卵は供立てにし、粉は強力粉を使って、ワンボウルで手軽に作れるもっちりとした食感のカステラをご紹介します。
抹茶ときび砂糖を組み合わせていますが、抹茶をやめて強力粉を120gに、きび砂糖を上白糖におきかえればプレーンなカステラに。
軽くてふわふわとした食感が好みの場合は、強力粉を薄力粉に置き換えるといいでしょう。
焼いてからビニールで覆って丸一日おくと、しっとりもっちりとしたカステラに仕上がります。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・スクウェア型にグラシン紙を敷く。
・強力粉と抹茶は合わせて一緒に2回ふるう。
・きび砂糖にダマがあるようならつぶしておく。
・オーブンを160℃に予熱する。
・湯せん用の80℃ほどの湯を用意する。
みりんを耐熱容器に入れて電子レンジ600Wで30~40秒加熱したら取り出し、はちみつを加えてよく混ぜる。
ボウルに卵、卵黄を入れてハンドミキサー中速で混ぜ合わせ、卵白のこしをきったら、湯せんしながら砂糖を3回に分けて加え、都度中速~高速で全体がもったりとするまで混ぜ合わせる。
※卵液が人肌程度の温度になったら湯せんをやめます。
羽根からゆっくりとトロトロ落ちるようになったらいったん止める。
2に1を少しずつ加えながらハンドミキサー低速で全体を1~2分混ぜ合わせる。
3に粉類(強力粉+抹茶)を再びふるいながら入れ、ヘラで切り混ぜする。粉が見えなくなり、ヘラからゆっくりと連なって落ちるようになれば生地の完成。
※強力粉は混ぜすぎるとねっとり粘りが出るので、極端に混ぜすぎないように気を付けます。かといって混ぜる回数が少ないと、うまく生地の柱になれずに上面が凹むことがあるため、適度に混ぜ合わせます。
※薄力粉の場合は、いつものスポンジケーキの要領で、ヘラから素早くトロトロ落ちるぐらいまで混ぜ合わせます。
4を型に入れて何回かタオルの上などにトントンと打ち付け、余分な空気を抜いたら、箸や竹串などで軽く表面が粗くなった部分を整える。
※強力粉で作った生地は薄力粉に比べて粘度があり、ヘラなどでは表面が整えにくいため、細い棒のようなもので気になった部分だけ整えます。
160℃で40~45分ほど焼く。焼き上がったら型からすぐに出し、グラシン紙は付けたままケーキクーラーにのせて軽く粗熱をとる。
6がまだ温かいうちに、ごく薄く油を塗り広げたオーブンペーパーを上面に被せ、平らな板の上などにひっくり返し、そのまましばらくおく。
※上面をより平らに仕上げます。
※オーブンペーパー+油で生地が付きにくくなります。
冷めきらないうちに上面を下にしたまま(グラシン紙、オーブンペーパーは付けまま)ビニール袋に入れ、丸1日おく。
※冷めたら食べることはもちろんできますが、時間をおいたほうがしっとりさが増します。
袋から出して紙類をはずし、4辺の端を切り落とす。
半分に切り、食べやすい幅にカットする。
こんな感じのが2本できあがりますよ~
抹茶、プレーンタイプ、お好みでお楽しみください(^-^)
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「ワンボウルで作るもっちり抹茶カステラ」JUNA(神田智美)
© 2006 cotta Co., Ltd.
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