毎年作る栗の渋皮煮です。
時間をかけて茹でこぼしてから、砂糖で煮詰めます。(昔のレシピを少し変更しています)
外側のかたい鬼皮(おにかわ)をむくと、内側の茶色のしわがある渋皮(しぶかわ)があります。
鬼皮をむくときは、渋皮を傷つけないようにむく事がキレイに作るコツです。(傷つけてしまうと煮ているときに栗が崩れてきてしまいます。)時間はかかるけど、美味しいので毎年の楽しみとなっています。
【所要時間目安:120分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
(鬼皮をむく)
栗はたっぷりの水に一晩漬けておく。又は、熱湯に5分程漬けてむく。(私は栗を見つけたら購入して洗ってからクッキングペーパーで拭き、ジップロックに入れて冷凍します。冷凍しておいた栗を熱湯に漬けてむいています。この方法がむきやすかったです。)
渋皮を傷つけないように、栗の底面のザラザラした所に、皮剥き器か包丁の刃を入れ引っぱり上げるように鬼皮だけをむきます。浅目に刃を入れないと、渋皮を傷つけてしまい中の栗が見えてしまうと煮崩れていまいます。(私は100均で買った栗の皮剥き器です。)(^_^;)むき終わったら水に漬けておきます。
【栗を茹でこぼす(重曹を入れて3回)】
(1回目)鍋に水を切った栗・ひたひたの水・重曹大さじ1を入れ中火にかける。
重曹を入れるのは、渋皮を柔らかくする為)
沸騰したら弱火にし、あくを取りながら10分煮ます。クッキングペーパーをかぶせて外すとあくが取れます。少ない時はすくって取ります。
湯を捨ててザルにあげ、優しく流水にさらします。(湯は真っ黒になっている)
(2回目)ざるにあげた栗を鍋に戻して、ひたひたの水・重曹大さじ1を入れ、あくを取りながら沸騰したら弱火で10分煮ます。
(3回目)1.2回目と同じように煮ます。
湯を捨て水にさらしたら、手で優しくこすって表面をきれいにします。
【栗を茹でこぼす(水だけで2回)】
ざるにあげた栗を鍋に戻し、水はひたひたに入れ、あくを取りながら10分煮ます。
湯を捨てて水にさらします。これを2回繰り返します。
ボールの水の中で栗をきれいにします。指や竹串で渋皮の表面をこすって、表面の繊維だけをと取ります。溝に付いている黒い筋を竹串で取り除きます。
【栗の重さを測る】
私はここで砂糖の量を決めています。
どうしても数個傷付けてしまうので、煮て
穴が空いてしまった栗は除いて、重さを計ります。この時は800gくらいでしたのできび砂糖を400gにしました。
栗を計ったら、栗を1個1個丁寧に鍋に戻してひたひたの水と半量のきび砂糖を加え沸騰したら弱火で5分煮ます。
残りのきび砂糖も加え、中央に穴を開けたクッキングシートをかぶせ、弱火で20分煮ます。煮立たせないように・・・。
クッキングシートをしたまま、鍋ごと半日〜一晩おいて、栗に甘味を染み込ませます。
半日から一晩おいてから、再度中火にかけます。それと同時に大きめの鍋にたっぷりの水を入れ、ビンとふたを沈めて火にかけます。沸騰したら火を少し弱め15分ほど煮て煮沸消毒します。
煮沸消毒した瓶に栗を1個ずつ丁寧に入れます。
煮汁を好みの甘さに少し煮詰めて、ラム酒を加えて、瓶に注いで入れます。
瓶のフタをして鍋に入れ、フタの2cm下くらいまで水を注ぎ火にかけます。沸騰したら弱火にして15分ほど煮て中の空気を抜きます。フタが緩んでいたら、軍手などをして閉め直します。鍋から取り出して冷めたら冷蔵庫で保存します。
(冷めたあとの瓶の蓋の中央がへこんでいたら真空状態になっています。)
2013栗の渋皮煮
2012栗の渋皮煮
数量:800g前後
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