アリスのお茶会をイメージした可愛いシュークリームです。
シルフォームを使ってシューの形をカップ型に揃えます。シルフォームを使わなければ丸いフォルムになり、また違ったイメージでも作れますが、シルフォームを使った方が断然作りやすいです。
シューの中をチョコレートでコーティングするので、シュー生地が湿りにくい上、食べた時にパリパリ食感も楽しめます♪
出来るだけ分かりやすくレシピを書いてみたので、シュークリームを初めて作る方もチャレンジしてみてくださいね。
チョコカスタードは全卵を使って作ります。
ラム酒を入れますが、お子さんなどアルコールNGな方が食べる場合は省いてください。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
工程内に記載しています。
【シュー生地下準備】
①☆の薄力粉とココアを一緒に振るっておきます。(均一に混ぜておいてくださいね)
②卵は常温にして溶いておきます。冷たい場合は50℃程度の湯せんにかけて混ぜながら、ぬるいくらいに温めても良いです。
③鍋に水、バター、油、グラニュー糖、塩を一緒に入れておきます。このときバターは1㎝角くらいに小さくしておくと良いです。
④オーブンを210℃に予熱しておきます。
⑤絞り袋に丸口金をセットしておきます。
⑥オーブンシートに縦3㎝×横2.5㎝の印をつけて用意しておきます。(工程17を見てください)
下準備③の鍋を中火にかけ、バターが完全に溶けてグツグツするまで加熱します。
沸騰したら火を止め、振るっておいた粉類を一度に全部入れ、木べらで手早く混ぜます。
生地をトントンと切るように合わせるとやりやすいです。ひとまとまりになったら止めます。
弱めの中火にかけ、1分くらい混ぜながら加熱します。テフロン加工の鍋なら、3で鍋底にべちゃっとついていたような生地が、スルッとはがれる感じになります。
温度計がある方は、中心温度が85℃くらいだと良いので測ってみてください。
4の生地をボウルに移します。(大き目のボウルが良いです)
ここからは生地が冷めないうちに手早く作るのが成功のコツです!
まず溶いておいた卵の約半量を入れ、木べらで切るようにトントンしながら混ぜます。最初は分離しているようで混ぜにくいと思いますが、だんだんひとまとまりになるので根気強く続けてください。
こんな感じにまとまります。木べらやボウルにくっついている生地は、ゴムベラできちんと取りながら混ぜてくださいね。
残りの卵の半量を加え、同じように混ぜます。
次からは大さじ2~3くらいずつの量で卵を加え、生地の様子をみながら卵を加えていきます。
もうちょっとで終わり!のサインが、写真のようにボウルの生地がベタベタ貼り付いてくることです。
次の写真・工程もみてください。
木べらで生地をすくって落としてみるとブチっと切れる状態は卵をもうちょっと入れても良いです。
大さじ1くらいずつ入れては混ぜ、様子をみます。次の10の写真のように…
生地が滑らかになって、落ちた先が三角形(先がちょっと切れるくらいは許容範囲)になったら卵をストップです!(迷ったら卵の追加をやめる)
この時点で生地が温かければ尚良しです^^!
シルフォームに生地を絞り入れていきます。
絞り袋を垂直に立て、口金を1㎝くらい浮かせたところで固定して動かさないまま絞り入れます。
このあと持ち手の部分を絞るので、使い切らないようにしてくださいね。
このくらい入って、ひとつ約30gの生地量です。参考までに。
指先に少し水をつけ(びちゃびちゃにしない)、絞り終わりのとがった部分をチョンチョンと触って平らにします。
フォークの先端を濡らし、軽く押し当てて格子状にして均します。
こんな感じ。ぎゅうぎゅうと押し当てて潰さないよう、軽くで良いです。
霧吹きをたっぷりとしてオーブンを210℃→190℃に下げて25分、そのあと180℃で20分焼きます。
焼き上がるまでオーブンの扉は開けないでください。萎みます。
※焼いている間にチョコカスタードを作れるので、余裕のある方はクリームを仕込んで冷やしておいてくださいね。
割れ目までしっかり焼けていれば、焼き終わってすぐに出しても萎みません。
ただ慣れない方、心配な方は10分程度オーブンの扉を閉めたまま放置してから出しても良いです。
オーブンから出したらそのまま冷ましておきます。
※このあと再びオーブンを180℃に予熱。
残った生地で持ち手を絞ります。
作っておいた縦3×横2.5㎝目印のオーブンシートを使います。(私は折って印をつけました)
5㎜の丸口金(または絞り袋の先端を少し切ってそのまま使う)でこのように絞ります。
取り付ける作業でバキッといってしまうこともあると思うので、多めに作っておくと良いですよ!
