スパイスが香るほんのり甘い生地に、カレンズとレーズンがたっぷり入ったイギリス発祥の菓子パンです。表面に描かれた白い十字(クロス)がトレードマーク。
伝統的に、イースター前の金曜日「グッドフライデー」の朝食に食べられていますが、今では一年を通して楽しまれています。
カレンズとレーズンは紅茶に浸けてふっくらと戻します。そして、焼き上がったらシロップをたっぷり塗って、つややかに仕上げます。
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1.型に合わせて、クッキングシートを敷く。
2.成形が終わったら、240℃でオーブンの予熱をスタート。
カレンズとサルタナレーズンをぬるま湯で洗い、ザルにあげて水気を切る。
ボウルに熱湯と紅茶を入れ、ラップフィルムをかけて10分間蒸らす。
1を混ぜ合わせ、一晩浸けて戻す。
使用する前に軽く搾るような感じで水分をしっかりと切っておく。
ボウルに薄力粉・砂糖・塩を入れて混ぜ、サラダ油を加えてそぼろ状にする。
水を少しずつ加えて絞れるくらいかたさのペースト状にし、
絞り袋に入れておく。
鍋に材料を入れて火にかけ、グラニュー糖が溶けるまで煮詰める。
ボウルに強力粉・グラニュー糖・インスタントドライイーストを入れて混ぜ、ぬるま湯を加えてなめらかになるまでホイッパーでよく混ぜる。
26~28℃で40~50分間発酵。
ホームベーカリー等のこね機に強力粉から卵までの材料と水種を入れて8~10分間、無塩バターを加えて8~10分間こねる。
生地のこね上がり。
生地を台に広げて紅茶レーズンをのせ、
カードで切るようにして練り込む。
ボウルに入れてラップフィルムをかけて、
28~30℃で40~50分間発酵。
9個に分割して丸める。
15分間ベンチタイム。
成形をする。
丸め直して、準備した型に入れる。
36~38℃で40~50分間最終発酵。
トッピング生地を絞る。
トッピング生地を入れた絞り袋の先端を5~6mm幅に切って、
十字に絞る(6~8mm幅のひも状)。
※太くなってしまうと生地が足りなくなる可能性があるので注意!
180℃で18~20分間焼成。
焼き上がったら型から出してケーキクーラーにのせて冷ます。
粗熱が取れたら、仕上げ用のシロップをはけで塗って、
完成!
cottaコラム「ホットクロスバンズのレシピ、イギリス伝統のイースターパンの作り方」もぜひご覧ください。
ホットクロスバンズの由来や、おすすめの食べ方についてもお話ししています。
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「ホットクロスバンズ」miharu
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