秋の紅葉ようかん(抹茶あん)をアレンジして、秋ならではの美しい紅葉の絨毯をイメージした小豆あんバージョンを作りました。抹茶あんバージョンも素敵ですが、ようかんの色が濃くなるので、更に紅葉の鮮やかさが際立ちます。1本4gの粉末寒天使いきりレシピです。
福井県では水ようかんは冬に食べる風習が。寒い季節に温かいお部屋でアイスクリームを楽しむように、秋冬も季節をイメージしたデザインのようかんを楽しんでみては。
【所要時間目安:30分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
小鍋に水と粉寒天を入れ中火で煮溶かし沸騰してから2分間弱めの中火で混ぜながら煮る。火を弱め(砂糖追加する方はここで溶かす)、白あんを加えて溶かしまぜ、なめらかになったら火を止める。
小さい容器に大さじ1~2位ずつとり、すぐ固まりだすので湯せんにかけながら、黄色、黄緑、オレンジ、赤に食紅で色づけしてそれぞれバットに流す。(食紅は爪楊枝で取るなごく少量ずつ加える)
バットに流しただけですぐ固まり始めるので、流してから伸ばすのは難しいので流してすぐバットを動かして広げる。色づけ作業をしてる間に残りが固まったら再度火にかけるかレンチン等で溶かせば大丈夫です。
冷蔵庫で30分以上位冷やしてしっかり固まったら紅葉や銀杏の抜き型を押していき、スクレッパー等で端からめくると抜いた形が残るので抜いておく。小さい型だけでなく少し大きめの抜き型でも抜きました。道具で紹介しているコッタの型はモミジ40×40、イチョウ45×40ミリサイズですが、私が使った大きめの抜き型はイチョウは同サイズですが、モミジは35×35とワンサイズほど小さいです。
小鍋に水と粉寒天を入れ中火で煮溶かし沸騰してから2分間弱めの中火で混ぜながら煮る。火を弱め(砂糖追加する方はここで溶かす)、小豆あんと塩を加えて溶かしまぜ、なめらかになったら火を止める。分離しやすいので、鍋底を水にあてまぜながら冷やして、鍋底にさわっていられる位まで冷めたら、水で濡らした流し函に流し入れて常温で置いておき、表面に少しまくがはり固まり始めたらきんぎょくかんを作る。
小鍋に水と粉寒天を入れ中火で煮溶かし沸騰してから2分間弱めの中火で混ぜながら煮る。火を弱めグラニュー糖を溶かしたら火を止める。きんぎょくをようかんの上に大さじ2~3位薄くのばして、型抜きしておいた紅葉を並べていく。(バットから取るのも並べるのもエンボスタイプのスクレッパーでやるとやり易かったです)大きめの型抜きようかんは間に空気が入ってしまいがちなので少しきんぎょくを入れながらが良いかもしれないです。
作業中残りが固まったら再度火にかけて溶かし、紅葉が動かないようにそっと残りを流す。表面が固まったら冷蔵庫に入れてしっかり冷やし固める。
固まったら流し函から取り出し、大きめと小さめサイズのエリアを分けてカット。それぞれ紅葉のデザインを楽しめるようにカット。
大きめサイズは小さめだとよく見えない高齢の方にもデザインを楽しんで頂けます。大きめなので、黄色と緑の境目を抜いて銀杏の色のグラデーションも出せました。
小さめサイズはワンカットに紅葉が敷き詰められまさに紅葉の絨毯。秋の紅葉は鮮やかで宝石箱のようです。
画像は抹茶バージョンですが、人工桜葉で包めばそのまま容器に入れてプレゼントにも。
私好みに甘さ控えめなので、もっと甘くしたい方はお好みで型抜き用に5~10、ようかんには20位砂糖を追加して下さい。高さを出したい方はようかんを1.5倍量で作って下さい。
きんぎょくかんは透明度を高くするには沢山砂糖を入れないといけないので、紅葉が良く見えるよう薄く作っているので少々葉が飛び出ています。少しぼんやりするかもしれませんがしっかり入れ込みたい方はきんぎょくかんを倍量で作って下さい。
数量:流し函(約14×13cm)1台分
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「秋の紅葉ようかん(小豆あん)」beans
© 2006 cotta Co., Ltd.
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