型がなくてもオーブンに合わせて牛乳パックでちょうど良い大きさの型を作って焼けます。縦長の型にすれば、ぐるぐるきれいに巻けますよ。型が要らない分、リッチにバニラペーストを生地にもクリームにもたっぷり使用し香り高く、またミルクやバターが多めのしっとりした共立て生地です。生地とクリームの一体感にやみつきです。
メイン画像は卵4個使用で全体の材料を1.3倍にして巻いています(37cm×24cm)。大きめの長方形のオーブンお持ちのかたは型を長めに作ってこちらのサイズもボリュームがあります。焼き時間は同じです。
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牛乳パック2個を洗って乾かしておく
オーブン200℃に余熱
ハサミで開く
上の綴じ目の糊がついた薄い部分と底は切り取る
口のところを立ち上げて、半分山折に折り返す
二枚とも同様に
両サイドを2cmくらい立ち上げる
両サイドに切り込みを入れ、口の部分の折り込みにはさんで、ホッチキスで止める
4つの角を同様に止める
天板の長さに合わせてホッチキスで二ヶ所止める
(私の天板では31cm×24cmになりました)
正方形で焼く場合は27cm×27cmの天板でも同じ分量で焼くことができます
オーブンペーパーや紙を2枚重ねて敷く
卵、グラニュー糖、トレハロース、バニラペーストを湯煎にかけながら、ハンドミキサー低速にかけて温める
指を入れてみて熱くも冷たくも感じないくらいになったら、湯煎から出す(冬場や室温が低いときはほんのり温かく感じるくらいにしてください)
ハンドミキサー、中速から高速で7分くらいかける(クイジナートでは中速でかけています)
垂らしてみて八の字がかけるくらいではなく、もっとハンドミキサーの羽にからんで、ぼたりと落ちるくらいになるまでかける
ハンドミキサーを低速にして、泡のキメを整える(2分くらい)
振るった薄力粉を一度に加えてゴムベラで時計回りに左手は半時計回りにボウルを回しながらあわせる(50回くらい)
なめらかでつやがでるくらい
無塩バターと牛乳はラップをして600w60秒レンジにかける
使うまで、温度が下がらないように卵の湯煎に使っていたお湯につけておく
7を湯煎から出してホイッパーでよく混ぜる
8に5の一部を(大さじ2杯くらい)入れ、ホイッパーでよく混ぜる
9を5に加えて、底に液体がたまらないように混ぜ合わせる
均一になればストップ
このくらい
型にながし、ドレッジで平らにならす
200℃で11分焼く(アルミの型を使う場合は下にも同じ大きさの型を2重にしておくと、焼きすぎが防げます。紙は熱を伝えにくいようなので重ねていません)
焼けたらオーブンシートの上に焼き面を下にして冷ます(網の形がついてしまうので網の上にはとりません)
あら熱が取れたら上からラップで覆い乾燥を防ぐ
生クリーム、グラニュー糖、バニラペーストを入れたボウルを氷水で冷やしながらハンドミキサーで立てる(9分立てぐらいのしっかりしたクリームにする)
紙を外した生地の焼き面でないほうにクリームを全部のせて、パレットナイフを使い手前を厚め、巻き終わりを薄めにのばす(一番下には滑り止めとしてシルパットを敷いています)
このようにのばす
手前が芯になるので丸く小さめにしっかり手で形作る
紙を上に持ち上げてケーキを自然に向こう側に転がす
向こう側の紙を持ち上げてケーキを手前にもってくる
下に敷いていた紙を上にかけて定規などでケーキの巻きを締める
締めたら、紙の上からラップをして冷蔵庫で一時間は冷やして落ち着かせる
温めたナイフで3cmくらいの厚みにカットする(カットの度にナイフを温め直しキッチンペーパーなどで水気を拭き取ってからカットしてください)
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「しっとりバニラミルクロールケーキ」ちさと
© 2006 cotta Co., Ltd.
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