蓋をして焼く食パンです。
蓋をして焼くとしっとりとしたパンになります。山食パンとの違いをぜひ楽しんでください。
アメリカのプルマン社が製造した食堂車で提供されていた事からプルマンとも呼ばれます。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
材料を計量します。
大きめのボウルに粉・砂糖・塩・インスタントドライイースト・スキムミルクを計量します。
もうひとつ小さめのボウルに仕込み水を計量します。こちらも必ずデジタルスケールを使ってください。
また、別にバターも計量しておきます。
こね
最初はゴムベラで大きなボウルの中の材料をぐるぐると混ぜます。
一生懸命混ぜる必要はありません。均等に材料が混ざればOKです。
そこへ仕込み水を一気に入れ、ゴムベラでぐるぐると混ぜます。
一塊になったらゴムベラの生地をきれいにとって、続いて手でこねます。
2分程度こねたら、バターを入れます。さらに5分ほどこねていくと手から離れるようになります。
さらにこねていくと表面がつるんとしてきます。
一次発酵
オーブンについている発酵機能を利用します。
ボウルに生地を入れて選べるようであれば、35℃で40分置きます。
一次発酵完了の目安は、見た目が倍程度に膨らんでいることです。
発酵機能がない場合は、暖かいところを探し、2倍になるまで発酵させてください。
分割
2個に分割します。1個の重さは約230gです。
分割はスケッパーでおこないます。前後にぎこぎこ押さず、上から1回でスパッと生地をカットします。
あまり生地を触りすぎると生地が傷んでしまい、最終的につるんとしたおいしいパンにならないので注意が必要です。
丸め
生地の綺麗な面を下にして置き、手前から向こう側に半分に折ります。
折ったら綴じ目を縦に向けてさらに折ります。
これを5回程度繰り返していきます。そうすると。表面がつるんとしてきます。
このつるんが大切です。傷つけないようにおこなってください。丸めすぎると生地が裂けてくる原因になります。
ベンチタイム
丸めた生地を休めるための時間です。タッパーに乾いた布巾を敷いて、その上に生地を置き、乾燥しないようにふたをするかきつく絞った濡れ布巾をふんわりとかけます。
常温で15分程度置きます。
成型
生地を裏返しておき、丸く均等な厚さになるように手で上から抑えます。
向こう側から1/3を折りたたみ、手前側からも1/3を折りたたみます。
生地を縦長になるように置き、めん棒をかけます。
(生地を均等な厚さにし、ガス(空気)を抜くため)
めん棒は真ん中に置き、真ん中から上、真ん中から下へと動かします。
生地を奥から手前に向かってくるくる巻きます。
巻き終わりを閉じ、巻き終わりを下にして肩に入れます。
仕上げ発酵
オーブンについている発酵機能を利用します。
35℃で30分くらいが目安ですが、パン生地が型から2~3センチ下になるまで発酵をさせてください。
仕上げ
食パン型に蓋をします。
焼成
予熱したオーブンで焼成します。190℃で30分焼きます。
焼成後、型から出す場合は、型を叩いて中にある空気を抜くとするっと出てきます。
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「角食パン」あかね
© 2006 cotta Co., Ltd.
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