ほんのりピンクの白桃のコンポートを、しっとり生地で巻いた、口溶けの良いロールケーキです。
スフレ生地はひび割れしにくく、生クリームには水切りヨーグルトとゼラチンを入れているのでだれません。
夏でも巻きやすいロールケーキです。
仕上げにロールケーキを丸くする裏技あり^^
フレッシュな白桃が手に入りにくければ、桃缶で代用してください。
その際、果肉をワイン100cc、シロップ100cc、レモン汁と一緒に5分煮てひと晩以上寝かせます。(2019年8/18日訂正)
煮崩れしないし、甘味も柔らかくなりますよ。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
前日までに桃のコンポートと水切りヨーグルトを作っておく。
鍋にワイン、水、砂糖を入れてひと煮立ちさせる。
桃の割れ目にそって包丁を入れてひねり、種をスプーンでくりぬき、皮をむく。
1に、くし切りにした桃と皮とレモン汁を入れて10分弱火で煮て、粗熱をとったら冷蔵庫で冷やす。
白桃の皮が薄い色だと表面がほんのりピンクになります。(左)私は芯まで桃色にしたいのでラズベリーや、アメリカンチェリーやルバーブなどの赤い実を足して煮て色付けしてます。(右)は冷凍ラズベリーを15グラム入れました。
ない場合は食用色素で。
キッチンペーパーを敷いたざるの上にヨーグルトをのせ、一晩冷蔵庫に置いて水切りヨーグルトを作る。
※重しをすると1時間で水切りできます。水切り後はだいたい60~70g前後になります。
・200度に余熱(電気オーブンの場合)
・牛乳を40度に温める
・小麦粉をふるっておく
・卵白を冷凍庫で15分冷やす 卵黄は常温に
鍋にバターを入れ、焦がさないように中火でとかし、火からおろしたら小麦粉を入れて艶が出るまで素早く混ぜる。
ボールに2を移し、少しずつときほぐした卵黄を加えて、ハンドミキサーで混ぜる。
さらに温めた牛乳を少しずつ入れて滑らかに混ぜ、こし器で濾し、乾燥しないいように表面をラップで覆う。(膜が出来るので)
卵白を泡立て、泡が細かくなってきたら砂糖を2、3回に分けて入れ混ぜ、気泡が細かいしっかりとしたメレンゲを作る。
メレンゲの3分の1を3に混ぜ、残りのメレンゲを気泡をつぶさないように混ぜる。
生地を天板に流しいれ、13分オーブンで焼く。
火のあたりを均一にするために10分たったところで天板を180度回転させる。
焼きあがったらシートをはがし、粗熱がとれたら乾燥しないようにラップで覆って冷ます。
※焼成温度や焼成時間はお使いのオーブンに合わせて調整してください。フッ素樹脂加工したオーブンシートを使うとしわができません。(2020年8/1 一部訂正しました)
焼き色が気になればピーリングしてください。
粉ゼラチンを水でふやかし、湯煎で溶かして冷ましておく。熱いままだとクリームがだれます。
氷水をあてたボールに生クリームと砂糖を入れ、8分立てにしたら1を入れてよく混ぜ、水切りヨーグルト(直前に混ぜて柔らかくしておく)を加えてさらに混ぜ、冷蔵庫で20分冷やして巻きやすい固さにする。
(2020/8/1一部訂正、追加)
ラップを敷いた上に生地を載せ、巻き終わりになる部分を斜めにそぎ落とし、クリームを塗り広げ、桃のコンポートを置いて巻く。巻き終わりは塗らない。
※縦半分に切ってから巻くと巻きやすいです。写真は半分に切った状態です。
ロールケーキを丸くするコツです。
空き箱のふたや底面の厚紙を切り取り、図のようにロールケーキを包んでクリップで固定します。しばらく冷蔵庫で冷やすと丸いロールケーキになります。倒れないようにドアポケットに置くか、タッパーなどで挟んでください。
私の作るロールケーキの直径はだいたい7センチなので最初から筒状に作ったものを常備してます。
カットする時は温めたナイフで一気に引きながら切ります。
数量:30センチ
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「白桃のスフレヨーグルトロール」菜さくら
© 2006 cotta Co., Ltd.
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