紫芋パウダーとかぼちゃパウダーでハロウィンカラーに色付けしたクリームでマーブルに。
ほんわかおばけのチョコ細工で、ポップでかわいいハロウィンケーキに仕上げました。
中はカスタードと紫芋クリームをたっぷりサンドしてあります。
準備するものがたくさんあるので、作業は2日に分けて行ってください。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・型に敷紙を敷いておく。
・ココアパウダーと薄力粉は、合わせて2回ふるっておく。
・バターと牛乳は小さめのボウルに入れ、湯せんして溶かしておく。
ボウルに卵を溶きほぐし砂糖を加えてホイッパーで混ぜ、砂糖を溶かす。
ハンドミキサーの低速で混ぜながら、全体が37℃になるまで湯せんにかける。
37℃になったら湯せんから外し、ハンドミキサーの高速で泡立てる。
全体が白っぽくなり、ビーターですくって落としたとき、生地が中にこもってゆっくり流れ落ちるくらいになったらOK。
最後に低速で全体のキメを整える。
2度ふるっておいた粉類を再度ふるいながら加える。
ボウルを回しながら手早く混ぜ合わせる。
粉気がなくなるまで、しっかり混ぜる。
(でも混ぜすぎないように気を付ける)
バターと牛乳のボウルに生地をひとすくい入れ、よく混ぜる。
それを7のボウルに戻し、全体にいきわたるようによく混ぜる。
紙を敷いた型に生地を注ぎ入れ、少し高い位置から型をトンと落として、余分な気泡を抜く。
190℃に予熱したオーブンを170℃に下げて約25分間焼く。
竹串で刺してみて、生の生地がついてこなかったら焼き上がり。オーブンから出したら、すぐに型ごとトンと落として蒸気を抜く。
型から外し、紙は付けたまま焼き面を下にしてケーキクーラーにのせる。
かたく絞った濡れ布巾をかけて、粗熱をとる。
完全に冷めたら、ラップで包んで乾燥しないように保管しておく。
コーティングチョコを適量湯せんで溶かし、バットの裏に貼ったOPPシートの上に伸ばす。
このとき、あまり分厚くなりすぎないように気を付ける。
冷蔵庫に2~3分入れて、固める。
軍手をはめて、おばけ型を軽くコンロの火で温め、チョコにしっかり押し当てる。
(危ないので、温めるときはかなり遠めからさっとで大丈夫です)
熱で溶けたチョコが再び固まる前に、つまようじでなぞる。
5枚+予備で1枚抜いたら、再度冷蔵庫に入れて、よく冷やし固める。
そっとフィルムから剥がす。
フィルムに接していた面が表です。
なぞった部分が多少ガタガタしているので、優しくつまようじで削り取ると、よりきれいな仕上がりになります。
出来上がったチョコ細工は、使うまで冷蔵庫で保管しておく。
耐熱ボウルにパウダーを入れ、そこに牛乳を注いでホイッパーでよく混ぜる。
さらに水あめも加える。
(混ぜる必要はないです)
パウダーがダマになりやすいですが、そんなに気にしなくて大丈夫。
ラップをかけず600Wで1分間加熱する。
(加熱時間はぶくぶく沸騰してからさらに10秒が目安です。レンジから離れず、見ておくようにしてください)
レンジから出して、とろりとするまでよく混ぜる。
茶こしで漉す。
漉しとれないダマが結構残りますが、無理に漉しとらなくて大丈夫。
このとき、ダマが混入すると仕上げのクリームが汚くなるので、気を付けること。
最終的に漉したものが42gあればOKです。
(漉しとるときに、事前に容器を量りにのせて、0にしておくとよいです)
膜を張りやすいので、たまに混ぜながら粗熱をとり、冷めたら冷蔵庫で保管する。
かぼちゃの方も、同様に作っておく。
シロップの材料を耐熱容器に入れ、600Wのレンジで2分間加熱して、シロップを作る。
粗熱がとれたら、冷蔵庫で保管しておく。
ここまでが前日準備になります。
