紅茶のゼリーは白く濁ってしまうことがあります。でも、原因を知ってコツをおさえれば、透明感のあるきれいな紅茶ゼリーが作れます!
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紅茶を入れるお湯を沸かしておく。
ボウルにティーバック2個と沸騰したお湯430mlを入れて1分半抽出する。
※タンニンが濃いとゼリーの白濁の原因になります。タンニンの弱い茶葉を使い、抽出時間が長くならないようにします。今回はアールグレイのティーバッグを使用しました。抽出時間が長いとタンニンが濃く出てしまいます。うっかり時間が過ぎないように1分半で必ず取り出してください。
(茶葉の種類や葉の大きさなどによって茶葉量、水の量、抽出時間は違うので、それぞれの推奨されている量や時間を目安にしてください。)
ティーバックをボウルから取り出す。ティーバッグは絞ったりせず、そっと引き上げる(この時点で紅茶液は大体400mlになっているはず)。
グラニュー糖を加え、ゴムベラでゆっくりとかき混ぜながら溶かす。
※砂糖を加えた紅茶液の方が冷えた時にクリームダウン(白濁)しにくいので、無糖ではなく甘味を加えた紅茶ゼリーの方が仕上がりがきれいです。
蜂蜜は紅茶のタンニンと蜂蜜の鉄分が結合して黒っぽくなるのでお勧めしません。
紅茶液が50℃〜60℃になったらゼラチンを加えるので、温度計があれば確認すると良い。
※ゼラチンを高温で加えると、白く濁りやすいです。入れたての紅茶は75℃くらいあるので、50℃〜60℃に下がるまで待ちます。
粉ゼラチン(ふやかさなくて良い顆粒タイプ)を紅茶液に入れ、ゆっくりとゴムベラで混ぜて溶かす。すぐに混ぜるのをやめてしまうと溶け残りがあるかもしれないので、溶けるまでゆっくりとかき混ぜ続ける。
ふやかす粉ゼラチンを使う場合は、水に振り入れてふやかしておく。板ゼラチンを使う場合はたっぷりの冷水につけてふやかしておく。
ゼラチンが完全に溶けたら、氷水を入れたボウルにつけて冷やす。
※ゆっくり冷えている間にタンニンとカフェインが結合するので、急冷した方がクリームダウンが起こりにくいので氷水で急冷します。
紅茶液が冷えて少しとろみがついた感じになったら、カップに等分に注ぎ入れる。
冷蔵庫に入れて2時間ほど冷やし固める。
冷えて固まっても白濁することなく、透明感を保ったままです。
アールグレイなので赤っぽい色合いです。茶葉の種類によってオレンジがかっていたり、黄色ぽかったりと、色合いは多少変わってきます。
オレンジの皮をむき、一房ずつカットする。
平らな容器に入れ、グラニュー糖、カットした時に出た果汁、グランマルニエをかけてマリネする(グランマルニエが苦手な方やお子様が食べる場合はなくても可)。
冷えて固まった紅茶ゼリーの上にそっとオレンジをのせる。
あればミントやピックなどを飾る。
フルーツはオレンジ以外にも桃もお勧め。何種類かのフルーツを飾ってもきれいです。
コツをおさえればゼラチンでも透明な紅茶ゼリーが作れます。
また、アガーだと失敗がないと思われがちですが、タンニンの強い紅茶だとアガーでも白濁することがあります。紅茶ゼリーを作る時はゼラチンでもアガーでもタンニンの弱い紅茶を使うことをお勧めします。
(キーマン、セイロン、ディンブロ、 ニルギリ、アールグレイなど)
cottaコラム「紅茶ゼリーが濁るのはなぜ?透明な紅茶ゼリーの作り方」もぜひご覧ください。
紅茶ゼリーが濁ってしまう原因とその対策について詳しくお話ししています。
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「絶対に濁らない!透明感のある紅茶ゼリー」よーちんママ
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