コッタさんで見かけたかわいいプラスチックのカップは、なんとエッフェル塔の形。これが気に入ったので、それに合わせた夏のデザートを考えてみました。
7月14日はキャトルズ・ジュイエ(7月14日という意味のフランス語=フランスの独立記念日)なので、トリコロールのお祝いジュレとブラマンジェスタイルに仕上げました。
3層ですが、ベースは2種類だけ作ればいいので、とても簡単です。ジュレは2種類、でもベースはひとつ。これだけで味わいの異なる2つのジュレが出来てしまうというシンプルさ。なお、このデザート、砂糖は一切使っていません。甘味は、はちみつで出しています。はちみつが苦手な場合には、グラニュー糖の割合も合わせて表記しておきますので、置き換えてくださいね。
ここでは、シンプルなゼリー液にブルーベリーをたくさん入れたジュレと、予め取り置いたゼリー液にラズベリーピューレを混ぜて作ったジュレの2種類になります。
真ん中のブラマンジェは、フランス語。『白い食べ物』という意味があります。本来なら、アーモンドミルクで作ったり、アーモンド風味(杏仁と同じです)を付けて作るのですが、ここではコアントローで風味をつけ、牛乳とクリーム、夏なのでプレーンヨーグルトを加えて作りました。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
ブルーベリー味とラズベリー味用のジュレのゼラチンについて
板ゼラチンの場合:2gのものを1枚半=冷水に入れて柔らかくなったら固く絞っておく。
粉ゼラチンの場合:4g 大さじ1の水に混ぜてふやかす。
小鍋に水とはちみつを入れて80℃ぐらいに温めて、よく混ぜ合わせる。準備して、ふやかしておいたゼラチンを加えて(60~80℃ぐらいの時に)、静かに完全にゼラチンが溶けるまで混ぜ合わせる。
ゼラチンが完全に混ぜ溶けたら、このゼリー液から50g取り分けて清潔なボウルなどに入れて、常温でラップをしておく。
まずは、残りのゼリー液を等分に5つの器に注ぐ。ここに洗ったブルーベリーをまんべんなく入れて、ブルーに見えるようにする。
これを冷凍庫に入れて冷やし固める。あるいは氷水を張ったボウル(ボウルごと冷蔵庫で冷やすとよい)に入れてもいいと思います。
固まる寸前に今度はブラマンジェを作ります。
小鍋に牛乳と生クリーム、はちみつ(あるいはグラニュー糖)を加えて、火にかけて混ぜ溶かす。80℃ぐらいになったら、火からおろす。
準備してふやかしておいたゼラチンを入れて、静かに完全に混ぜ溶かす。
ゼラチンが完全に溶けたら、プレーンヨーグルト自体をまず泡だて器でよく混ぜてから、ブラマンジェ液の方に入れて混ぜ合わせる。
最後にコアントローを加えて、よく混ぜる。
固まったブルーベリージュレの上に等分に注ぐ。冷凍庫、あるいは氷水を張ったボウル(ボウルごと冷蔵庫で冷やすとよい)で冷やし固める。
完全に固まったら、今度は取り分けておいた50gのゼリー液に、解凍した25gのラズベリーピューレを入れて混ぜる。
これを固まったブラマンジェの上に均等に注ぎ、あったら分量外のラズベリー(冷凍物で十分です。1個につき、1粒)を小さく切って、ゼリー液に入れる。
冷蔵庫で冷やし固めて、出来上がり。
お好みで、デコしてくださいね。
冷たく冷やしてどうぞ~!スプーンですくうと、こんなふうに3色のトリコロールで、ベリーズもたっぷり。砂糖抜きで出来るゼリー&ブラマンジェです。
注:私は1枚2gの板ゼラチンを使用しています。家庭用に便利な粉ゼラチンの割合を掲載しましたが、粉ゼラチンは板ゼラチンよりも、少し固めに出来上がります。それはゼラチンの形態上の違いなので、問題はありません。
数量:エッフェル塔の器5個分
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「トリコロールでお祝いジュレ&ブラマンジェ」panipopo
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