180℃のオーブンで10分程度、中もカリっとするまで焼きます。
持ち手を焼いている間にシュー生地をシルフォームからそっと取り出し、上1/4くらいのところを平行に切ります。
膜が入り口のところに張っている場合は取り除いてくださいね。
こんな感じです。
切ったら全部を天板にならべ、乾燥焼きをします。
180℃で5分程度、膜の部分を乾かすように焼きます。
コーティングチョコを溶かし、粗熱が取れた22のカップに入れて内側全体に満遍なく行き渡らせたら、ひっくり返して余分なチョコレートを落とします。
中をコーティングする感じです。
そのまま置いてチョコを固めます。(夏季は冷蔵庫、冬季は常温で大丈夫)
全部コーティングして固まるのを待っている間、蓋の部分の上に膨らんでいるところをほんの少しだけ切って平行にしておきます。
裏になる部分(幅の広い方)の周りにスプーン等でチョコレートをつけます。
つまようじ2本を刺してこのように持つとやりやすいですよ!
シルパットやオーブンシートを敷き、27でチョコをつけた部分を下にしておきます。
さらに上に少量チョコレートをつけ…
乾かないうちにカップの部分を乗せてくっつけます。
ここまで全部をやってしまいます。
※次の工程も参考に。
ちなみに脚がなくても可愛いので、細工が難しいという方、好みでつけたくない方は25~29を省いても良いですよ!
持ち手の部分にこのくらいチョコをつけます。
たっぷりめに付けた方が良いです!
カップのバランスをみて、良さそうな場所につけます。
細い部分を持ってやると折れやすいので、接着部分になる丸いところを持つとやりやすいです。
ちょっとの間押さえてあげてくださいね。
※持ち手はいちばん最後、デコレーションが終わってから付けることも可能です。ご自身のやりやすい方でどうぞ!
チョコが完全に固まるまで置きます。(夏季は冷蔵庫、冬季は常温でOK)
★の牛乳とスイートチョコを60℃くらいの湯せんにかけ、完全に溶かして合わせておきます。
ここで電子レンジが使える方は、600Wで30~40秒程度、溶けなければ10秒ずつ追加で出来ますよ!
別のボウルに卵を溶きほぐし、グラニュー糖を入れて溶けるまでぐるぐる混ぜます。
そのあと薄力粉を振るい入れ、同じようにぐるぐるをしっかり混ぜます。すこしトロリとした感じになります。
小鍋に牛乳を入れて中火にかけ、周りがフツフツするまで温めたら、1に少しずつ加えてよく混ぜます。
牛乳を温めた鍋を一度綺麗に洗い、ここへ3を漉し入れて中火にかけ、焦がさないよう絶えずホイッパーで混ぜながら加熱します。
全体的にとろみがついて滑らかに、ぽってりした感じからサラサラした感じになったら火を止めます。
火をつけてからおよそ3~4分です。
チョコ+牛乳を溶かしておいたボウルに5を入れ、全体が均一になるようよく混ぜます。
ラム酒を加える方はここでどうぞ。
ラップにピッタリと包み、上下を保冷剤で挟んで急速に冷やします。
クリームの上にピッタリとラップをくっつけ、ボウルごと氷水につけても良いです。
冷やしておいたチョコクリームを清潔なボウルに入れてゴムベラで滑らかになるまでほぐし、作っておいたシューカップに均等に入れます。大体8分目ずつ入れて使い切るくらいの量です。
スプーンでも良いですが、絞り袋の方がやりやすいです。
生クリームを泡立てます。
ボウルの底を氷水につけ、生クリームとグラニュー糖を合わせて角がピンとたつまでホイップします。
口金(今回は商品No.088685 孝義 星口金10切 #9使用)をつけた絞り袋に生クリームを入れ、たっぷりと絞ります。高くすると見栄えがよくて可愛いですよ^^
お好みのフルーツ、トッピングアイテムを飾って出来上がりです!
使ったアイテムは全て材料のところにリンクを貼っています。
シルパンにシュー生地を丸く絞り出して作ってみましたところ…
こんな丸いカップに仕上がりました!
高さを出して綺麗にカップらしくするにはやはりシルフォームの使用をお勧めしますが、こちらの仕上がりでも違った感じで出来ますよ^^
数量:約8個分
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「ティーカップシュー♡チョコレートVer.」陽子
© 2006 cotta Co., Ltd.
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