紅茶とりんごのサクサクタルトタタン

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紅茶とタルトタタンが大好きで、以前アールグレイで作ってみましたがこちらのお菓子はアールグレイ風味はない方がバランスが良いのではないかと思っていたので今回リプトンの紅茶パウダーで試してみました。
りんごも酸味があるものより、酸味が少ないものの方が相性がよく、より紅茶の風味も感じられて美味しく作れます。
本来のタルトタタンはパイ生地をのせて焼きますが、サクサクパリパリの食感を存分に味わいたくて別々で焼いて食べる時にのせています。パイ生地は冷凍パイシートで簡単に♫
見た目は上品ですが、サクサクパリパリのパイはフォークだと食べにくいので、バーガー袋などにはさみ、手で持って思いっきりかぶりついていただくのがオススメです♡
ほろ苦いもの同士の紅茶とカラメルの絶妙なバランス、甘いりんごとのハーモニー、パリパリ食感の共演をどうぞお楽しみ下さい♫

【所要時間目安：50分】

注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。

下準備

・全ての材料を計量しておいて下さい。
・りんごは皮を剥いて、芯をとり、1cmくらいの厚さにスライスしておいて下さい。
・バターは常温にして柔らかくしておいて下さい。
・卵も冷蔵庫から出し常温にしておいて下さい。
・型全体に分量外の無塩バターを薄く塗っておいて下さい。

紅茶風味のりんご部分

1
下準備でスライスしたりんごを鍋に入れ、リプトンストレートティーパウダー、細目グラニュー糖、水を入れ火にかけて焦がさないように煮る。
2
沸騰してきたら中火より少し弱くして崩さないようにやさしくかき混ぜて煮詰めていく。
3
煮汁が少なくなるまで煮詰め、冷ましておいて下さい。(煮汁大さじ1程度をこの後作る生地に入れるのでとっておいて下さい。)
冷めている間に紅茶が染み込むのでこの段階でりんごが少し白くても大丈夫です。(煮詰めすぎて焦がしたり、実が崩れないように注意して下さい。)

カラメル部分

1
フライパンに水、細目グラニュー糖の順に入れ火にかけカラメルを作ります。
2
少し濃いきつね色になったら型に流し、冷ましておきます。ここで焦がし具合が濃すぎるとこの後オーブンで焼く時に焦げ臭くなるので気をつけて下さい。
この時、型全体に広がらなくても大丈夫です。
3
型のカラメルが少し冷めて固まったら紅茶風味のりんご煮を型に並べていきます。
ここで綺麗に並べると型から出した時、見た目が美しくなります。
4
煮崩れた部分はスライスを並べた隙間に詰めます。
5
220度に予熱したオーブンで10分焼いてカラメルをなじませておきます。

生地部分

1
柔らかくしたバターをボウルに入れ、細目グラニュー糖を加えてゴムベラで混ぜます。
2
そこにリプトンストレートティーパウダーを加えてさらに混ぜます。
3
卵も2、3回に分けて加えてよく混ぜます。
4
卵がよく混ざったら、ふるったアーモンドパウダー、薄力粉、ベーキングパウダーを加えて混ぜ、紅茶風味のりんご煮で冷めた煮汁大さじ1程度を生地に加え、いちじくジャム、レモン汁も加えて混ぜる。今回のいちじくジャムは自家製のものを使用しましたが市販のものでも大丈夫です。甘さ控えめのものを選んで下さい。
5
しっかり混ざった生地を少し焼き粗熱のとれた紅茶風味のりんご煮が並べられた型に流し入れます。
6
スプーンやゴムベラで表面を平らにして予熱した200℃のオーブンで8分、170℃で15分くらい焼きます。
7
焼けたら型に入れたまま冷ましして、冷蔵庫で半日くらいしっかり冷やしておきます。
しっかり冷えたら型の周り一周にヘラなどを入れて、型から外します。まだ柔らかいようならもう少し冷やして下さい。冷やしすぎて外れないようなら型ごと少し温める(ガス台などで数秒あたためます。火傷注意なので1つずつするとよいです。)

パイ生地部分

1
10cm×10cmにカットされている冷凍パイシートを直径9cmの丸型に半解凍の状態の時に断面を潰さないようにナイフなどでカットしておきます。大きなパイシートの場合も同様にカットして下さい。
2
フォークで数カ所穴を開けておきます。
3
190℃に予熱したオーブンで15分焼き、一度取り出してオーブンシートをのせてその上からもう一枚の天板で潰して、潰した天板は外しさらに10分焼き、再度取り出して先程使用したオーブンシートと天板を上にのせたままさらに10分焼きます。
4
もう一度取り出して、粉糖をかけ、温度を220℃に上げて3分前後焼いてテカテカピカピカになったら焼成完了です。(粉糖をかけてからはあっという間に焦げるので目を離さないことをおすすめします！)