、簡単にフルーツ、クリスマスのシュガーデコなどやテンパリングしたチョコの飾りでデコして出来上がり。自分のお好みのデコで、仕上げてみてくださいね。
なお、ロールケーキの生地の部分は、ここでは割愛します。お好きな生地を作ってみてください。私は、去年のクリスマスのロールケーキの生地のレシピで作っています。
鍋に牛乳とバニラビーンズを入れて、沸騰直前まで温める。
ボウルに卵黄をほぐして、これにグラニュー糖を入れて白っぽくなるまでよく混ぜ合わせる。これにふるった粉類を入れて、ダマにならないようにすり混ぜる。
温めた牛乳を入れて、泡だて器でよく混ぜ合わせてから、濾しながら鍋に戻す。
中火にかけ、絶え間なく泡だて器でかき混ぜながら、クリーム状になって、沸騰(バフバフと泡が出来る状態になってから1分半ぐらい混ぜて火を完全に通す。焦げないように注意。
清潔なボウルに空けてラップを直接クリームに当てて、氷水の張った容器に乗せるか冷蔵庫などで粗熱を取る。36℃(人肌)になったら、使えます。
クレーム・パティシェールを分量分、ボウルに入れて泡だて器で柔らかくなるまで混ぜる。
これに、柔らかく練ったバターを入れてよく混ぜ合わせる。
最後に硬くホィップしたクレーム・シャンティイを入れてよく混ぜ入れて出来上がり。
焼き上がって冷めたロールケーキをベーキングペーパーなどの上に乗せて、上記のクレーム・ムースリンを伸ばしていく。手前、3分の1ぐらいのところを一番厚く塗り、全体的に広げる。
手前3分の1のところにいちごを並べる。
芯を作って巻いて行く。終わりに定規などでペーパーの上から巻き終わりの部分を押して形を整える。
ペーパーの両端を閉じて、冷蔵庫で1時間以上寝かせる。
この間に苺のシャンティイを作る。
全ての材料をボウルに入れてハンドミキサーで7分立てぐらいに泡立てる。
これを全体的にロールケーキにパレットナイフを使って伸ばす。
冷蔵庫で30分程度休ませる。
再度、クリームをもう少し泡立てて硬めにする。お好みの星形の口金を付けた絞り袋に入れてトルネード形にグルグルと絞り出す。
苺やあったら、ラズベリーで飾り、クリスマスピックやチョコレート、シュガークラフトで飾り付ける。3Dで全体的にバランスよくデコすること。
切ったところの写真です。
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「ノエルの苺&ムースリン・クリーム・ロールケーキ」panipopo
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