洗いものを極力減らすのと、カラメルソースを作ったお鍋にそのまま牛乳を注いでプリンを作ることで、カラメルソースもきれいに取れて、キャラメル味のプリンになっちゃう。横着しつつ、おいしく作っちゃおうというプリンです♪
毎年、暑くなってくると作るゼラチンで冷やし固めるプリンの中でも、出番が多いプリンです。
作業自体はとっても簡単です。作業上の注意点や、状態をわかりやすくするために写真をたくさん撮ったので、工程写真の関係で項目が多く感じますが、ゼラチンで冷やし固める簡単なプリンです♪
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・板ゼラチンを冷水につけておく。
・卵黄と卵白を分けておく。
(卵白はわけたらすぐに、玉子1つ分の分量で小分けにして冷凍して置けば、後日、マカロンやダックワーズ、フィナンシェ、シフォンケーキの卵白のプラスする分に使用できます)
・牛乳を計ったら、ボールに入れて、バニラビーンズを一緒に入れておく。
厚手の鍋にグラニュー糖と水の2/3を入れて火にかけます。(中火よりやや弱いぐらい)
※水の1/3は最後の色止めに使うので、残しておきます。
グラニュー糖が溶け始めて、外側から色がついて来たら、鍋をかき混ぜずに、鍋の持ち手を持って、ゆっくりと、やさしく左右に動かすようにして、色がまんべんなくつくようにする。
最初は大きい泡が出ますが、次第に細かい泡になって、色がついてきます。
色がついて来たら、焦げるのが早いので、少し早いぐらいで火を止めます。
火を止めたら、すぐに残りの水1/3を入れます。
※はねるのでやけどに注意してください!
少し置いたら、耐熱容器に一度移して少し冷めるまで置いておきます。
耐熱容器の外側を触れるぐらいに冷めたら、カラメルソースをカップに大体等分になるように移します。
☆カラメルソースが熱すぎるとプラカップの場合、熱で溶けたり変形するので気を付けてください。
心配な場合は耐熱ガラスのグラスを使ったり、ココットを利用してもいいです。
カラメルソースを耐熱容器に入れたらすぐに用意して置いたバニラビーンズ入りの牛乳を鍋に入れておく。
さらに、グラニュー糖の1/3の量を入れておく。
☆この作業はカラメルソースを耐熱容器に移したら、すぐにやっておきます。
板ゼラチンは冷水を入れたボールに入れてふやかしておく。
☆粉ゼラチンの場合は、そのまま入れるタイプ以外、ゼラチンの×5倍(この場合は30cc)の水を入れてふやかしておきます。
グラニュー糖の2/3を卵黄の入ったボールに入れて泡だて器で白っぽくもったり積もるまですり混ぜます。
ここが足りないと、滑らかなプリンにならないのと、卵に火が入ってしまいます。
1の鍋を弱火にかけます。なべ底などにカラメルソースがついているので、ゴムべらで、底をやさしくカラメルソースを取るようなイメージで静かに混ぜます。沸騰直前(約90℃程度)で火を止めます。
鍋の約半分の牛乳を3の卵黄の入ったボールに入れてよく混ぜ、また再び、鍋の中に全量戻しいれます。
☆全部なべの牛乳を移してしまうと、鍋肌の牛乳が乾いてしまうのと、卵黄と混ぜやすくするため、半量だけ、ボールに入れて戻すという作業をしています。
再び弱火にかけます。なべ底からゴムべらは離さないように、やさしく混ぜていきます。
最初は表面に細かな泡が出ますが、混ぜて行くうちにだんだん消えてきます。
とろみが出て、滑らかになったら火を止めます。
(70℃以上になると卵黄が固まってしまうので、弱火でゆっくり火を入れます。ただし、怖がって火を入れすぎないと卵が殺菌できないので、ここでちゃんと火を入れます)
プリン液が出来上がったら、火を止めて、箸で板ゼラチンを水から出して、鍋に入れて、ゴムべらで混ぜながら溶かします。
(粉ゼラチンの場合も同様)
ボールに移して、氷水に当てて、一気に冷まします。
☆中途半端な温度が長ければ長いほど、細菌で傷みやすいので、ここからは一気に冷ましていきます。
ほおっておくと、下だけ冷えて、上が熱いままなので、ゴムべらなどでやさしく混ぜながら、均等に冷ましていきます。
冷めたら、カラメルソースの入った容器に5等分になるようにプリンを注ぎ入れます。レードルや注ぎやすいボールなどを利用すると、入れやすいです。
冷蔵庫で1~2時間以上冷やし固めます。
チョコレートコポーをかける場合は、プリンを冷やしている間に作っておきます。
くり抜き器やスプーン(薄いものの方がやりやすいです)などで板チョコの裏を削るとできます。
使うのはティースプーン2杯程度。少量でOKです。
プリンを冷やしている間に生クリームを8分立てに泡立てておきます。
泡立てたら、お好みの口金をセットした絞り袋に入れておきます。(今回は10切の大きめサイズの口金です)
冷やし固めたプリンにデコをしていきます。
最初にちょっと横に広がるように低い位置から一回絞り、(プリンがつぶれないように)少し力を緩めたら、また絞りだしてを3回程度。イメージは徐々に真上に絞るイメージです。
☆
難しい場合はソフトクリームのようにぐるぐると絞ってもいいですし、ほかの口金でお好みで絞ってもOK
絞った生クリームの上にチョコレートコポーをかけます。
お好みでセルフィーユなどのグリーン、ケーキピックを飾って完成ヾ(^▽^)ノ
輪切りのバナナを添えても♫
☆バナナは変色するので、レモン汁を塗っておいたり、ナパージュを塗っておくといいです。
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「お鍋ひとつで手軽に作る☆キャラメルプリン」Minami
© 2006 cotta Co., Ltd.
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