岩手県一関市と釜石市の幼稚園と保育園で震災に遭った園児たちにお菓子やパンを送るプロジェクトが間近に迫りました。200名近くの園児たちと、職員の方々のために全国から義援金が集まり、cotta*さんの協力も得てそれが実現しようとしています。お菓子やパンを作りラッピングを手伝ってくださるボランティアの方々も、地元茨城県はもちろんのこと、北海道や大阪からも来てくださることになり、ひとりでは非力でも、人と人が繋がると大きな力が産み出されるということを体験できることになりました。
小さな子供たちへのお菓子なので、出来るだけシンプルで美味しくてなるべく体に負担にならないようなものを、と考えています。この前は、野菜ジュースとにんじんパウダーのカップケーキ風のマフィンでしたが、今回は見た目がバラの花のようないちごミルクのクッキーです。
作り方は簡単で、ポイントは絞りですが、難しければ円筒状に丸めてラップにくるみ冷蔵庫で冷やしたものを再び作業台の上で転がします。それをきれいな円筒状に整えて、それを厚さ7mmぐらいに切ったものを焼けばOKです。
イチゴとプレーンな生地の混ざり具合がユニークな見かけになりました。不思議なことに牛乳が入ってないのに、いちご味のせいなのか、全体的にミルキーな味わいがあるのです。食べ始めると、ついつい手が伸びてしまうこのバラの形のクッキー、見た目もかわいいのでプレゼントにもいいかもしれませんね。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・170℃でオーブンに予熱を入れておく。天板にシリコンマットかベーキングペーパーを敷いておく。
ボウルに柔らかくしたバターを入れて、よくゴムべらで練り上げる。
これにふるった粉砂糖を加え混ぜる。塩も混ぜ入れる。
卵白を加えて、よく混ぜ合わせる。
ここで、生地を計り、半量ずつに分ける。
半分に薄力粉60gを入れて、さっくりと混ぜ合わせる。
残りの半分に、薄力粉55gといちごパウダーをふるったものを混ぜ合わせる。
プレーンな生地にいちご生地を入れて、さくさくとゴムべらで簡単に切り混ぜる。
おおまかに混ざり合ったら、そのまま星形の口金(1cm)を付けた絞り袋に生地を入れる。
これを用意しておいた天板にロゼット型に絞る。一回転したら出来上がり。
上にフリーズドライのいちごダイスを散らして、温めておいたオーブンで15分程度焼く。
なるべく色が強くでないように気を付ける。必要だったら最後はアルミホイルを上にかぶせて焼くとよい。
焼き上がったら、網にとって冷ます。
可愛いバラ型に仕上がりました。
断面もほんのりピンク色と白です。
OP袋にいちごのワックスペーパーを適当な大きさに切って入れ、クッキーと一緒に入れる。口はギンガムピンクのカラータイで縛る。
バスケットに紙パッキンを少し入れてからワックスペーパーを敷いて、ラッピングしたクッキーを入れる。
カラーラッフルズのリボンをハンドルにかけて蝶結びにして、小さなカードの上にホッチキスで留める。出来上がり。
数量:直径3cm程度のクッキー28枚分
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「いちごミルクのぐるぐるクッキー」panipopo
© 2006 cotta Co., Ltd.
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