アメリカではよくあるキャロットケーキ。
これは、レーズンや胡桃、そしてパイナップルとたくさんのスパイスを入れた、柔らかい感じの焼きっぱなしのケーキです。
そして甘いクリームチーズのアイシングをかけて食べるのが一般的。
今回は、このケーキをロールケーキのようにアレンジしてみました。
にんじんだとヘルシーなイメージがあって、お菓子にも生かしてみたいと思ったのがこのロールケーキの始まり。
でもにんじんは特有の香りがあるので、これをおいしく食べるにはやはりスパイスが必要となって来ます。このロールケーキにはシナモンを使ってみました。
シナモンとパイナップルを使って、キャロットケーキの味を守ったロールになったと思います。
この生地は、スフレのようにしっとりとしています。
にんじんパウダーと粗めにすった生のにんじんが入っているので、カラーもほんのりオレンジ色。
もちろん、にんじんパウダーがない時には、その分の薄力粉を増量してくださいね。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
*オーブンは180℃で予熱を入れる。
*天板にうっすらとバターを塗ってベーキングペーパーを敷いておく。
湯せんの準備をする。
ボウルに卵黄とグラニュー糖、はちみつを入れて泡だて器でよく混ぜ合わせる。
これを湯せんにかけて40℃ぐらいに温めるが、温めている間もよく混ぜる。
40℃ぐらいになったら湯せんから外し、ミキサーでもったりと白くリボン状になるまで混ぜる。
別のボウルでメレンゲを作る。
ミキサーを中速で回し、白く泡が立ってきたら、3分の1量のグラニュー糖を加えて高速で混ぜる。
白い泡が均一になってきたら、次の3分の1量を加えてさらに混ぜる。そして6分立てぐらいになったら、残りの砂糖を入れてさらに混ぜる。
8分立てぐらいになったら、ミキサーを低速にして仕上げる。
このメレンゲを少し卵黄のボウルに入れて、さっくりと混ぜ合わせる。
ふるっておいた粉類を雨を降らせるように降り入れながら、このボウルに入れてゴムべらで混ぜる。
下から上へリズミカルにボウルを片手で回しながら混ぜるとよい。
残ったメレンゲを2回に分けてさっくりと混ぜ合わせる。
温かい牛乳とバターにこの生地を少し混ぜてから、これをゴムべらを伝わせて、生地に混ぜ込む。
刻んだにんじんの水気を絞る。
水気を絞ったにんじんを混ぜ合わせる。
用意しておいた天板に生地を流し込んで、パレットナイフで平らにする。
温めておいたオーブンで15分ほど、きれいなきつね色になって触ってみて弾力があるまで焼く。
焼きあがったら、ストンと天板を軽く落として生地にショックを与えて縮みを和らげる。網の上で冷ます。
反対側はこんな感じで焼けます。
ボウルに生クリーム、はちみつ、キルシュとお好みでシナモンパウダーを入れてミキサーで泡立てる。
冷めた生地は、ベーキングペーパーなどに載せる。これにクリームを塗って、上に切ったパイナップルを散らす。
このまま芯をギュっと中に押して巻いて行く。
このまま冷蔵庫で3時間以上休ませて生地とクリームを馴染ませる。
両端を切って、上にお好みならデコレーションをして出来上がり。生クリーム、シナモン、粉砂糖、パイナップルやケーキピック、色のアクセントにミントなどを私は使用しました。
サヴールロールにロールケーキを入れる。
閉めて、ラッピングペーパーでアクセントをつけるように四方をテープで留める。この箱のデザインを見せるために全部を覆わないこと。
OPバッグに入れて、レゾールバンの白とロイヤルコットンのリボンを結ぶ。
アクセントにリボンタイを挟んで出来上がり。
数量:30x30cmのロールケーキ型1枚分
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「キャロット・ロールケーキ」panipopo
© 2006 cotta Co., Ltd.
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