シュー菓子が大好きで中でもフランスのシュー菓子「ルリジューズ」をよく作っています。
フランス語で「修道女」の意味のルリジューズを、ハロウィンバージョンにして。
家族が大好きなモンブランクリームで作ったシュー菓子に。
生地はハロウィンなので、かぼちゃパウダーを入れて風味づけ。
フォンダンやコーティングチョコで接着することが多いのですが、今回はなるべく材料をコンパクトにするためと、洗いものを楽に、そして、手軽にお子さんとも作れるように、チョコペンを使ってシュー同士を接着しています。
また、天板1枚で焼ける分量となっていて、食べきり量で作っていますので、工程が多く、洗いものが増えるルリジューズをなるべく手軽に楽しめるように考えました。
秋の風味が楽しめるちょっとかわいいジャックオランタンになっています♪
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・バターは1cm以下の角切りにして、ラップに包んで常温に出しておく。
・薄力粉とかぼちゃパウダーを合わせてふるっておく。
・卵を常温に出しておく。
・天板にオーブンシートを敷いておき、シュー生地を入れる絞り袋に丸口金をセットしておく。
☆シューは手早く行うのが大切なので、作業前の下準備はすべて終わらせておきます。
下準備①
バターは1cm以下の角切りにしてラップに包んでおく。
下準備②
薄力粉とかぼちゃパウダーを一緒にふるっておく。
卵は常温に出しておく。
バターはラップに包んで常温に出しておく。
下準備③
1cmの丸口金をセットした絞り袋を用意しておく。
天板にオーブンシートを敷いておく。
1cm角のバターと水、グラニュ糖2gに塩をひとつまみ入れ、
厚手の鍋に入れて、中火にかけ、
バターが溶けて、鍋全体が沸騰するまで火を入れます。
中心まで泡が立って沸騰したら、一度、火を止めます。
薄力粉とかぼちゃパウダー合わせてをふるっておいた粉類を一度に入れて、再び、今度は弱火にかけて、手早く木べら(またはゴムベラ)で混ぜ、粉に火を入れます。
この時、鍋の底に膜ができるのが目安。
約1分程度。
火を止めて、火からおろし、溶き卵を少しずつ加えては混ぜ、固さを調節していきます。
最初は1/3の溶き卵を入れて混ぜます。
次は少し少なめに入れては混ぜを繰り返していきます。
最後の方は少しずつ入れて固さを見ます。
生地を持ち上げたときに、生地が落ちて、最後が逆三角形のような形(先がとがっている状態)になればOK。
卵の入る量は最初の沸騰具合と粉を入れた後の日の入れ具合の水分の蒸発具合で前後します。
全卵2個ぎりぎりの時もあれば、少し残る程度の時もあります。
1cmの丸口金をセットした絞り袋に、出来上がった生地をすぐにゴムべらなどで移します。
丸口金で「1点絞り」をします。
一か所に丸口金を定めて、なるべく垂直のように持ちしぼります。
まずは小さいサイズ、約直径2.5cm、大きいサイズ約直径4cmを8個ずつ絞ってみます。
もし生地が余ったら、小さい方1つ、大きい方1つとセットになるように増やしていきます。
絞ったら、残った卵液があればそこに水を足して、なければ、普通の水を小さいボールなどに入れます。
☆これを絞ったシューの上につけていきます。
フォークを水に浸し、余分な水気を切り、シュー生地の上から軽く押さえるようにします。
縦横行い格子状にします。
この作業できれいに膨らみやすくなります。
☆水がシューの下に垂れすぎてしまうと、その部分が膨らまなくなるので、つけすぎに注意します。
190℃で約22~24分程度焼きます。
きれいな焼き色がついてしっかり膨らんだら焼きあがりです。
焼き時間はオーブンによって癖があるので調節してください。
【ここ重要!】
シューが焼けるまでオーブンの扉は絶対に開けないでください。
開けてしまうとせっかく膨らんだシューがしぼんでしまいます。
焼きあがったら出したくなりますが、そのまましばらくオーブンのふたを閉めたまま、5分程度放置し、しっかり乾燥させます。
その後、ふたを開けて、またしばらく放置。
これで中がしっかり乾燥されて安定したシューになり、しぼみを防ぐことができます。
そのあと、ケーキクーラー(網)の上に出してしっかり冷まします。
マグカップや耐熱容器に水半分、ポットなどの沸かしたお湯半分を入れて混ぜ(これで大体ちょうどいい温度になります)、チョコペンを入れて溶かします。
1本ずつなくなったらその都度行うようにします。
☆一度に数本溶かしてしまうと、作業中にチョコが冷めて固まってしまうため
ジャックの顔を描いていきます。小さい方のシューにジャックの目、鼻、口をチョコペンで描いていきます。
お顔はお好みの表情でOKです。出来上がったら固まるまで置いておきます。
生クリームにグラニュー糖を入れて、7分立てに泡立てたら、マロンクリームを入れ混ぜ、8分立てのクリームに仕上げます。
☆グラニュー糖は生クリームの泡を安定させるために入れていますので、甘みだけならば、マロンクリームの甘さでも十分なので、必要ない場合はグラニュー糖は外してOKです。
出来上がったクリームの、1/3は8切の口金をセットした絞り袋に入れておきます。
(こちらが外側の絞り)
2/3は中用のクリームです。丸口金をセットした絞り袋に入れておきます。
シューの底に箸などで穴を開けておきます。最初は箸の先で、次第に空いたら、箸の反対側の太い方に持ち替え、口金が入る、1cm程度の穴を開けておきます。
1cmの丸口金をセットした絞り袋に入ったモンブランクリームを入れていきます。満タンになると押し戻される感じがするので、わかります。溢れすぎたら、バターナイフのようなもので余分を取って、小さなボールなどに取っておくと、また絞り袋に入れて使えます。
顔を描いたチョコペンが余って、まだ使えるようなら、ラップをチョコペンの上に向かって包むように巻いて、再び湯煎すると溶けます。
☆cottaさんのチョコペンは顔を描いた後、特に湯煎することなく、そのまま4の作業に入れました(^_-)-☆
溶けているままなら省略してください。
また、顔を描いて使いきった場合は2本目を湯煎して使用します。
すべてクリームを入れたら、上の顔の方の絞ったクリームの穴の上にチョコペンでチョコを少し出して、大きい方のシューの上の中央につけていきます。これをすべての個数行います。
写真のように雪だるまのような形にします。チョコが固まるまで冷蔵庫に入れておくと早く固まります。
☆自宅用でしたらそのままでOKですが、持ち運ぶ場合、ケーキトレーのところにもチョコを絞っておき、シューをのせると安定します。
下のシューを起点にして、上に向かって、プティシューの側面に沿わせるようにして上に絞っていきます。
顔の両サイド、後ろは2~3か所絞っていきます。
上に小さく一周絞ります。
お好みでセルフィーユなどのグリーン、ピックをのせて完成ヾ(^▽^)ノ
数量:大小重ねて1個分として、約8~10個分(絞る大きさによって多少前後しますが、最低8個はできます。天板1枚分)
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「ジャック オ ランタンのルリジューズ風」Minami
© 2006 cotta Co., Ltd.
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