フランスでエイプリルフールに食べるお菓子、ポワソン・ダブリル(4月の魚)。
子どもたちは魚の絵を描いた紙を背中にこっそり貼るイタズラをしたり、魚の形のお菓子を食べてエイプリルフールを楽しみます。
市販のパイシートを魚の形に切り抜き、ルバーブのコンフィチュールと、クレーム・ディプロマット(カスタードクリームにホイップクリームを合わせたもの)をのせ、イチゴをたっぷりのせました。
コンフィチュールはなくても大丈夫ですし、代わりにイチゴのジャムを使っても美味しいです。
カスタードクリームは少量なので、電子レンジで作るのがオススメです。
*写真では倍量で2台作りました。レシピは1台分です。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・厚紙に魚の形を描いて切り抜き、紙型を作る。
・冷凍パイシートを室温に5分ほど置いておく。
・オーブンを200℃に余熱しておく。
厚紙に全長18cmほどの魚の形を描き、切り抜く。魚の形はお好みで大丈夫です。
台に打ち粉をして、冷凍パイシートを2〜3mmに伸ばす。まな板の上に置き、厚紙をのせてペティナイフで切り抜く。2枚用意する。
*パイシートが柔らかくなってきたら冷凍庫に10〜20分ほど入れると作業しやすくなります。
1枚の方は、真ん中を楕円に切り抜く。
穴の空いていない方に溶き卵をハケで塗る。
穴が空いている方を上にのせ、手で軽く押さえる。上にのせた生地にも溶き卵を塗る。下の生地にフォークで穴をあける。
オーブンシートにのせ、200℃に余熱したオーブンで15分ほど焼いてから温度を10〜20℃下げて、さらに5分ほど焼く。あら熱がとれるまで冷ます。
まずクレーム・パティシエール(カスタードクリーム)を作る。耐熱容器に卵黄、砂糖を入れてホイッパーで白っぽくなるまで混ぜる。
ふるった薄力粉を入れて混ぜる。
牛乳を電子レンジでまわりがフツフツするまで加熱する。(沸騰させないように注意する。)②に少しずつ加え混ぜる。
電子レンジ(600W)に40秒かけて、取り出してすぐによく混ぜる。ここで加熱しすぎるとダマになるので気をつける。
*量が少ないため、鍋で作るのは難しいです。電子レンジで作ることをオススメします。
再度20〜30秒かけて、よく混ぜる。この行程を2回ほど繰り返す。とろみがついてきて、フツフツとしっかり加熱できていればOK。
表面を覆うようにピタッとラップをかけ、容器に氷水をあてて急冷する。写真のように保冷剤を上にのせると早く冷やせる。
氷水をあてたボウルに生クリームを入れ、泡立てる。ホイッパーで持ち上げると、ツノがあちこちに立っているくらい、しっかりと泡立てる。
冷やしておいたカスタードクリームと混ぜ合わせる。クレーム・ディプロマットの出来上がり。
目玉を作る。ホワイトチョコレートを丸く絞り、固まってからチョコレートで目玉を描く。
*ごく少量しか使わないので、チョコレートはチョコペンを使うか、テンパリング不要のコーティングチョコを使用すると良い。
パイにルバーブのコンフィチュールを塗る。
クレーム・ディプロマットを詰める。
*余ったクレームは器に入れておいて、各自取り分けた後、お好みで追加できるようにサーブすると良い。
半分に切ったいちごをのせ、ナパージュを塗る。目玉をのせて出来上がり。
数量:約16cm 1台
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「ポワソン・ダブリル 」T&Marie
© 2006 cotta Co., Ltd.
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