ボウルに卵黄・グラニュー糖・バニラビーンズペーストを加えてよく混ぜ、さらに薄力粉・コーンスターチをふるい入れ、なめらかになるまでよく混ぜる。
鍋に牛乳を入れ、周りがふつふつするまで加熱する。
温めた牛乳を卵黄のボウルに少しずつ注ぎ入れ、よく混ぜる。
3を元の鍋に漉しながら戻す。
ゴムベラで絶えずかき混ぜながら、最初は弱火でとろみがついてきたら中火にし、コシが切れるまでしっかり火を入れる。
(ゴムベラで落としたとき、なめらかに流れ落ちるくらいまで)
炊き上がったらバットに流し入れ、ぴったりとラップをして保冷剤を置き、急冷する。
しっかり冷えたらボウルに移し、使うときまで冷蔵庫で保管しておく。
紫芋ペーストにグラニュー糖を加えて、よく練り混ぜる。
生クリームを少しずつ加えて、なめらかになるように伸ばす。
ココアスポンジを、スポンジカット補助具の下から2番目を使って、1.2cm厚に3枚スライスする。
紫芋クリームとカスタードをそれぞれ口金を付けた絞り袋に詰める。
このとき、カスタードはゴムベラでよくほぐしてから詰める。
今回、紫芋クリームは両目口金の2番、カスタードは丸口金の9番を使用しましたが、お手持ちのものでも構いません。
一番下のスポンジを回転台に置き、シロップをポンポンとまんべんなく打つ。
そこに紫芋クリームを均一の厚みになるように全量絞る。
(このとき、なるべくスポンジからはみ出さないように気を付けてください)
パレットナイフで軽く表面をなでて整える。
次に一番上のスポンジを上下反対にして重ね、軽く押さえて密着させ、シロップを打つ。
紫芋クリームと同様にカスタードを全量絞り、パレットナイフで整える。
最後に真ん中のスポンジを重ねて密着させ、シロップを打つ。
(シロップは余らせてよいです)
一旦、乾燥しないようにラップをかけて冷蔵庫に入れる。
(時間があれば、このまま30分くらい冷蔵庫でクリームを落ち着かせる)
氷水にあてながら、ナッペ絞り用のクリームを泡立てる。
ツノが軽くお辞儀するくらいまで、しっかりめに立てる。
まずは、白のクリームで下塗りをする。
終わったら一旦、冷蔵庫へ。
次にカラークリームを準備する。
白のクリーム70gにカラークリーム用ベースを42g入れて、よく混ぜる。
(※クリームは足りなくなると、後から作るのは大変なので、多めにしてあります)
同様に2色用意する。
こちらはピンとツノが立つくらい、しっかり立てておく。
トップに2色のクリームをランダムに落とす。
円の中心から半分にパレットナイフを寝かせ気味にあて、一周させて表面を整える。
パレットナイフに付いた2色混ざったクリームは、空のボウルでこそいで、その都度きれいにする。
今度は側面に黄色のクリームをランダムに塗る。
さらに紫のクリームもランダムに塗る。
パレットナイフで側面をきれいに整える。
このとき、あまり回しすぎるとクリームが混ざりすぎてしまうので、2周くらいで留めておく。
最後に、エッジの部分をきれいに整える。
余ったクリームで絞りを施す。
奥の絞りは、12のパレットナイフをきれいにしたときのマーブル模様に混ざったクリームを、Wilton オープンスターチップ #6Bでくるくると円を描くように。
手前は、紫を丸口金12番、黄色を星口金12切7番でちょんちょんと絞りました。
おばけのチョコをバランスよくさし、ケーキピック・ハーブでデコレーションして、完成です。
お疲れさまでした!!!
断面はこんな感じ♪
クリームたっぷりで、とっても美味しいよ♡
数量:15cm 1台分
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「紫芋のハロウィンデコレーション」なつみ
© 2006 cotta Co., Ltd.
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