ショコラオランジュタルト

下準備

・タルト生地に使う卵とバターは室温に戻しておく。
・ピスタチオは軽くローストしておく。

タルト生地を作る

• 1

  薄力粉・アーモンドプードル・ココアパウダーをあわせ、ザルなどでふるう。

  
• 2

  室温に戻したバターをボウルに入れ、ゴムベラで練る。

  
• 3

  粉糖を加え、泡立て器で白くふわっとするまで混ぜる。

  
• 4

  卵を加え、さらに混ぜる。

  
• 5

  1の粉類を3～4回に分けて加え、ゴムベラで切るように混ぜる。

  
• 6

  粉気が完全になくなればOK。

  
• 7

  ラップで包み、冷蔵庫で1時間以上冷やす。
  （この時、四角っぽく成形しておくと、後で生地をのす時に楽です。生地は一晩～1日冷やしてもOKです）

  

タルトの成形をする

• 1

  生地をラップではさみ、脇にルーラーをあて、厚さ3mmにのばす。

  
• 2

  生地がダレてきたら冷蔵庫で冷やしながら作業をし、78mmの菊型で抜く。
  （一番生地だけなら7～8枚、二番生地をあわせて10～11枚ほどとれます）
  抜いた生地は冷蔵庫で30分間ほど冷やす。
  （次の日に焼成したい場合は、抜いた状態でラップをかけ、冷蔵庫に一晩入れておいても大丈夫です）

  

フィナンシェ生地を作る

• 1

  小鍋にバターを入れて中火にかけ、スプーンやヘラなどで混ぜながら加熱する。

  
• 2

  茶褐色になったらすぐに火からおろし、ぬれ布巾や水をはったボウルやフライパンなどに鍋底をあてて、色止めをする。
  （そのままにしておくと、温度が上昇して焦げてしまうので、必ず鍋底をぬれ布巾や水にあててください）

  
• 3

  混ぜながら加熱すると、大きな焦げができないので、こさずにそのまま使えます。

  
• 4

  ボウルに卵白とグラニュー糖とはちみつを入れ、泡立て器やゴムベラなどで静かに混ぜ合わせる。

  
• 5

  アーモンドプードル・ベーキングパウダー・ココアパウダー・薄力粉を合わせてふるい入れ、混ぜる。

  
• 6

  バターが固まっていたら、湯せんやレンジなどにかけ、人肌より少し熱めにする。

  
• 7

  5に6のバターとグランマルニエを加え、混ぜる。
  （フィナンシェ生地はすぐに焼いてもOKだし、冷蔵庫で一晩休ませてもOKです。生地を冷蔵庫で休ませた場合は、室温に戻してから焼成してください）

  

焼成する

• 1

  オレンジはキッチンペーパーなどでしっかり水気をふき取る。
  （水気が残っていると、生地が生焼けっぽくなってしまうので、しっかり水気をきってください。絞る勢いで）

  
• 2

  シルフォームを裏返して鉄板にのせ、菊型で抜いた生地をのせる。
  （できるだけ生地が中央にくるようにのせてください）

  
• 3

  180℃に予熱したオーブンで15分間ほど焼く。

  
• 4

  生地が壊れないよう気を付けて外し、シルフォームのくぼみに生地をのせる。
  （フィナンシェ生地を入れると生地の重みで下がるので、無理に入れず、のせる程度で大丈夫です）

  
• 5

  スプーンなどでフィナンシェ生地を入れる。

  
• 6

  水気をふきとったオレンジを1枚ずつのせる。

  
• 7

  小さめオレンジはちょうどよく入りますが、オレンジが大きい場合は、3～4等分に切ってのせる。

  
• 8

  180℃に予熱したオーブンで22～23分間ほど焼く。

  
• 9

  型から外し、ケーキクーラーにのせて冷ます。

  
• 10

  3～4等分に切ったオレンジをのせたものは、こんな感じで表情のある焼き上がりになります。

  
• 11

  好みで縦半分に切ったピスタチオを刺す。
  （刺しただけでもそれなりに固定されますが、しっかり固定したい場合は、チョコなどをつけて固定しても）

  
• 12

  好みでホワイトチョコを湯せんにかけて溶かし、コルネ袋に入れて細い線を描く。

  
• 13

  ピスタチオをのせる場合は、チョコが乾かないうちに粗みじん切りにしたピスタチオをのせる。

  
• 14

  そのままでもかわいいし、チョコをかけてもかわいいので、お好みでデコレーションしてください。

  
• 15

  焼きたては、タルトのサクサクとフィナンシェのしっとり感が楽しめますが、日が経つごとにタルトとフィナンシェの一体感が楽しめます。