パリッとしたシュー皮に、カスタードクリームをたっぷりと詰めた王道シュークリーム。
丁寧に作れば、しっかりと大きく膨らむ基本のレシピです。
カスタードクリームはバターと生クリーム入りのリッチなディプロマットクリーム。
しっかり膨らんだシュー皮にパンパンに詰めて仕上げます。
コラムではシュー生地の失敗しやすい事例も解説してますので、上手く焼けない場合は参考にしてみて下さいね。
【所要時間目安:40分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
・薄力粉はふるっておく。
・全卵は常温に戻しておく。
鍋に牛乳・水・無塩バター・塩・グラニュー糖を入れ、火にかける。
ぶくぶく泡が立つほど沸いたら、一度火を止める。
ふるった薄力粉を一度に加え手早く混ぜる。
ひとかたまりになったら中火にかける。
1~2分間火にかけながらゴムベラでしっかり混ぜて、粉に完全に火を通す。
火から下ろしボウルに移す。別の小さなボウルで全卵をまず2個溶きほぐし、少しずつ加えて混ぜる。
生地の出来上がりの目安は、ゴムベラですくうとポテっと落ち、ゴムベラに残った生地が三角形状になること。
※卵2個で足りなければ、3個目は少量ずつ生地の状態を見て加えてください。
丸口金を付けた絞り袋で、一つ約6cm程度の大きさでシルパンに絞っていく。
焼くと膨らむので間隔を広めに空けて絞ってください。
刷毛で表面に卵を塗り、フォークで軽く平らにする。
※表面を平らにして、フォークで少し亀裂を作ってあげると綺麗な焼き上がりになります。
210℃に予熱したオーブンを190℃に下げてまず25分焼成し、170℃に下げてさらに20分焼いて合計45分焼く。
※温度が下がってしまうので、途中でオーブンを開けないで下さい。
鍋に牛乳・バニラのサヤと種を入れて、フツフツしてくるまで温める。
ボウルに卵黄・グラニュー糖・薄力粉を入れ、ホイッパーで混ぜる。
卵黄のボウルに温めた牛乳を入れ、ホイッパーで混ぜる。
茶こしでこしながら、鍋に移す。
中火にかけて、絶えずかき混ぜながら炊く。
徐々に固くなってもったりとしてくる。
固くなってきてもすぐに火を止めず、さらに混ぜながら炊いていく。
もったり固かったクリームが、ホイッパーを持ち上げるとトロっと柔らかくなったら炊きあがり。
火を止め、無塩バターを入れて混ぜ、余熱で溶かす。
清潔なバットに広げ、ピタッとラップをする。
氷水の入ったポリ袋を上に置いて、急冷する。
ある程度冷えたら冷蔵庫へ移し、中まで完全に冷やす。
冷やしている間に生クリームをしっかり固めに泡立てておく。
網とカードで、一度裏ごしする。
ボウルに入れ、ハンドミキサーの羽根を1本つけてほぐす。
泡立てた生クリームを加え、ゴムベラで混ぜる。
シュー生地にナイフで切り込みを入れる。
画像のようにやや斜めに入れると綺麗な仕上がりに見えるのでおすすめです。
底からクリームを入れたい場合は、底に十字に切り込みを入れる。
カスタードクリームを丸口金をつけた絞り袋に入れ、シュー皮にたっぷりと絞り入れる。
フタになる部分を被せる。
お好みで粉糖を振って出来上がり。
cottaコラム「【失敗しない】基本のシュークリームレシピ」もぜひご覧ください。
失敗の原因についてもお話ししています。
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「シュークリーム」nyonta
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