イタリア菓子で定番のティラミスですが作業工程が多いのと材料が高いので簡単に作れないのがネックでした。
このレシピは極力用意しやすい材料と、使い切りやすい分量にしています。
クッキーを作る工程を省いて市販のクッキーで代用も可能ですが、クッキーがコーヒーに合うとても美味しいクッキーになっておりますのでもしよろしければ、お菓子を二種類作る感覚で作ってみてください。
このお菓子は冷凍して半解凍でたべても美味しいです。
お砂糖を減らしたい方のために最低限度の量にしています。出来立てより一晩寝かせてレーズンの香りと甘味がクリーム全体にいきわたった時の方が食べ頃です。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
前日までに
清潔なガラス瓶にレーズン100gとレーズンがひたひたにかぶる量の茶色いお酒を入れてください。ブドウから作ったブランデー、サトウキビから作ったラム、レーズンと相性のいいブレンデッドウイスキーがおすすめです。もしアルコールをいれたくなければ作る前にレーズンにお湯をかけて戻してあげるといいです。
☆クリームを作る前に、作業台の殺菌、器材の殺菌を徹底してください☆
このお菓子はクリームに火が通らないので清潔を心がけましょう。
クリームチーズをボールに入れて常温にもどす。(最後このボールで仕上げるので少し大きめです)
レーズンをざるにあげておく。
大きめのボールに氷水を用意する。
ゼラチンを氷水で戻しておく。
フードプロセッサーにナッツを入れ好みの粗さのちょっと手前でとめる。
ナッツをボールに取り出す。
サイコロ状にカットしたバター、粉糖、バニラペーストを入れ滑らかになるまでパルスする。
ふるった薄力粉とベーキングパウダー、全粒粉、ココア、先ほど細かくしたナッツ、チョコレートと、塩一つまみをいれてパルスする。卵を一度で加えて軽く生地がまとまるようパルスする。
軽くまとまってきたら作業台にうつす。
手のひらの熱が伝わらないように、ドレッジを使いながら台に押し付けるようにして生地をまとめていく。
冷蔵庫で1時間寝かせる。
☆まとめて何倍かで作って冷凍していると楽です。☆
シルパットの上で5mmの厚みにのばしてセルクルに合わせてカットします。(マットを傷つけないようご注意ください。)
残った生地は今回は型で抜きました。
シルパットの上で作業したのは、生地のばした後に柔らかくなった生地を移動させたり、ストレスをあまり与えないためです。今回は撮影用に作業中の上でしました。
180度で15分から20分焼成。ココア生地は焼成の見極めが難しいのでクッキーを裏返して裏までこんがり焼けていたらクーラーに移して下さい。
セルクル用の生地は柔らかいので気を付けて確認してください。(万が一割れても大丈夫です)
ベーキングパウダーを入れているので少し大きくなります。
生地が冷めたら、なみ刃でセルクルに合わせてカットしてください。
湯煎でホワイトチョコを溶かし、冷水で戻した板ゼラチンを溶かす。
バターも湯煎にあてながらクリーム状にする。クリームチーズも湯煎でペースト状にする。
全て別で湯煎にかけて固さを調整してもいいですが、慣れてきたら一つの大き目のボールで
ホワイトチョコ⇒板ゼラチン⇒バター⇒クリームチーズ の順にいれながらクリーム状にすることもできます。コツは、もし分離しそうなくらい湯煎にかけてら、すぐに氷水にあてながらハンドミキサーで撹拌してください。
生クリームを少しずつ加えたら、氷水にあてながらハンドミキサーでピンとつのが立つまで泡立てる。
レーズンをいれて軽くまぜる。この時出来上がりをイメージして、レーズンを刻んだり、そのまま入れたり、半分きざんだり、漬け込んでいた洋酒を加えたりアレンジが可能です。
セルクルにベーキングシートを敷いてクッキー生地を敷いておく。
お湯でインスタントコーヒーを溶かしておく。
必ず手はパストリーゼ等で除菌しておくこと。
溶かしたコーヒーをセルクルに敷いたクッキーにバシャバシャかける。
クリームを、一気に流し込んでカードかへらで平らにならし、冷蔵庫で固まらせる。
最後にココアパウダーを振って完成です
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「レーズンたっぷりクリームチーズティラミス」yatani
© 2006 cotta Co., Ltd.
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