今年はいつもと雰囲気を変えて、かわいい猫型のクリスマスケーキはいかがでしょうか?☆
あえて目は描かない、シンプルな大人かわいい猫型ケーキなので、子どもウケも大人ウケも間違いなし♪
ビスキュイは適度なコシがありながらも、しっとりフワフワの軽い口どけの生地を目指しましたので、ポイントをひとつひとつ押さえながら、美味しい生地を焼きましょう^^
クリスマスデコレーションケーキ特集はこちら
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・フライパンに60℃の湯せん用のお湯を沸かしておきます。
・夏場は、上白糖に乾燥卵白を混ぜておきます。
・きめ細かいしっかりした気泡を作るため、卵白は計量したらラップをして冷蔵庫に入れておきます。
・粉類は、合わせてふるっておきます。
・型にクッキングシートを敷いておきます。
・オーブンは、190℃に予熱しておきます。
卵黄を小さなボウルに入れ(私は内径13cmほどのものを使用しています)湯せんに当てながら泡立て器で軽く混ぜ、35℃まで熱をつけて泡立ちをよくします。
ハンドミキサーの高速で、白っぽくもったりするまで泡立てます。
ゆっくりハンドミキサーから垂らした時に、ぽとっぽとっと落ちる状態になります。
タラーっとリボン状に繋がって落ちる状態では、まだ混ぜ足りていません。
6分間ほど泡立てましたが、時間はあくまでも目安です。
空いた湯せんに、バターと牛乳を一緒に当てて温めておきます。
卵白にトリモリンを加え、泡立て器を左右に動かしたり、卵白をすくうような感じで持ち上げたりして、卵白のコシを切ります。
こうすることで、キメが整います。
ハンドミキサーの高速で攪拌しながら、上白糖を3回に分けて加え、メレンゲを作っていきます。
最後に、低速でキメを整えます。
今回は高速3分間・低速1分間でしたが、こちらも目安です。
【ポイント】
ここで作るメレンゲは、ゆるくのびやかな艶のあるツノが立つ状態です。
写真のように、ソフトクリームの先のような、やわらかくのびるツノが立つ状態を目指しましょう。
メレンゲがかたすぎると、後々卵黄と合わせにくくなり、合わさっても離水し、かたい生地になってしまいます。
1の卵黄生地に3のメレンゲの1/3ほどを加え、ハンドミキサーの低速で1分間ほど攪拌しながら、合わせます。
最後にゴムベラの面の部分を使って底からすくうように、しっかり合わせます。
4をメレンゲのボウルにすべて加え、ゴムベラでムラがないように、均一に合わせます。
卵白のダマが残らないよう、注意しましょう!
ツヤのある、ふんわりとした状態になります。
粉入れをします。
合わせてふるっておいた粉類をさらにふるいにかけながら加え、ゴムベラで縦に5回ほど切り混ぜます。
切り混ぜたら、ボウル側面の12時の方向にゴムベラを沿わせて6時の方向まで払うようにし、同時に反対の手でボウルを左回りに90度回転させます。
さらに、ゴムベラを6時の位置からボウルの真ん中まで移動させて、底からすくうように返します。
この動きを素早く繰り返して、気泡を極力潰さないように混ぜ合わせます。
45回程度で混ぜきりましょう。
粉がなくなり、さらに数回混ぜるイメージです。
【ポイント】
ここでも、混ぜすぎないようにしましょう!
気泡がたくさん潰れてタラーっと落ちるようであれば、混ぜすぎです。
ふんわりとした状態が維持できているか、よく見ながら進めましょう。
湯せんにかけて40℃ほどに温めておいたバターと牛乳をゴムベラで受けて、分散させながら加えていきます。
全量加えたら、7と同じ混ぜ方で20回ほど混ぜます。
ここで意識することは、気泡を潰さないように、ムラなく混ぜることです。
均一に混ざり、写真のようにツヤが出てゴムベラですくうと、もったり落ちる感じが混ぜ終わりの状態です。
クッキングシートを敷いたロールケーキ天板に生地をそっと入れ、ドレッジで四隅に広げてから、自分に一番近い手前側をドレッジで横にならします。
一辺やったら、90度回してまた手前側をならす、といった動きを繰り返し、平らにします。
型ごと数回トントンと台に打ちつけ気泡を抜いたら、190℃のオーブン(上段)で10分間ほど焼成します。
※今回はしっとりさせたいので、コンベクションオーブンは使わないでください。
焼けたら、型ごと30cmほどの高さから垂直にストンと落としてショックを与え、すぐに網に取ります。
クッキングシートの側面のみをはがし、ふんわりラップをかけて常温で冷まします。
ラップがベタっと付いてしまうようであれば、何度かかけ直すとよいでしょう。
(ジェノワーズのように高さがあるわけではないので、ひっくり返す必要はありません)
生地を冷ましている間に、クリームを泡立てます。
ボウルに全量の生クリーム・グラニュー糖を入れ、氷水に当てながら6~7分立てまで、泡立てます。
(よく混ぜたヨーグルトのような状態です)
そこからクリームを100g小さなボウルに移し、それを低速でさらに8分立てほどに攪拌します。
(こちらがサンド用になります)
写真のように、ハンドミキサーの羽根の跡が残るようになればOKです。
クリームはラップをして、使うまで冷蔵庫に入れておきましょう。
ねこのセルクルで生地を抜きます。
生地をクッキングシートから外し、焼き面ではないほうを上にひっくり返して、セルクルで2枚抜きます。
かなりぴったりサイズなので、1枚目は端ギリギリに抜き、2枚目はそれに合わせて抜いていく感じです。
抜いた生地1枚は、ラップに包んでおきましょう。
ケーキ回転台の中央に、生地を焼き面を下にして置き、2のサンド用クリームを薄く塗って、いちごを並べます。
今回は、中サイズのいちごを丸々1個立てて並べています!
いちごの隙間にサンド用クリームを詰めるような感じでサンドします。
2枚目の生地を焼き面を下にして、重ねます。
今回は生地自体をしっとりさせているので、シロップは不要です。
ナッペをします。
回転台を回しながら、ナッペ用のクリームを下塗り・本塗りしていきます。
耳のところは、角を際立たせるため、やや薄く塗ります。
※クリームは絞りにも使うので、100gほど取っておいてください。
今回は、大小ランダムに星口金と丸口金で絞ります。
ぶっつけ本番で絞ってもよいですが、大きさの違う3種類の口金の縁を使って、写真のように跡をつけてガイドを作ると安心です。
ガイドの部分にクリームを絞っていきます。
クリームがかたすぎてボソッとする場合は、少量に限り牛乳を足してクリームを緩めることができます。
逆に緩すぎる場合は、少し泡立てて調整してください。
お皿に移し、お好みのケーキピックなどで飾り付けをしたら、完成です★
同じねこのセルクルを使って、色々なクリスマスケーキを作ることができました^ ^
こちらはニットのように絞っています☆
ねことニット、相性がいいですね♪
こちらはチョコレートバージョン♪
リースのように絞りました^ ^
ぜひお好きなアレンジをして、かわいいねこ型クリスマスケーキを楽しんでくださいね♪
数量:ねこ型セルクル 1台分
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「白猫クリスマスショートケーキ」まつもと なおこ
© 2006 cotta Co., Ltd.
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