チョコシートを折り込みやすくするため、パン生地は前日にこねて、オーバーナイトで仕込む作り方にしました。
(低温長時間発酵法)
チョコシートに弾力があるため、パン生地は冷やして生地を締め、シートとかたさを揃えておくと失敗なく折り込みができます。
2日かかりますが、2日目は成形して焼くだけなので、意外と簡単です。
じっくり発酵させることで、美味しさも増しますよ。
チョコシートは家庭で折り込むにはやや分厚いので、薄く伸ばしてから使います。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
ボウルに、強力粉・薄力粉・イースト・塩・砂糖・バターミルクパウダーを入れ、ドレッジでよく混ぜる。
さらに水を加え、手早く混ぜる。
粉が水分を吸って粉気がなくなったら台に出し、しっかりこねる。
ボソボソした生地が次第にベタつくようになったら、ドレッジでこそげ集めて、こねていく。
生地が台から離れ、プリッとまとまるようになったら、無塩バターを加えて、こねていく。
バターを入れると、せっかくまとまった生地が再びべちゃべちゃと台にくっつくが、さらにしっかりとこねる。
つやが出て、なめらかな生地にこね上がったら、丸めて整える。
ビニール袋に入れて、口を閉じる。
パン生地は膨らむので、袋の上にはゆとりを持たせておく。
(写真上)
室温で30分間ほど放置し、生地が少しゆるんだら、冷蔵庫に入れて、12~20時間ほど置く。
翌日には、生地が大きく膨らんでいる。
(写真下)
冷えて固いが、気泡がたくさんできて、ガスを抱き込んでいる。
パン生地は、ホームベーカリーやこね器でも、こねられる。
バターは入れずにこね始め、こね時間の半分過ぎたところで、バターを投入し、こねる。
こね上がったら、ビニール袋に入れて、同じように作る。
発酵の間に、チョコシートの準備をする。
パッケージのまま4つに切って、そのうちのひとつを使う。
ラップにぴっちり包み、めん棒で15cm角に伸ばしておく。
残りはラップに包んで、冷蔵または冷凍し、早めに使う。
2日目、作業に取り掛かる前に、型にオイルスプレーを吹きかけておく。
写真のように、型にオーブンシートを敷く。
一晩寝かせた生地を冷蔵庫から取り出し、打ち粉をふった台に置く。
めん棒で23cm角に伸ばし、写真のようにチョコシートを置く。
四方から生地をたたんで、とじる。
パン生地は重ねないで、突き合わせてとじたほうが、厚みが揃ってきれいに折り込める。
めん棒で、40×20cmに伸ばし、上下から1/3ずつたたみ、三つ折りにする。
生地を90度回転させ、38×15cmに伸ばす。
再び、三つ折りにする。
ビニール袋に入れてバットにのせ、冷凍庫で20分間休ませる。
(凍らないので、大丈夫)
ここで伸ばすサイズは、きっちりレシピ通りでなくても構わない。
三つ折りが2回出来れば、OK。
生地の輪の部分が、左右にくるように台に置き、26×18cmに伸ばす。
写真のように、2cm幅 9本にカットする。
ドレッジでも切れるが、包丁のほうが切り口が鋭利で、きれいな層で焼き上がる。
ねじりながら、ひと結びにする。
このとき、片方を長く残すように長さを調整する。
AをBに持っていき、軽くつまんでくっ付ける。
裏返すと、写真のようになっている。
これを9本とも、同じように作る。
生地を型に入れる。
このとき、一番大きそうな生地を真ん中に入れると、焼き上がりのバランスがよい。
あたたかいところで二次発酵させる。
タイミングをみて、オーブンを200℃に予熱開始する。
写真のようにふっくらしたら、200℃のオーブンで15~18分間ほど焼く。
オーブンシートの両端を持ち上げて生地を取り出し、ケーキクーラーにのせて冷ましたら、完成。
数量:18cmスクエア型 1台分
\SNSでシェア/
「ねじねじチョコのスクエアちぎりパン」takacoco
© 2006 cotta Co., Ltd.
このレシピを作ったら、ぜひコメントを投稿してね!